海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

ホームステイせずには得る事のできない経験をすることができました

ネパールボランティア&ホームステイプログラム
■参加期間■  
27年 1月 12日   ~   27年  1月 27日まで ( 2 週間)

■参加の動機■
海外でのボランティア活動をしてみたい、自分に少しでも自信をつけたい、ネパールに行ってみたい! 

■ホームステイ滞在に関して■
家族構成: お父さん お母さん 子供2人 祖父母 

■ペット: 無

■食事: 非常においしかった

■生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
トイレが屋外、冬場は暖房器具はなし、 
朝食は活動先の日程により違いますがパシュパティナートでの活動の時は6時45分に朝食、CBRの時は7時45分ごろでした。夕飯は20:00頃です。夕食はご家族はみなさん手で食べます。スプーン等も用意してもらえますが、私は現地を味わいたく手でたべました。慣れると簡単です。ごはんはとても美味しくて、たくさんおかわりをしてしまいました。                      
 シャワー・洗濯は大切なお水を使うのが申し訳なく思ったので一週間に1回の使用にしました。シャワーは土曜日・日曜日の11時頃に使用させてもいました。

■ボランティア活動に関して■
どちらで活動されましたか:パタンCBR ・パシュパティナート(old people house)・日本語学校
CBR:通常は土日を除く平日 10:00~15:00 施設の職員の方は皆さんとても優しく親切な方でした。子供たちも笑顔が多く明るくとてもかわいいです。昼食は14:30~に提供してもらえました。
パシュパティー:ほぼ毎日 09:00~11:30頃まで シスター含めボランティアで来ている現地の方や外国の方皆さんフレンドリーで優しく素敵な方たちでした。 
日本語学校:8:00~9:00 校長先生はとても日本語が堪能な方で優しい方です。 

ホームステイ先からボランティア活動先までの交通手段は:
CBR:徒歩30分ほど 
パシュパティナート:バス停まで徒歩40分 バス停~パシュパティナート近くのバス停まで30分 バス停~施設まで徒歩10分程 
日本語学校:チェイワンさんオフィスビル内 チェイワンさん宅から15分程 

■英会話or ネパール語レッスンに関して■
非常に良かった
感想:まったくと言っていいほど英語が話せない私に、とても優しく英会話のレッスンをしてくれました。レッスンをしていくうちに「英語を話せるって楽しい、嬉しい」と思えるようになりました。とてもいい機会を頂けたな。と思っています。 ■

持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは:
・懐中電灯(停電時に必要なので必須です)
・液体洗剤(泡立ちが良い、流しやすい)
・ウェットティッシュ(手を拭くため)
・おしりふき大判(シャワーを浴びない時)
・タンブラー(持ち歩く時のため) 
・ホッカイロ(貼る)

その他、便利だと思うものは:
・おかゆ(おなかを壊してしまった時)
・お煎餅等日本食(日本食が恋しくなった時用にもっていきました。)
・マスク(砂埃がとても多いでとても重宝しました)
・風邪薬
・鼻炎薬
・トイレットペーパー(私は4ロール持って行きました。)
・汚れても良い服・ズボン(パシュパティナートで掃除をする際大量の洗剤を使います。漂白が入っているのか、その洗剤が服に飛び色落ちをしてしまいました。)
・ジップロック

■カトマンズに関して■
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
パタンのダルバール広場:時間がある時はダルバール広場でのんびり人間観察をしながらゆっくりとした時間を過ごしました。  パタンのダルバール広場の近くに日本人の方が経営されているお土産やがあります。

反対にお勧めできない場所等があれば、その理由もお知らせ下さい:
特にありません。 

■カトマンズ以外の街を訪れた場所は?■
・キルティプル (ロビンさんのガイドで徒歩4時間半ぐらい&バス)無料  
トレッキングです。街並みを歩いたり急な坂を上ったり下がったり。軽い散策と思うと想像を絶します。本当に歩くのが苦手という方は、案内にもありますが前もってお伝えしておく方がいいかと思います。思った以上に歩きますが、街並みや高いところからの景色、人々の生活や歴史に触れる事ができるのでとても楽しかったです。(水分必須です、夏場等はタオル必須だと思います)
      
