海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

新着情報&お知らせ

バンコク空港のデモの状況

12月2日
ようやく先が見えてきたようです。本日裁判所が、現政府が違法であるとして、解散させました。つまり、反政府の市民が勝ったような形になり、12月3日に空港の占拠を終了するという流れになっています。
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12月1日
相変わらず市民の占拠は続いています。バンコクのコーディネーターからのメッセージです。
thanks for asking about our situation. Away from the demonstration areas the country remains peaceful with no security concerns.

In Bangkok there are a few demonstrations in particular areas.

The demonstration is in peace and do not disturb or have any effect to passers-by. Life in Bangkok still runs in its normal lively style.

Tourists still enjoy their Bangkok roaming.

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11月27日
タイで空港送迎をやっていただいている日系の送迎会社のスタッフの方からの本日のレポートです。土曜日まではこの状況が続くと報じられています。

昨日の空港占拠では、日本からのフライトがキャンセルされ
お越しになるはずのお客様が全てキャンセルになってしまい
私も少なからず被害を受けております。
最近、連休から日程をずらす方が多く、たまたま今回の
事態を被ったんですね。

また、殆どのお客様は24日の月曜日に帰国されたのでよかったのですが
昨日お帰りになれなかった方もおります。
一部の旅行者はチェンマイやプーケット等の他の国際空港から出国しようと
していますが、オーバーブッキングでやはり足止めをくらっているようです。
陸路カンボジアへ行き、カンボジアから出国しようとされている方も
おります。

明日もこの状況が続くとの見通しが発表されております。
何か大きな動きがなければ、このまま長引きそうな感じです。
バンコク市内はいたって平穏ですので、ホテルに滞在されているお客様は
安全ですのでご安心ください。

それではまたなにか動きがありましたらご連絡いたします。

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11月26日

昨日からの反政府市民団体による空港デモのため、バンコク発着便の混乱が起きています。これは、タイ首相がペルーでのAPECより帰国に合わせ空港で抗議活動をしているためです。

バンコク市内へはタクシー(リムジン)などのサービスがストップしています。ただ、バンコク市内は普段通りの生活です。

CECからの参加の方で、コルカタに向かって出発された方々からも随時連絡いただいています。また、コルカタのコーディネータからもインド発、バンコク経由の便に乗られる方々の状況なども良くわかっていますので、プログラムの混乱はありません。デモの活動ピークは、首相が帰国する11/26の昼過ぎと予測されていたのですが、首相はチェンマイに降りたために、デモ隊は首相が辞めるまで空港に居座るとのことで収集のめどがたちません。

空港内も治安はまったく問題はないとの事。CECの参加者の方々は空港内で待っている状態だったのですが、タイ航空の配慮でホテルを提供されました。

インドや、ネパールから帰国される方々にも影響がでています。

タイは現在、以前の首相であった、タクシン氏どうも不正でお金を貯め込んでいたようです。今回デモを起こした勢力により、タクシン首相は国外逃亡し、しばらくイギリスにいましたが、現在はイギリスから入国を拒否されています。

問題は、タクシン首相を追い出して新しく選挙をしたら、またもやタクシン氏の義理の兄弟が首相につき、結局タクシン派が政治を牛耳ってしまったことが今回のデモの背景になりました。

国王と、軍はこの、デモ隊を応援しているようです。政府は警察をコントロールしているので、ややこしい状況になっています。

一般の市民にとっては全くの迷惑なことです。観光にも、経済にも大きな影響をあたえることになるでしょう。
デモ隊と警察の小競り合いはつづいていますが、一般の市民や観光客が巻き込まれているわけではありません。

現地のコーディネーターによると、市内は本当にいつもどおり、安全とのことです。