2025年 セブ島 ボランティア探求留学
トビタテ留学社会探求コース対応
セブ島 ボランティア探求留学
貧困地域の子ども支援
高校生をもっと海外に派遣し国際的な人材になってもらいたい。そんな趣旨のもとに行われているのがトビタテ留学Japanの高校生海外派遣です。
貧困地区ボランティア探究留学は私達CECが日本事務局を務める現地NGO団体スタッフと一緒に、最初の時点から厳選した活動内容をもりこんでいます。
その内容はトビタテ留学の趣旨にあったもので、参加期間もトビタテ留学の基準を満たしています。NGOとCECの両者が日本とフィリピンで、同時に参加者をサポートできる形をとることがセブのプログラムの強みです。 2025年8月に予定します。
トビタテ留学に関して、本プログラムに参加するための留意点
わたしどもが提供するセブのボランティア探求留学プログラムは2025年トビタテ留学のマイ好奇心探究コース「個人の興味・関心に基づいた問いを解明するための活動」または社会課題探究コース「社会課題に取り組み、課題解決や社会貢献を目指す活動」に対応します。
トビタテ留学は参加者が自ら立案・計画した留学計画を支援するものです。既存のプログラムの内容をそのまま留学計画とするのではなく、参加者が自ら立案・計画する活動を加え、独自性のある留学計画を作成しなければいけません。参加者は、私たちがセブで提供するボランティア活動地域で、それぞれ用意してきた探求活動を行ってください。私どもがみなさんを御連れする場所をうまく利用して活動できるものがよいですが、私どもが提供できない場での活動を計画する場合はお受けできないこともありますので、ご相談ください。
背伸びしすぎる内容の探求活動は、実際に現地で行うのは難しいことが多いです。実行可能なものを探究活動として考えてください。いままでの活動で多くは教育活動(ご自身がいままでやってきたことを使って現地の子供たちに教える、一緒に何か作成する)、食育活動(子供たちの健康に良いもの)を食べさせる、一緒に作る、交流活動として折り紙で千羽鶴を作る、スポーツ交流などです。探究活動について、時間数の指定はありません。
貧困層の子供たちの生活環境を深く知る機会
セブ市内には、貧困層の地域があり、そこに住む人達は、とても貧しい暮らしを余儀なくされています。しかし、経済的な苦境のなかでも、子供たちは元気に育ち、家族の一員として家庭を支える努力をしています。
少ない食べ物を兄弟や友達に分け与えることも、小さな時から身についた文化になっています。そんな子供たちとの交流のなかで、学べることが沢山あります。3週間という短期プログラムとしては比較的長い期間中に同じ活動先を複数回訪問します。
訪問するたびにその場所にいる子供たちとより仲良くなり、深く交流することができる点が通常のスタディツアーとの違いと言えます。
※ このプログラムには日本人スタッフと現地フィリピン人スタッフが参加者のサポートに対応します。
※ 参加されるかたにお願いしたいことがあります。現地で会う貧困層の子供たちのために、夏物の古着を寄付ください。参加時に集めて現地のNGOに寄付します。
セブ島現地の受入団体(NGO)
このプログラムの現地の受入団体はSLPC(Strategic Livelihood Projects Cebu)です。SLPCはセブ市内の貧困地区で活動し、貧困世帯の収入を増やし、貧困から抜け出すことを目的とした活動を行います。このSLPCのスタッフが参加者のみなさんをスラムに御連れし、みなさんの探究活動をサポートします。トビタテ留学の留学計画書の受入団体となります。
トビタテ留学対応、高校生夏休み活動
セブ島 ボランティア探求留学
※ 新型コロナウイルス感染症の影響により、一時途絶えていたトビタテ留学が2023年に再開されました。2025年も引き続き行う予定です。
1 | 2025/7/31 | 木 | 出発セブへ到着後宿舎へ |
2 | 2025/8/1 | 金 | オリエンテーション 午後から各自探求活動 |
3 | 2025/8/2 | 土 | 各自それぞれの探求活動 (現地NGOスタッフがスラム、孤児院などにおつれするので、その場所で準備した探究活動を各自おこなってください。) |
