参加者レポート
タイ孤児スクールボランティアに行ってきました
■ 参加期間
2023年1月30日〜 1週間
■ ボランティアの種類
子供関連
幼稚園、学校
■ 参加しようと思ったきっかけは?
発展途上国の現状を自分の目で一度確かめたかったというのがきっかけです。学校を選んだのは、子供とふれあうことや教えることが好きなのと、海外の教育制度に興味があったからというのが理由です。
■ 滞在形態
ホームスティ
■ ボランティアの活動内容と、その活動時間
1日目は現地コーディネーター、スカイさんの家にホームステイし、2日目から訪問したワットサゲオ学校の先生であるチョン先生の家での1週間のホームステイが始まりました。朝は6時前に起き、仏教徒の日課である托鉢僧へのお布施を体験させてもらいました。6時半に朝ごはんを食べ、7時半には先生の車で学校に出発します。毎日朝礼のような集会があるので登校後はそれを見学し、その後自由行動です。昼ごはんをチョン先生の部屋で食べる以外は自由行動なので、私達は英語、日本語、中国語(私が大学で専攻しているので)、タイダンス(チョン先生の担当教科)の授業に参加しました。どの授業でも各先生に許可を取れば一緒に授業を受けさせてもらえます。幼稚園の校舎にもお邪魔させてもらいました。日本語も英語も通じない場所なので言葉が通じなくても無邪気に寄って来てくれる幼稚園児にとても癒されます。体力は必要ですが😅4時半頃には再び先生の車で家に戻り、5時6時頃に夕食を食べた後、シャワーを浴びて寝ます。学校から帰る時に夕食の調達ついでにマーケットに連れて行ってもらったりもしました。また、平日に2.3時間ほど使って学校からスクールバスでアユタヤ遺跡に連れて行ってもらい、日本語の先生と生徒達が案内してくれました。週末もチョン先生とエイ先生が車で地元のお寺巡りに連れて行ってくれたので学校体験だけでなくアユタヤ、アントン観光も出来ました。
■ 参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
タイは発展途上国だと思っていましたが、生徒達は中学生ぐらいからみんなスマホを持っているのは驚きでした。学校には幼稚園児〜高校生が在籍していますが、大学のように授業の種類が多く、語学だけでも英語、日本語、中国語、スペイン語などありました。日本と大きく違うなと思った点の一つは生徒と先生の距離が近いことです。人によっては先生とよく旅行に行く生徒もいるようです。
■ 今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点
タイ人はとにかく優しいです。ホームステイ先のチョン先生とエイ先生は会話の中で知っているタイ料理の名前を挙げると全部作ってくれました。1週間だけの滞在でしたが、タイ料理全制覇したのではないかと思うほどでした。生徒達も日本人と同じでシャイなところはありますが、話しかけると笑顔で対応してくれます。折り紙やシール、ビーズで作ったアクセサリーをあげるととても喜んでくれました。お菓子作りが得意な子が最終日にお菓子をくれたりもしました。一見無愛想そうな先生や売店の店員さんでも一度話しかけるととても気さくに対応してくれて、その後も見かけると手を振ったりしてくれます。言語が通じなくても挨拶だけでもいいから積極的に話しかけることが大切だと実感しました。
■ 今後参加される方へのアドバイス
私達はボランティア後にバンコク観光をしたので現金が必要でしたが、ボランティアだけだと先生が全て出してくれるので、お金を使うことがないです。SIMカードとお土産代がいるとしても2万円あったら充分なのではないでしょうか?子供達のプレゼントは何かあった方が話題性もあっていいと思います。小学生以上には折り紙やあやとり、シールやビーズで作ったアクセサリーを渡しました。幼稚園児には折り紙やシャボン玉がおすすめです。シャボン玉は一瞬でなくなったので液もストローも数が多い方がいいです。トイレットペーパーは必須です。あとは蚊が多いので虫刺されの薬があると便利です。虫除けスプレーなどはチョン先生達が対策してくれるのでなくても大丈夫でした。季節にもよるかもしれませんが、朝晩冷えることがあるので羽織るものがあった方がいいです。