参加者レポート
タイ孤児スクールボランティアプログラム
【 参加者 】20代女性 2018年5月-6月
【 参加した国 】:タイ
【 参加しようと思ったきっかけは? 】:
大学主催の海外研修でインドへ行った際、「貧困」というものを目の当たりにし、今の自分にできることは無いかと探していたところボランティアに出会ったのがきっかけです。
【 活動内容と、その活動時間等 】:
孤児スクールで子どもたちの遊び相手、日本語クラスの授業補佐、配膳などが主な活動でした。
とにかく自由参加型なので、朝は朝食の配膳から参加しようとすると6時半くらいから活動開始で、夜は自分の夕食まで活動とすると18時までになります。
【 参加期間中の面白い発見、感動したエピソード(字数無制限) 】:
日本人がよく来るからか、ご飯を配給していると「ありがとう」と言ってくれたり、校内ですれ違うときに「こんにちは」と日本語を使って挨拶をしてくれたりします。また、休み時間に屋台が来るので、私も挑戦してみようと行ったときには注文の際に、タイ語が話せない私を側にいた学生が見守ってくれていて、困ったときに助けてくれました。校内には犬や猫などもたくさんいるのですが、小さい子たちにどんな雑な扱いをされてもされるがままの猫たちに、猫えらいなぁ…と思っていました笑
【 今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点 】:
配膳やお昼ご飯の際にお水をくれたり、子どもたちがお小遣いで買ったフルーツを私にくれたり、とにかくタイの人は優しい!!という印象です。アユタヤへの行き方や困ったときに使えるフレーズなども全て紙に書いてくれました。現地コーディネーターの方もLINEで毎日近況を尋ねてくれたので、安心して過ごすことができました。
【 現地で感じた不満点 】:
特にありません。
【 今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)をお願いします。 】:
持って行ったほうが良いものは折り紙です。ボランティア寮にも置いてありますが、タイの人は他の国の人より折り紙に対して関心が高いようで、特に小さい子に風船など折ってあげると取り合いになるほどなので自分で持って行ってたくさん折ってあげると良いと思います。
しゃぼん玉などはできるだけ同じパッケージのものが良いです。中身は一緒なのに取り合いになったりするので…。
幼稚園では足し算の勉強をしています。そのため、タイ語で1から10まで言えるようにしておくと指導がスムーズです。また、足し算は自分の手で数えて計算しています。そのためわからない問題はこちらが手を使って説明しても理解しません。「3+5→3つのりんごと5つのみかんを少し間を空けて描く」など「見える化」すると効果的です。
また、幼稚園に通っているくらいの子どもたちはボランティアを叩いてきたりすることがあります。しつけは寮母さんの仕事でボランティアの仕事ではないと思うのですが、ダメなことはダメだと教えないといけないので、「だめ」くらいのタイ語は覚えておいた方が良いかもしれません。
叩いてくるのは2歳くらいの小さな子でそれ以上の子は本当に優しく、気遣いのできる良い子ばかりです。
一緒にたくさん遊んで楽しんでください!