海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

今回思い切って行ってみて良かった

◆参加期間◆    2015年 9月 8日 ~ 2015年 9月 15日まで (1週間)

◆参加の動機◆
以前よりマザーテレサの本やドキュメンタリーを観て憧れていたため参加。

◆家族構成◆
ホストマザーのみ、一人暮らしだが、娘や孫が毎日の様に遊びに来る。
ペット: 無
食事:非常においしかった  

◆生活形態について◆
食事は非常に美味しく、毎日カレーだがバリエーションがあり(魚、野菜、ポテト、豆カレーにごはん、ロティ、チャパティなど)飽きない。
夕方、家に帰ると紅茶とビスケットを部屋に持って来てくれた。夕飯は夜8時半ごろで、その時に明日の予定や朝ごはんの時間など話した。
トイレは紙を流せなかったり、現地の人は水で洗うので、日本からトイレットペーパーは持参。
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トイレとシャワー室が同空間なのでスリッパよりビーチサンダルを室内履きにした。
また、日本人は夜にお風呂に入ることを理解してくれている。湯船はない。お湯は出るらしいが暑かったので水シャワーにしていた。
風呂場でTシャツを洗っていたら、なんで言わないのと言われ、一回、洗濯機で一緒に洗ってくれました。
下着はシャワーの時に毎日手洗いするとすぐに乾いてました。
冷房は無く天井にファンがついてました。
よく、娘さんやお孫さんが遊びにくるので、一緒に折り紙したりし遊びました。
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感想:
日本人を10年以上受け入れている家庭だったので日本人に慣れているように感じた。
とても優しく穏やかでいつも気つかってくれた。お腹を壊すから屋台で食べず、ホテルやちゃんとしたレストランで食べるよう言われた。家では毎回、良く火を通した物を提供してくれた。
本当の娘の様に温かく迎えてくれた。会話は英語。

◆ボランティア活動に関して◆
活動先施設: カリガート(死を待つ人々の家)  
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◆活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
カリガートで金曜から月曜日まで4日間、午前中8~12時のみボランティアしました。
イタリア人、スペイン人、アルゼンチン人、ウクライナ人、アメリカ人、台湾人、中国人、韓国人、ブラジル人など毎日色々な国からボランティアに来た人と一緒に行動し楽しかったです。
洗濯やお皿洗い以外は男性は男性、女性は女性のフロアに分かれて行動する。
7時ごろマザーハウスに行き、バナナ、パン、チャイの朝食が無料で頂けたり、カリガート以外にボランティアに行く人達と交流できる。シスターからお知らせがあったり、歌を歌い、それぞれのボランティア先に分かれる。
8時ごろから皆でバスに乗り、カリガートへ 向う。
8時半ごろカリガートの2階に荷物を置き、1階でまた歌を歌い、シーツや衣類の手洗い洗濯、洗濯干し、歯磨きや内服の介助、マッサージ、トイレ介助、シーツ交換などをする。
10時半から2階で休憩、チャイやビスケット、バナナが無料で提供される。
11時から食事介助(毎回カレーとごはん)や洗面器と水差しを持って行き、食事前後に手を洗ってもらう。
食後は皿やスプーン、コップなど洗い片づけ。
12時で終了。
11年働いている日本人女性が一人居て、分からない事は聞けば日本語で教えてくれた。
日曜日の10時にカリガートでミサがあり一緒にお祈りした。室内は撮影禁止。特に最終日に許可は取らなかった。中まで撮りたいと思わなかった。
場所がわかったし、朝食はホストマザーが出してくれるので、土曜日と月曜日はマザーハウスに寄らず直接、カリガートに地下鉄で一人で行った。マザーハウスに寄ると朝、6時に家を出ないと行けないので…
その日のホストマザーの朝食はビスケットと紅茶になる。初日(カロルさんが一緒に行ってくれた)と地下鉄が朝早く動いていない日曜日はバスでマザーハウスに寄ってから皆と一緒にカリガートへ行ってた。
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◆ホームステイ先からボランティア施設までの交通手段は?
【バスの場合】
ステイ先近くのバス停→マザーハウスへ(221 か 223のバス。40分/8ルピー)
皆で(他のボランティアと一緒に)マザーハウス→カリガートへ(バス。8ルピー)
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【地下鉄の場合】
ステイ先近くのバス停から→地下鉄のベルガチア駅へ(215-1 のバス。6ルピー)
地下鉄のベルガチア駅→カリガート駅へ(地下鉄。15ルピー)行き、徒歩でカリガートまで10分。
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◆Cultural activitesに関して◆
ヨガ体験:一対一だったので300ルビーしましたが、簡単な日本語も話してくれ、わかりやすかったです。 

