課題解決プログラム

ネパール

ネパールで課題解決「2025年春休み」

ネパールグループプログラム【春休み編】

孤児院

両親が問題を抱えているために一緒に暮らすことができない子供たちが集まり、共同生活する施設です。子供たちの住居です(3~4人で一部屋) 左側の赤い建物はこの施設の教室です。

昼食後に座談会を開き、子供たちのバックグラウンドや施設の抱える問題などインタビューします。

孤児院 子供たちの教室、みんなで一緒に写真撮影!

孤児院の教室で子供たちに日本語を教えたり、簡単なゲームを行い交流します。日本から折り紙を持参し、みんなで一緒に鶴を折ります。

最後は一緒に完成させ、子供たちもとっても笑顔になりました。

日本から持ってきたけん玉を使いました。膝を使ってやるんだよと伝えると、短時間でメキメキ上達!

子供たちからは「独りぼっちだと感じることがあるけど、今日はそうじゃなかった」との声がありました。集団生活をしていても、孤独を感じる子たちがいるのだなと新しい発見がありました。

視覚障害者施設

視覚障害を抱えるオーナーのUmesh(ウメシュ)さんが、視覚障害者をサポートするために立ち上げました。

Umesh氏は、写真の左から3番目です。みんなで製造しているお香は毎朝仏教徒が使うアイテムです。しかし近年、カトマンズにもお香を製造する会社が増えてきていて、供給過多になっているため、なかなか売り上げが伸びない問題があります。

視覚障害者は、そのお香を街中で売り歩き、生活費を稼ぎます。

視覚障害者たちが共同で生活している住居も訪問します。彼らの仕事や生活環境、バックグラウンドなどヒアリングします。

下肢障がい者施設

障がいを持つ夫婦とその家族が暮らすセンターです。およそ6畳ほどの一部屋に、一家族4~5人が住んでいます(水道やトイレは共同) 建物の壁や屋根は安価なトタンでできており、朝晩5℃以下まで冷え込む冬は、室内は外気温とほとんど変わらずとても寒いです。

彼らの住居のそばに小さな作業場があり、ここではネパールの民族衣装の下に着るインナーを作っています。賃金は異常に安く、1日10時間働いても400~500円程度しか収入を得ることができません。

障害を持つ両親を支えるため、学校が終えて帰宅した子供たちも自宅に製品を持ち込み、仕事を手伝います。