4 | 2025/8/3 | 日 | 各自それぞれの探求活動 (お連れするスラムは毎日異なります。同じ探究活動を別のスラムでおこなうことができます。) |
5 | 2025/8/4 | 月 | 終日自由行動 |
6 | 2025/8/5 | 火 | 各自それぞれの探求活動 (一つのスラムでじっくり活動したい場合には、それも可能です。例えば同じ子供にダンスを教える場合、毎日同じスラムで活動することになります。そのような手配も可能です。) |
7 | 2025/8/6 | 水 | 各自それぞれの探求活動 (トビタテ留学は各自の目的にあった個別プログラムになるため、別途現地で支払いが発生する可能性あります。たとえば一人で毎日公民館を借りて活動することを希望する場合、その人がその公民館の使用費用を負担しなければいけません。また、マイクとスピーカーを毎回単独で使うような場合にもその使用料がかかります。環境に興味ある方が海のゴミを拾うために、毎回海まで行くためにはタクシー代金と一緒についていく追加スタッフの費用もかかります。ご了承ください。) |
8 | 2025/8/7 | 木 | 各自それぞれの探求活動 (探究活動は、実際に私どもCECの現地NGOが手配できる活動かどうかを前もって確認してからトビタテの申請書に記入すべきです。例えばセブでイルカの調査をしたいというような探究活動は手配できません。) |
9 | 2025/8/8 | 金 | 各自それぞれの探求活動 |
10 | 2025/8/9 | 土 | 各自それぞれの探求活動 |
11 | 2025/8/10 | 日 | 各自それぞれの探求活動 |
12 | 2025/8/11 | 月 | 終日自由行動 |
13 | 2025/8/12 | 火 | 各自それぞれの探求活動 |
14 | 2025/8/13 | 水 | 各自それぞれの探求活動 |
15 | 2025/8/14 | 木 | 各自それぞれの探求活動 |
16 | 2025/8/15 | 金 | 戦没者記念式典参加 午後:各自それぞれの探求活動 |
17 | 2025/8/16 | 土 | 各自それぞれの探求活動 |
18 | 2025/8/17 | 日 | 各自それぞれの探求活動 |
19 | 2025/8/18 | 月 | 終日自由行動 |
20 | 2025/8/19 | 火 | 活動全体の振り返り 午後:自由行動 |
21 | 2025/8/20 | 水 | 帰国日 |
※ | スケジュールは暫定的なものです。現地の諸事情(天候、受入機関の都合など)により活動先が変更になることがあります。トビタテ留学生一人一人スケジュールがことなりますので、資料請求された際に、実際に参加したみなさんのスケジュールをサンプルとしてお送りします。 | ||
※ | 探究活動はそれぞれの活動先で参加者が自主的に行う活動です。各自の活動のための準備、必要な道具を持参ください。終日自由行動や、半日自由行動の日には自ら計画した探究活動が行える時間を確保していただきます。 |
ボランティア探求留学活動場所
トビタテ留学に参加するみなさんが活動する予定のスラムの紹介です。そこでみなさんが考えた探究活動を行ってください。現地のスタッフがそれをサポートします。
教会の周りで物売りをするストリートチルドレン: 物売りをする状況、学校に行けているのか、食べることができているのか。どうすれば学校に続けて通うことができるかなどを現地NGOのスタッフのアドバイスをもとに考察できる機会です。子どもたちのために何かできることはないでしょうか。ストリートチルドレンと呼ばれる子供たちもちゃんと家族がいて、帰る場所があります。
墓地スラム: なぜこんなに多くの家族が墓地に住まなければいけないのか。いつから住み始めたのか。子供たちの将来は?ここには広いグランドになるような場所もあります。また子どもたちを集めて一緒に活動できる屋根のある集会所もあり椅子、テーブルも用意できます。
現地の小学校や高校: ただしフィリピンの教育制度が変更になり、8月は現地も休みになっています。学校での活動ができるのは3月に参加される方に限ります。8月は現地の学校が休みなので、貧困の子どもたちは家にいます。その子達を集めてスラムの集会場で活動できます。
