海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

またこの子供達に必ず会いに行きます

【 参加されたプログラム 】:タイ (参加期間:2014/8/19-9/1)

【 参加しようと思ったきっかけは? 】:
今年の春友人に誘われ初めて海外ボランティアを経験しました。そこで得たもの が多く、私自身の心を動かし、青年海外協力隊を目指したいと思うようになりま した。今回は、海外で教える(アシスタント)という立場で、海外の学校を通して子どもと関わりたかったからです。

【 参加期間中に楽しかったこと、思い出に残るエピソードなど】:
初めての海外一人旅ということもあり、不安(そこまで英語が得意ではないの で)も少しありましたが、楽しみでした。

2週間という期間で参加しました。
子供は2000人を超え、朝・昼・夜の食事の配膳のお手伝いをいたとき、集合した子どもの数には迫力があります。
始めは、日本人2人で行っていた配膳の場所に全く列が出来ません。それは、言葉が通じないため量が調節できないからでし た。それから子供がよく口にする単語を覚え、日本人2人の時でも、タイ語を交 えた会話を常にしていました。

すると、数日後には列ができるようになったのです。
コープンカ!(ありがとう)と言ってくれる子供たちの姿に嬉しさを感じました。

学校自体はしっかりしていてこの子達は恵まれているそう思っていた。
しかし、食事をするところ、寮に入って言葉が出なかった。
衛生的に良いとは言えない環境で、プライベートがあるわけでもなく、恵まれているかと言ったらそうでもなかった。

学校ではイープン!イープン!(日本人)と通りすがりに子供から言われます。 でも、顔を覚えてくるとYOU!に変わります。YOUマイジャイ チャンチュー  MANAMI(YOUじゃない名前はマナミ)と言っているうちに名前で呼んでくれるよ うになりました。

私も子どもたちの名前を必死になって覚えました。一緒に写真撮って、特徴つか んで・・ただ発音が難しい~

遥か遠くからでも名前を呼んでくれます。誰だろう?と。。私を見つけると MANAMI~と走って飛びついてきてくれます。
何気ない行動だけれど、可愛らしい。

大きい子達も本当は甘えたい、おしゃべりをしたい、でもその背景には、なんで も自分より小さい子が優先。だから私は我慢する。お姉さんだから。
小学校高学年、中学生の子達からそのような思いが伝わってきました。

お別れの時、朝からみんな元気がなかった。
極僅かなお小遣いを使いお菓子を買ってくれた女の子がいました。
また、会話帳の索引から時間をかけて探して日本語で私に手紙を書いてくれた2人の少女がいます。

日本に行かないで。。その言葉で涙が止まりませんでした。
行っちゃうの?
この子達には愛が足りない。そう感じました。

この他にも言葉では表せない思い出がたくさんあります。
会えるのであれば今すぐにでも会いたい。

帰国後、衛生的な面、みんなの家何とかしてあげたい!
その思いが強い。もちろん体育の授業もなんとかしたい。
保健体育の先生として働けないかな。
またこの子供達に必ず会いに行きます。

【 今後参加される方へのアドバイスをお願いします。 】:
女の子に、マヌキュアとか持って行ってあげればよかった。
ベビーパウダーでお化粧してた。それも可愛かった。

なんでも取り合いになる。中にはもらってないと嘘をついてまたもらう子も多く いる。

写真は子供たちに任せたほうが良い写真が撮れたりする。
でも、信頼できる子に!ちょいちょい気にしながら。
ものがすぐなくなるから。

生徒の人数が相当多い。

子供達の名前を覚えてあげる。
たった2週間だったけれど全自信のない言語もこんなこと言ってるんだろうな~ とわかるようになった。

タイ語も少し勉強していったが、とにかく発音が難しい。時には子供達の言い方 を真似しても通じないこともあった。
子供達も教えようとしてくれるので少し話せるようになった。