インディアンクッキング体験:娘さんに自分でお願いしました。  娘さんからスパイスの使い方を教えて頂きました。 
お礼に日本から持って来た物で寿司と白玉団子を作り、喜んでくれました。親戚の人もやって来ました!
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ボリウッドムービー鑑賞:映画はボランティアで知り合った人にニューマッケットのケンタッキーの2階にあると聞いて、自分で行きました。カロルさんも家の近くに映画館はあると言っていました。
言葉はわからなかったけど面白かったです。70ルビー(席による)。

日本語学校での交流:2日間(土曜、日曜日の午後)参加しました。
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その他:お母さんから家にあるシルクの一番良いサリーを着せてくれました。 娘さんに日本語学校用に持って行った浴衣を着せました。
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◆持ち物に関して◆
日本より用意し、役に立ったものは?
レトルトのお粥、ビーチサンダル(室内用に)、うがい薬、のど飴、風邪薬、ポカリの粉、除菌ティシュ、ポケットティシュ 

◆コルカタ市に関して◆
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
ニューマッケットで腕輪(150r)やおでこシール(35r)など買い物しました。 沢山お店があり楽しい。 
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反対にお勧めできない場所等があればその理由もお知らせ下さい:
サダルストリートを歩いていると「こんにちは」「にほんじん?」など日本語で沢山声かけられますが聞こえないふりし、スタスタ歩きました。私の目的はマザーハウスでボランティアをしに来たので!
また、屋台の食べ物は食べないようにしました。 

コルカタ以外の街を訪れた方は、下記の質問にお答えください:
どちらに行かれましたか?
一週間だった為行けなかったが、今度はダージリンに行きたい。

◆ご参加頂いた時期に関して◆
気候、お天気はどうでしたか?
たまにスコールのような雨が突然降ってはすぐにやみました。
33度位でしたが、蒸し暑く、日本の猛暑の様な感じ。冷房が無いので汗びっしょりになります。

服装は?
Tシャツに綿パンの様なラフな格好がよい。
スニーカーや靴下ではなく、クロックスの様な、濡れても洗え、つま先が隠れる靴がよい。

◆インドの物価に関して◆
ご参加時のレートは?  1ルピー=約2円
一週間で5千円両替した額しか使わなかった。

◆レンタル携帯に関して◆
滞在期間中チャージをいくらしましたか:
カロルさんから連絡事項があたり、聞きたい事があり数回使用しましたが、チャージせず済みました。
何か困った事があった時の為に持っているだけで安心しました。 

◆予防接種に関して◆
渡航にあたり予防接種を受けましたか? はい  
はいと回答された方は、その種類をお知らせ下さい:
カリガートに行きたかったので東京のトラベルクリニックで前もって、期間をかけて接種しました。
病気ではないので保険が効かず、かなり高額になりますが、自分の為なんでA型肝炎、腸チフス、破傷風をしました。
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◆印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど◆
初めてのインドだった為不安や怖い気持ちがありましたが、以前から行って見たかったマザーハウスに今回思い切って行ってみて良かったです。
町はベンガル語しか通じない事もありましたが私がボケっとしていたら、バスの人がココで降りるんでしょ!ってジェスチャーで着いたら教えて下さいました。
一週間の短い期間でしたが全てが印象に残る体験で日本では味わえる事のない経験となりました。
豊かな日本しか知らないと分からないことが沢山あります。
路上で子育てしているストリートウーマン、大きな荷物を乗せて自転をこいでいる男性などみんな必死に生きている姿を見て感動します。
私は色々な物があるのにさらに買ったり、お腹いっぱいなのにまた食べたり日本でしていて贅沢で恥ずかしくなります。
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インドは物を大切にして、人が助けあって生活していて、町に活気があり、日本の戦後のような感じだと思いました。忘れ掛けていた日本かもしれません。
今回、私は希望でマザーハウス以外にも趣味で茶道(裏千家)を習っている為、日本語学校に参加させて頂きまさした。今後も人の役に立つ事、必要とされる事をしていきたいと強く思いまさした。
今回の貴重な旅はCECの大吉さんや現地のカロルさんやそのスタッフさん達のおかげで成り立ったものです。いろいろな手配ありがとうございました。
 
お名前:泉   性別:女性      ご年齢: 40代