海上スラム: セブという島ならではの特徴あるスラムです。貧困の人たちが海に家を建てて暮らしています。台風が来たらとても危険ですが、人々はここに暮らし続けています。沢山の子どもたちもいます。この海上スラムにある教会を集会場として利用し、ここで活動することができます。椅子もテーブルもあります。
市内のスラム: 探究活動は自分で考えてきたことを現地で行う事。廃材からのアクセサリーの作り方を教え、それを貧困層の家族の収入減にするアイデアを披露。
ゴミ山集落: タリサイ地区にあるセブ最大のゴミ集積所として、2015年の1月まで機能していました。現在は閉鎖されたため、このゴミ山には雑草が生い茂り、本当の山のようになりました。今もここに沢山の家族が小屋を作って暮らし、近くにできたゴミ一時保管センターでゴミの分別作業をして生計をたてています
スラムではない場所: たとえば観光地やショッピングセンターのフードコートでインタビュー活動をすることもできます。
初めての海外ボランティア
3週間の高校生ボランティア(トビタテ留学生)の皆さまの体験感想です、参考にしてください。トビタテのビデオは別サイト にアップしています。
■活動から感じたこと 20日間いた、その20日間が15年しか生きてはいませんが自分史上「最速」の20日間であったこと、それが今痛感していることです。子供たちに癒され、フィリピンの人たちの優しさを日々強く感じ、とてものびのびとした、そして充実した20日間であったと感じています。日本との違いはやはり「人の中身」だと思います。あくまで僕の考えなのですが、やはりフィリピンの人、セブの人は「自分」を強く持っている気がしました。
日本では合わせなければいけないかもしれないのですが、「自分は自分」という考えをちょこちょこ感じることができました。そういったところがいい意味での「頑固さ」であると思います。あと感じたのは何かゆるいということ。 僕はPalazzoに宿泊していたのでAyala によく行っていたのですが忘れて、警備体制はモールに入るときに荷物チェックなどと日本でよりも上じゃないかな?と思う時がしばしばありました。
ただたまに「君はいい」みたいな感じでスルーしたりして「えっ、意外とゆるいな」とか街を見ていても「このブロックはちゃんとしたビルやのに横は簡易的というかスラムにあるような家が3棟ぐらい集まってできてるブロックやな」などそういうところは日本よりかは縛られていないような、ある意味で「自由度が高い」などは思いました。
この「頑固さ」と「自由度の高さ」というのが日本との違いだと僕は感じましたし、それが外国の人の「積極的」とか「フレンドリー」みたいなところの根源にあるのではないかなと思いました。
■来年参加するトビタテ留学生へのメッセージ
いろんな家族がセブにはいて、すごく狭い家に5人で寝てる、10人で寝てる…聞いて耳を疑うようなこともあります。
ただそれが現状であるということでありそれをどうにかするためにいれるのは今年は20日間だったのですが、短い期間で何回来れるかわからなくても、一回一回精一杯心の支えになり、生活の支えになり、現状を知り、そしてそれを伝えるそれが伝達者「ambassador」としての役目であり、「トビタテ」であり、「CEC ボランティアの一員」なのです。
僕は15歳でトビタテに受かり参加しました。しかし、このトビタテに受からなくても行く価値のあるボランティア活動であると思います、僕らは(日本という)世界のなかで治安でも経済でも衛生環境も一番上で生活をしている、そういっても過言ではないと思います。
それがはたして人にとってプラスなのか?犯罪も少なく、貧困に大半の国民が瀕しているわけでもなく、飢えもなく、危機感のない生活を送ることこそが本当にプラスなのか考えた時、受かっても受かってなくても、あくまで私個人の感想ですし意見なのですが、参加すべきものだろうと、帰国して便利であり、キレイであり、危機感のないそんなことと思いはじめて考えました。
トビタテ留学の留意点
2025年(第10期)4つの探究コースがあり、それぞれ異なるテーマで留学計画が行われます。
1 マイ好奇心探究コース(250名):個人の興味・関心に基づいた問いを解明するための活動。
