海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者の声

テムズ川とピーターラビット

ロンドンでのオリエンテーションを終えて、電車でボランティア先の施設へと移動。
 荷物は大きいものの、ロンドンの地下鉄はそれなりにエレベーターもあり親切なサービススタッフもあちこちにいて、途方に暮れるということもありません。ただし、時間には余裕があった方がよさそうです。
 始発駅パディントン駅から、施設最寄駅まで1時間弱、電車が走るに連れて建物がまばらになり、入れ替わるように緑がどんどん増えていきます。

 電車を降りると、スーツケースが目立つのか、こちらが探すよりも先に施設から迎えにきてくれた職員の方がフェンスの外から声をかけてくれ、ようやく到着した実感がわいてきました。
 施設内や周囲を案内してもらい、徒歩20分の最寄りの町の食料品店などを確認している間にも、あちこちから野うさぎやリスが顔をのぞかせます。
 テムズ川沿いに建つ平屋建てのこの施設には、入居者さんが約20名、看護職、介護職、事務職、キッチン、設備関係、庭師などなどのスタッフに加えて、私たちオーバーシーズのボランティアがいます。
 ゆったりと流れる川を眺めることのできるテラス、花が咲く裏庭にも野うさぎが子どもを連れて飛び跳ねています。
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 入居者さん、職員さんともにボランティアに対してとてもフレンドリーでおおらかに接してくださいます。いろいろな国のボランティアを経験されているためか、発音しづらいと思われる日本名も意外にすんなりとクリアしてもらえるのが驚きです。
 まずは名前と顔の一致から、それぞれの性格や個性、お茶の好みや口ぐせ(?),
お気に入りの話題など、少しずつ覚えながら、良い関係作りができるといいなと思います。

日曜、遅い昼食の後のリビングにて。

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