参加者レポート
バリ島孤児サポート 8月
インドネシア、「バリ島孤児サポート」の参加レポート。
■参加された国名
インドネシア
■参加期間
2019年8月4日〜8月
■参加の動機
海外の文化を身近で感じてみたいと思ったからです。また、あえて英語の通じにくい地へ行って自身のコミニュケーション能力を高めたいと思ったからです。
■ボランティア活動について
バリ島クルンクンにある孤児院へ8月4日〜8月17日までの約2週間訪問しました。活動を振り返って感じることは、日本と現地との違いにとても驚きました。孤児院の子どもたちは主に昼間に学校へ行き、昼からはお昼寝をしたり遊んだりと日本とは大きく異なっていました。私は始め、どうしたらいいのかわからなくて戸惑いましたが、みんな興味津々で私の持っているもので遊んだり、逆に私ににもいろんな遊びを教えてくれました。また感じたことは、明かりの大切さです。夕方日が沈み始めて暗くなってしまうと主な明かりがあまりありませんでした。私自身夕方になるまでにシャワーを済ませて、夜はなるべく寝るだけにしていました。孤児院にいる子供たちも同じような状況でした。もっともっと長く明かりがあればやることも多くなるし、子どもたちにもいいのかなと思いました。訪れる機会がある方、ソーラーライトなんかを持っていくといいと思います。また、日本のカレーやふりかけを振る舞いました。カレーを作る際に鶏肉を私はさばくことができませんでした。自分は普段カットされたものしか見たこともないし、触れたこともありませんでした。自分ができないという無能さを痛感すると同時に私と同い年の子が悠々と作業していてすごいなと思いました。環境の違いによってお互いにできることと、できないことが違ってそれを補いつつ生活できたのは良かったと思います。私はボランティアに行ったのにたくさんの人に助けられて生活していました。どこに行っても一人で生きていくことなんてできないし、みんなで支え合っていくことが改めて大切なんだと学びました。
■その他の感想
一番印象に残っていることは、毎日夕食を食べ終わったあとに子供たちとみんなで勉強をしたり日本から持っていったペンライトやシールで遊んだりしたことです。私はこの夜の時間が一番楽しかったです。日本とインドネシアの国歌を歌い合ったり、日本の音楽を伝えたりしました。他にもインドネシア語を教えてもらったりもしました。少しの時間ではあったけれどみんなの仲間の一員になれた気がしてとても嬉しかったです。最終日には、仲良くなった子から大切にしているキーホルダーをもらいました。お互いにまた絶対会おう。と約束しました。私にとってすごくすごく価値のある夏をこの地で過ごせたことを本当に良かったと思います。
■滞在先やその周辺について
滞在形式はシンプルで部屋には二段ベッドが2つあるだけです。布団には掛け布団はありませんでしたが、アミさんに頼んだら持ってきてくれました。朝晩は少し寒かったので長袖は必ず持っていくべきです。また、朝早くからお祈りが聞こえてはじめはびっくりしました。近くにあるスーパーでだいたいのものは揃いますが、衣類などはないのでしっかりと用意する必要があります。トイレは流せません。なのでビニール袋を多く持っていくといいと思います。また、周辺には美術館もありました。私はあらかじめバリ島やクルンクンについてもっと勉強してから行けばよかったと後悔しました。なので今から行く方にはぜひ歴史や文化について少し勉強してから行ってほしいです。個人の時間も充分に取れると思うのでたくさん歩いていろんなところを見てみてほしいです。孤児院の方々はみんな優しかったです。わからないこと、気になることは何でも聞いてみるといいと思います。私はお土産の値段などどれくらいが妥当なのか、どうやって値切ったら良いのかを教えていただきました。
■現地の物価について
現地では1万5000円程度使いました。水は毎日買いました。ペットボトルは2リットル一本50円ほどでした。また、孤児院にいる間は孤児院で食事をしたので一切使いませんでした。観光はプランにあるのとは別に1日観光に行きました。クタのラプランチャビーチ、バリ島のショッピングモールに連れて行っていただきました。ビーチはカラフルなクッションがおいてあってとてもきれいでした。その日にかかった食費は2000円程度でした。また、駐車料金が行く度に数十円あります。また、孤児院の前にあるスーパーでお菓子をたくさん買いました。一つがだいたい100円もいかないので様々な種類を買うといいと思います。私はお土産でお菓子、ELLIPS(とてもいいのでおすすめです)、コーヒー、唐辛子のスパイス、銀のアクセサリー、かごバッグ、Tシャツ、ハンドクリーム、石鹸などを買いました。特に美容系の商品はとてもいい匂いでおすすめてす。
■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点など
アドバイスとしては、自分から積極的に行動することがなにより大切だと思います。子どもたちや孤児院の方々、みなさんとても優しくてたくさんのことを教えていただけるので自分からコミニュケーションをとりにいってみてください。また、私は高校生だったので子供たちからは同い年に見えたのかいっぱい遊びに誘ってくれました。一緒に公園に行ったり、休日はお祭りに連れて行ってくれたり、買い物についてきてくれたりしました。男女年齢関係なく接して、少しでも孤児院のみんなにとって普段とは違う環境や日本の文化を提供できていたら良いなと思います。