2 社会課題探究コース(150名):社会課題に取り組み、課題解決や社会貢献を目指す活動。
3 STEAM探究コース(160名):科学、技術、工学、芸術、数学に関連する問いを探求する活動。
4 スポーツ・芸術探究コース(140名):スポーツや芸術分野の発展を目指す探究活動。
※探究活動:自らの興味、関心に基づいて「問い」又は課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく活動のことです。 自らテーマや課題を設定し、試行錯誤しながら自ら答えを導き出すという「探究心」を大事にしながら行う学修活動
現地NGOの決めた活動に参加するとともに、ご自身で用意した内容で探究活動を行ってください。同じことをべつの場所で繰り返しても大丈夫です。 現地の天候や、受入機関の都合で活動場所や活動内容が入れ替わる場合がありますのでご了承ください。
★重要事項案内★ トビタテ留学JAPANに公認プログラムはありません。この国際ボランティアプログラムもトビタテのお墨付きをもらったり、公認として出しているものではありません。留学計画書に記載されている内容を基に個人の目標や留学の意欲などを中心に審査を行い決定されるものです。本プログラムに申し込めば必ず審査に合格するというものではありません。
参加のみなさまへのお願い
トビタテ留学の応募締め切り日にあわせてこのプログラムの募集を終了いたします。その時点ではトビタテ留学に合格するかどうかわかりませんが、まずはお申し込みください。これは参加予定人数を把握し、現地の受け入れ準備をするために必要な作業です。トビタテに合格してからお申し込みされた場合には募集人員に空きがあれば受け入れる「次点候補」とさせていただきます。
お申込金の11,000円(税込)は、参加費用の一部としてプログラム費用請求の 時に差し引かれます。もし、トビタテ留学に合格せず、申し込みを辞退される場合にでも、返金はいたしません。それまでの事務手続き費用に充当させていただきます。ご了承ください。尚、セブ高校生プログラムにご参加いただく場合はこの11,000円をお申込金22000円の一部に充当致します。トビタテに不合格の場合にはそのまま高校生プログラムに参加するかどうかをお申込みの際にお知らせください。(高校生用の枠にその分の空席を残しておくために必要です)
宿泊施設は大事なポイントです。
海外の滞在を安全に、そして快適に過ごすためには参加期間中の宿舎は大事な要素です。
治安や衛生環境などが安心でき、ゆっくり休めることができるホテルを利用します。
Accommodation
セブ市内でボランティア活動中に滞在するホテルは 現地コーディネーターと信頼関係が有り、安心して滞在できる宿舎です。
宿泊するホテルには温水シャワー、エアコン、テレビがついています。部屋は二人部屋をほかの参加者とシェアすることが一般的ですが、希望により追加料金をご負担いただきシングルルームに変更することも可能です。セブに関してのコロナ対策
トビタテ!留学JAPAN基準に適応
トビタテ留学が延長されることになったことはうれしいです。 トビタテ参加者には優秀な生徒が多いことに驚かされます。きっと皆さんは社会人になっても活躍していかれるでしょう。また、女子の参加が多いです。トビタテ留学は女性進出が求められる日本にとって期待できる人材育成になっています。
トビタテ留学の奨学金を受けるにあたり、その申請書類は通学する高校の先生を通じてトビタテ事務局に送ることになりますので、先生からの協力が必要です。 まずは在籍する高校の担当の先生に「トビタテ留学japan」のことを伝え、先生にも準備していただくことが大事だとおもいます。 申請書(留学計画書)は学校を通じてトビタテ事務局に送ります。
CECは国際ボランティア部門で「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムを応援しています。 真剣に留学に取り組むトビタテ留学生を終了年までしっかりサポートいたします。今後ビタテ留学が終了しても、CECのプログラムとして引き続き「高校生の海外ボランティアプログラム」を続けていきます