参加者レポート
オーストラリアで日本語教師アシスタント No3
学校2日目 まだまだ緊張しています
学校について9:30から始まる授業の前に30分ほど漢字で数字を書き、裏にひらがなで読み方を書くボードを50枚ほど作り、Y8から授業開始。日本のお金について先生が説明し、百、千、万、円などを私が板書し発話する。
その後は、ワークシートを使って漢字の練習。書き順やはねなど間違いがないかチェックして回る。
どのクラスにもやる気がない子はいるが、直接話しかけると通常の先生と違うせいもあるのか聞いてくれる。男の子ばかりのせいもあるのかすぐにうるさくなったり、こづきあいをするので、先生もコントロールするのが大変そう。以前は、女子校におられたそうで、やはり女の子の方が教えやすいそうだ。
次は、レセスだったが、先生がグランドの見回り当番だったので一人で職員室でお茶を飲みに行く。新しい職場は、どこでもそうだと思うが、すぐに溶け込むというのは難しい。
レセスとは、30分くらいの休憩時間のこと。 この間に子供達や先生は軽食をとる。週に一度くらい、誰かがケーキやクッキーなどを用意しているときがあり、それが結構楽しみだった。 職員室で溶け込むのはなかなか難しいが、面白い話題があれば参加したりしているうちに少しずつ入っていける。 でも、ここは、英語力が重要なところ。
次はこの学校で一番下の4年生で、今まで行ったクラスの中では、素直に先生の言うことを聞いていた。内容は、曜日の勉強。月曜日から日曜日までをグループに分けラップ風に歌を作るよう先生が指示。最後にどのグループが一番良かったかを先生と私で決めた。
一番良いと言われたグループはやはりうれしそうだった。
歌が得意な人は、小学校(場合によっては中学校でも)で教える際、会話分などを歌にして音楽にのせて教えると子供もすんなりと日本語を覚えられるので、チャレンジしてみてください。
次は、5年生のクラス。昨日のクラスと同じく日本の地名を書いていく。その後のランチタイムには、語学の先生たちのいる職員室へ行く。誕生日の先生のためにケーキが準備されていて、みんなで食べる。おいしかったが、重いのでかなりおなかがいっぱいになった。
その後は、最後のクラスの六年生。日本でもそうだが、午後のクラスはどうしてもだれやすい。 小学生は、座布団のある部屋で勉強するのだが、寝転ぶ子、立ち上がる子、文句を言う子、言われたことをやろうとしない子と色々いて先生も大変そうだった。でも、やっぱり一人一人個別に話しかけるとちゃんと聞いてくれるのでなんだかかわいい。
日本語プログラムスタッフレポート日本語プログラムスタッフレポート
帰宅後、プールへ行く。オーストラリアの子供たちは、水泳を習うことが多いようだ。ナニーと話していたら彼女のご主人は、外交官だったそう。ナニー自身は、18のときにイタリアから移民してきたそうだ。
オーストラリアは、まさに移民の国で、おそらくアボリジニ(原住民)の人以外は、外国から移住してきた歴史を持っており、自分の家族の移民の歴史を知っている。さすが。
3日目 歩いて学校まで行ってみました
シニアスクールの授業は、ジュニアスクールよりも早く始まり8:35分から。 そのため、今日は、ホストファミリーに車で送ってもらわず学校まで歩いてみた。
結局、この後、歩くのが自由で気に入り、雨が降っていたりしない限りはほとんど歩いていた。 自転車用の道路なども多いので、時間があれば自転車通学もしてみたかったところ。
ゆっくり歩いて20分くらい。途中で桜の花びらが散っているところがあって、こちらは春なんだと実感する。木が緑色で日本の5月を思わせる。気温は、日本よりも低いが日が照っているところは温かい。
学校に着いて最初は、Y10の授業。この間の続き。「将来、何になりたいですか?」など。その次は、Y6でこの間と違うクラスだが、内容は同じ。今日は、レセスの時間に私が学校のコンピューターにログインできるようにしてもらった。
ウインドウズXPなので日本語でも打てる。 自分のコンピューターもあるが、部外者のコンピューターは基本的に学校で使えないとのこと。その後、Y4,Y6。昨日、一昨日のクラスとは違うが、授業内容は基本的に同じことをする。でも、クラスによってカラーが違い、おもしろい。先生が、授業の前に~くんは、やる気がない、とか~くんは授業態度にもんだいがあるとか教えてくれる。
ショッピングセンターでは何でもそろっています
今日は、午後の授業がなかったので、1時で終わり、近くのショッピングセンターに行ってみた。郵便局、スーパー、銀行など一通りそろっている。銀行には、トラベラーズチェックを現金に換えるために行ったが、master,tomas cook関連のT/Cがコモンウェルスバンクで手数料が取られなかった。でも、銀行の人がT/Cのことをよくわからなかったせいかも・・・。
このショッピングセンターの大きなスーパーでは、みりん、しょうゆ、うどんなどなど日本の食材だけでなくアジアの食材もいろいろそろっていた。
家に帰って、毎週金曜は外食しているとのことででかける。オーストラリアらしくステーキ。やわらかくておいしかった。でも、サイズは縦も横も2倍はありそうだった。近くに学校の帰りに行ったよりも大きなショッピングセンターがあり驚く。映画館も入っている。デパートみたいな感じ。
オーストラリアの試験。キャンベラとクイーンズランドは、大学入試はなく学校の成績だけで入れるそう。他の州は、学校の成績と試験と両方らしい。その場合、学校の成績も50%は関係してくるそうだ。
最初の週末の過ごし方
土曜日朝、朝食を食べに外に行く。その後、昨日行ったショッピングセンターへ。なんとすしなども売っていてびっくり。 図書館に行ったらコンピューターがあり、だれでも自由にインターネットが使えるようになっていた。その夜の晩は、ホストファーザーがベイクドポテトなどを作ってくれた。
日曜日は、キャンベラ中心でやっているフラワーフェスティバルに行った。日本の春みたいにチューリップや色々な花が咲いていてきれいだった。夜は、イギリスと同じようにベイクドディナーを食べた。ホストマザーのご両親も毎週来て一緒にワインを飲みながら食事をするそうだ。オーストラリア人はもともとイギリスから来たのだなと実感した。次のページへ