聴覚障がい（子ども）施設

ギャナールという地域にある、この施設は、1983年に聴覚障害を持った子供たちを受け入れるという独自の体制が有名となりました。約40名の聴覚障害を持った子供が生活をしています。施設では自立ののための職業訓練を行ったりもしています。

 

子どもたちは寄宿舎として利用していたり、週末など学校がない日には自宅へ帰る子供たちがおり、人数が少なくなります。

子供たちはとてもフレンドリー。施設を訪れると、子供たちの方から寄ってきてくれ、様々な遊びに誘ってくれます。バリの遊びの場合、ルールがよくわからない時もありますが、一緒に時を過ごすだけでも楽しいです。

 

施設のスクールマスターやその他のスタッフの方々もとてもよくしてくれます。

 

ろう学校

施設の近くには子どもたちが通うろう学校があり、歩いて行くことができます。

 

バリ島の学校は二部制をとっているので、子どもたちは午前か午後のどちらかに学校へ行き、昼食は施設で食べます。日曜、現地祝日はお休みです。

 

せっかくなので、子どもたちのためになるような内容で、異文化交流できるように計画、準備をして頂けると良いでしょう。施設側から指示されることはありません。

場所の確認のため、初日は子どもたちと一緒に登校して下さい。学校は自由に見学することができます。時間をもらって、皆さまが先生となって日本のことを紹介する授業をして頂くこともあります。

バリ島のろう教育を知る良い機会になるでしょう。

 

サポートの仕方は人それぞれ

施設やろう学校で、子供たちのためになるような内容で計画し、異文化交流やサポート活動をして頂きます。

 

例えばバリ島と日本の手話で交流をしたり、身近な日本文化を伝えたり、掃除をしたり、体を使って遊んだり、台所を借りて日本食の料理教室や試食、日本のゲーム、制作、スポーツ、歌など。ろう学校ではご希望に応じて、時間をもらい、授業をすることもできます。是非、日本のことを知ってもらえる文化交流の場とされて下さい。

 

活動時間はご自身のスケジュールに合わせて午前のみ、午後のみ、1日を通しての活動ができます。

ほとんどの子供たちは耳が聞こえませんが、コミュニケーションは様々な方法でとれます。バリ島の伝統舞踊の練習も行っており、音楽に合わせて踊る姿は、聴覚障がいを持っているとは思えません。

 

（バリ島担当より）過去に聴覚障がいをお持ちの方も活動されています。弊社ではご出発ご帰国までメールやLINEを中心にご参加のお手伝いをさせて頂き、現地では筆談や翻訳アプリなどを交えながらサポートをさせて頂きます。しかし、弊社は専門ではないこと、また特別な手配を約束ものではありませんので、予めご理解ください。

 

滞在先から徒歩圏内

滞在して頂くホテルから聴覚障がい（子ども）施設、ろう学校へは徒歩圏内です。ここへ通うための現地交通費は必要ありません。

 

寄付で成り立つ施設

施設では生活用品、教育、教材、文房具、食べ物、建物の維持などに関わる金銭的、物質的な支援を常に必要としています。活動の際にご準備頂いたものをそのまま寄付して頂けると有難いです。また、皆さまが滞在して頂くこと自体が施設への貢献にも繋がります。

 

一緒に過ごす時間が大切

子どもたちの多くは親はいるけれども学校のある日は施設で暮らしています。親と一緒に暮らしたいという思いもあるでしょう。それでも笑顔を見せてくれる彼らと一緒に過ごすととで、深く考えさせられる機会となるでしょう。何かしてあげようと思わずに、何よりも一緒に過ごす時間が大切なのです。

 

バリ島文化を知るための現地観光

到着日翌日には、１日かけて現地観光をしながらバリ島の文化を学ぶオリエンテーションを行います。観光する場所は、時期によって現地コーディネーターがアドバイスしながら、主要観光スポットをまわります。参加者の希望を聞くこともできます。

 

この観光をするための専用車の費用は参加費用に含まれていますが、観光にかかる入場料、体験料が必要な場合は自己負担となります。 1ケ所あたり数十円～数百円程度。

 

自由行動

日曜日やボランティア活動の合間などを利用して、自由に観光にでることもできます。自由時間に行う観光はオプションになるので、別途費用がかかります。複数人いる場合は格安になったりします。

 

オプショナルプログラムのご案内

 

現地コーディネーター

バリ人の現地コーディネーター（アミさん、女性）と彼女の息子さんたち。こちらのページで詳しく紹介しています。