海外ボランティア セブ島
ストリートチルドレンと活動
子供たちのことを知ってほしい!
旅行で海外に行くと、旅行会社の人たちから「ストリートチルドレンには気を付けて」とよく言われます。悪い子たちがものを盗んだりするからかかわらないでと言われます。でも、私たちが知る子供たちはまっすぐ将来のために努力しています。そんな子供たちに会いに来てください。
2024年夏休み催行終了
ストリートチルドレン支援団体EMS
慈善団体が運営する孤児院の子供たちは毎日食事を食べることができます。夜も温かいベッドで寝ることができるし学校にも通っています。一方ストリートファミリーは慈善団体からの支援もない家族が多いのでその日の食事も不安です。家賃を払うことができず屋外で寝ることもあります。子供たちは物乞いをしたり、物売りをして家計を助けています。いつも厳しい環境で暮らしているのがストリートチルドレンです。その子供たちを支援するためにEMSは設立されました。
8月1日から7日まで(6泊7日)のスケジュールで開催します。
※EMSはストリートチルドレンの支援をしていますが、子供たちの路上での物売りを助長しているわけではありません。しかし、現在のフィリピンの社会保障の欠点で保護の対象から漏れている家族が生きていくために子供たちが物売りをすることを否定することもしません。現実を受け入れ、どうすることが家族にとって今一番大事なことなのかを考え続けてます。それをご理解の上でご参加ください。高校生以上参加可能(参加費用のページ)
ストリートチルドレンとT-シャツ作成活動
午前-午後 | ||
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8/01 | 木 | 日本各地から到着、セブの空港でスタッフがみなさんをピックアップし、宿泊先のホテルに連れていきます。 |
8/02 | 金 |
※初日にちはオリエンテーションを行います。現地の交通事情やどこで買い物をしたり食事をしたりすることができるかなど、またお金の交換場所などをみんなで確認します。セブの市内になれるための1日です。
午後からは市内の教会まわりでストリートチルドレンが物売りをしている場所を訪問します。
前もって見ていただたいストリートチャイルドの動画 |
8/03 | 土 |
元ストリートチャイルドだった社会人ゲストスピーカーによる座談会を予定します。ストリートチルドレンのおかれた厳しい現状とそれを克服するための手段、いま社会人になってあの頃を振り返った時に思うこと。今もたくさんいるストリートの子供たちへの提言などを聞きます。たくさん質問をご用意ください。ゲストの方の仕事に合わせて曜日が変わることがあります。ストリートチルドレンと会い活動します。一緒にTシャツデザインを作成しましょう。 |
8/04 | 日 |
EMSが週に一度行う子供たちとの交流会に参加します。EMSがサポートするストリートチルドレンが集まる機会です。ここでは子供たちは物売りをする必要はないのでゆっくりとお話をしたり、子供たちに何か教えてあげることができます。また、EMSのコーディネーターからEMSの活動内容などを詳しく聞く機会にもなります。ここでT-シャツのデザインを考えましょう。 地元の小学校の屋外体育館を借りて行う予定です。学校の都合により場所が変更される可能性があります。 子供たちとT-シャツデザインの絵の練習をおこないます。 セブ市内のサントニーニョ教会とそこで物売りをしている子供たち。大きなミサがある金曜日、土曜日、日曜日が物売りのチャンスです。 |
8/05 | 月 | 終日フリーでセブの海に出かけましょう
ジンベエザメと一緒に泳ぐツアーや高級ホテルでくつろぐビーチリゾート体験などができます。参加される皆様にご案内します。 |
8/06 | 火 | 午前中 EMSや現地NGOのサポートを受け高校や大学に進学している子供たちがいます。その子たちをバディとしてセブのスラム街でボランティア活動をおこないます。ゴミ山スラムへの訪問を予定をしています。午後からストリートの子供たちと最後の活動。 |
8/07 | 水 | 帰国の途につきます。 |
※スケジュールはその時の天候や現地の活動先の都合などで変更することがあります。 ※ストリートチルドレン(または以前ストリートチルドレンだった若者たち)との活動がメインのプログラムになります。 ※プログラムの期間中にバディと一緒に子供たちが住むスラムに訪問します。この際、CECが手配する他の一般ボランティアプログラム参加者のみなさんと一緒に活動することもあります。ご了承ください。 | ||
ストリートファミリーの事実
ストリートチルドレンはよくホームレスとか孤児と思われていますが、そんなことはなく、家族がいる子たちがほとんどです。教会のまわりで物乞いをしたり、物売りをしたり、遊んでいるので、ストリートチルドレンといいますが、ほとんどの家族が帰れる場所(小さな家を借りたり、2畳ぐらいの部屋をかりたりしています)をもちます。そんな家が遠く山の中にあったりするので、週末は教会まわりで物売りをするため泊まり込みしていたりするのでホームレスと誤解されることがあります。 お金がなくなって部屋を借りることができなって、しばらく外で暮らす家族もたまにいます
スラムでの活動
ストリートチルドレンが住むスラムへの訪問も予定しています。
山村集落
政府はスラムを取り壊しています。その替わりになる場所を提供する場合があり、山にそういう場所が多く集まります。この山村集落には多くの子供達が住んでいます。学校にいくために何キロも歩かなければいけない時があります。親は仕事がないので、市内まで働きにいかなければいけません。
https://vimeo.com/125526652
ゴミ山の家族
ゴミ山にはおよそ600家庭の家族が住んでいます。ゴミの分別や、処理をするのが仕事ですが、生活環境は劣悪です。
https://youtu.be/4GomSJcwYJs
ゴミの再利用で作られたコミュニティのため、衛生環境は最悪ですが、家族はこの場所を離れたくないと話します。 2024年現在、写真のゴミ山は草木で覆われ、完全に見えなくなり、ほんとうの丘のようになっています。これが最終的なゴミの処理となっているようです。
英語を使って友人作りの機会
期間中現地コーディネーターとはスケジュールの流れ、活動に関しての振り返リなどの確認、プログラム上のアドバイスに関しての話しなど英語で行います。また、活動先によっては同世代のひとたちとの出会いもあり、彼らとも英語で話しします。さらに、コロナ収束後には現地の大学生や若い世代の人たちをどんどんプログラムアシスタントとして登用します。アシスタントと英語で両国の違いや文化交流を深め、さらに深くフィリピンを知り、みなさんの刺激となることができる活動にします。日本語サポートが必要な場合にはいつでも利用できますが、できるかぎり英語を使ってコミュニケーションをとる。それが参加者の皆さんにとっての糧となります。
貧困地区で育ったストリーとチルドレンたち、今は高校生や大学生になりました。小さなころから私たちと仲良くしてきた若者がバディとしてフィリピンの文化を参加者の皆さんと共有します。
宿泊施設は大事なポイントです。
海外の滞在を安全に、そして快適に過ごすためには参加期間中の宿舎は大事な要素です。
治安や衛生環境などが安心でき、ゆっくり休めることができるホテルを利用します。
Accommodation
セブ市内でボランティア活動中に滞在するホテルは 現地コーディネーターと信頼関係が有り、安心して滞在できる宿舎です。
宿泊するホテルには温水シャワー、エアコン、テレビがついています。部屋は二人部屋をほかの参加者とシェアすることが一般的ですが、希望により追加料金をご負担いただきシングルルームに変更することも可能です。セブに関してのコロナ対策