一人でも、初めてでも
海外に出る人を応援します
出発前にしっかりと情報を提供し、現地に到着した時から相談できる人たちがいる。最初に一番戸惑うところを手伝うことで、一人でも、初めてでも安心してその国で滞在することができます。そんな存在になること。それがCECの存在理由です。
不安を安心に変えることが私たちの役割です
私(代表のイケガシラ)がその昔、はじめて海外に滞在した時の話しです。イギリス・ロンドンの語学学校と滞在先の手配は旅行会社におねがいしていたのですが、初めての海外渡航、何を準備したら良いのか、出発までに何をすれば良いのか良く分からずにとにかく、何の予備知識もなしに人生初の飛行機に乗ってイギリスに向かいました。
ロンドンの空港に到着したときから苦労しました。予約しておいた出迎えの人が来ていないのです。そのころは携帯電話もインターネットもありませんから待つしかない。集合場所で2時間近く経った頃にドライバーがやってきました。「車がパンクしちゃってねえ・・・」文句の一言も言えばよかったと後になって思いましたが、ひとり空港のホールで心細くいたときだったので、その出迎えドライバーが救世主に見えました。喜んだ私は思わず「ノープロブレム」と言ってしまいました。運転手も私に連絡する方法がなかったのですから仕方ありません。
きっとその時の私と同じような不安な体験を海外で経験した人たちが沢山いると思います。
見知らぬ街並みが自分の街に
私の話を続けます。到着時も不安でしたが、ロンドンの街を歩いて語学学校を探すのも苦労しました。 学校がホームステイを手配してくれていたのですが、位置関係がさっぱりわからないのです。スマホのGOOGLE map など今ならすぐに確認できるのですが、35年前にはそんなものはない、だからロンドンの地図を握りしめながらとにかく歩く。そして慣れない地下鉄とバスに乗る。
語学学校はロンドンの雑居ビル地帯にあります。同じ場所を何度も歩いてもそこにあるはずの学校がないのです。落ち着いてよく見るとなんと、学校は地下にあり、小さな看板だけが外に出ていました。
それでも毎日出かけていくうちに見知らぬ街並みが見慣れた風景にかわり、次第に自分の世界が広がってきます。ホストファミリーが何を話しているのか初めは全然わからなかったけど、ファミリーのほうが外国人の滞在者に慣れているのでいろいろ面倒見てくれました。
私のイギリス滞在を振り返ったときに、もし現地の情報をもう少し前もって集め、英語を練習しておけば、イギリスに慣れるのが数か月早かったでしょう。自分が苦労したことをもっとスムーズに手助けしてくれるサポートがあれば良かった、そんな思いがCECの設立につながりました。
プログラム手配
CECのホームページから好きなボランティア活動プログラムを選び申し込むだけ。面倒な手続きはすべてCECが行います。出発日にご自身で空港に行きフライトに乗ってください。 到着後も現地スタッフが出迎えます。
出発前にはオリエン書類をしっかり読んで
海外ボランティア活動に参加される皆さまにはご出発前に「オリエン情報」をお届けします。 その内容をよくご覧いただければ、どんなところに滞在するのか、現地での活動の流れ、もちろん現地のコーディネーターの連絡先などがわかります。 これを見るだけで結構安心していただけます。オリエン情報には過去に不安になったこと、苦労したことなどの声をお聞きし、それに対応できるようなマニュアルとしての役割もあります。
一人で参加できる
専門的知識が必要な活動はJICAなどで募集しています。私たちの海外ボランティアは一人でも、初めてでも参加しやすい活動を選りすぐって集めています。「最初の第一歩」的な海外ボランティア活動ですからどなたにでもオススメできます。
学生さん、社会人の皆様がいつでもひとりから参加できる海外ボランティア活動です。詳細
帰国してからも続く友情
海外のこと、現地のことを知るためには現地に友人を作ることが一番です。旅行ではなかなかそのような機会はありません。ボランティア活動するからそんな機会に恵まれます。現地でたくさんの友人を作って帰ってきてください。その絆はずっと長く続きます。