・バクタプル・ナガルコット(ドライバーさんの送迎)$140(3人で参加したので少し割引がありました)
ナガルコットに行くまでの段々畑?がとても印象に残っています。とても素敵だな~と思いました。また朝日もとても綺麗で見る価値ありだな。と私は思います。ホテルでの一泊ですが、各部屋のシャワーが10分ほど待たなくてはお湯がでないという現状。朝晩は冷えるので暖かいものが必要です。 
バクタプルでは陶器を作っている所を見れたりとパタンとはまた違う雰囲気を味わえました。
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ヒマラヤ山脈から出る朝日

■ご参加頂いた時期に関して■
気候、お天気はどうでしたか:日中は上着がなくてもフリース一枚で過ごせますが、朝晩は特に冷えました。 

服装は:上にも書きましたが、日中はフリース一枚、パーカー一枚で過ごせます。夜はとても寒かったので下は裏起毛のズボン、上はフリースの上着にジャージ重ね着をしました。それでも寒い時には貼るホッカイロをお腹に貼り寝ました。

■ネパールの物価に関して■
ご参加時のレートは:  1ルピー=約1.2円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
ダルバール広場:500ルピー 
お水:20ルピー~25ルピー 
スカーフ:350ルピー 
手袋:500ルピー 
2週間で約10000~15000円(お土産込)

■予防接種に関して■
渡航にあたり予防接種を受けましたか: いいえ

■今回のご参加を通じて、最も印象に残っていること■
当初、初めて海外で一人、英語も話せない、日本とのギャップに衝撃をうけ「なんて無謀な事をしてしまったのか、2週間大丈夫かな?」と正直不安に思いました。しかしチェイワンさんファミリーをはじめ、ロビンさん、ネパールの方はとても優しい方が多く、私の英語にもならないような言葉でも親身になって理解してくれようとしてくれました。おかげで2週間過ごす事ができました。

日中鳴り響くクラクションの音、多くの車やバイクが行きかう道路横断、舗装されていない道、行先が不安なバス、戻ってこないおつり、ネパール語が行き交う店先、値段交渉、早朝に響くお祈りの鐘の音、お祭り、前日に決まるストライキ、日本にいたら味わえない経験をネパールでしてくる事ができました。今、日本に帰って日常生活をしているとネパールの雰囲気や匂い、音が懐かしく思う時があります。それだけ私にはとても魅力的な国でした。 

観光で訪れるだけでは見ることのできない、現地の人々の暮らしや路地や家族を大切に思う気持ちなどホームステイせずには得る事のできない経験をすることができました。 

CBRでは、子供たちのかわいい笑顔や明るさからたくさん元気をもらえますよ。帰り際で「バーイ!」とハグしてくれた時には嬉しくてたまりませんでした。

パシュパティナートでは、朝施設に着くとおじいさんが「ナマステー」と笑顔であいさつをしてくれました、そのたび「よし、今日も頑張るぞ」と思えました。 

日本語学校では、一生懸命日本語の練習をしている学生さんがいることが日本人としてとてもうれしくおもいました。 

Old People house・日本語学校は本来の希望活動先ではありませんが、急なストライキやお祭りなどでCBRがお休みになってしまった時に活動させていただきました。

私も最初はプログラムへの参加に迷いがありました。(英語はできないですし、引っ込み思案のTHE日本人性格なので・・。)ですが思い切って参加して、不安に思ったり、落ち込んでみたり、嬉しいことがあったり、楽しいことがあったり・・・。2週間なのに1か月ぐらい居たのではないかな~と思うほど濃い2週間を過ごす事ができ、今では本当に参加してよかったと思っています。

大吉さんをはじめCECの方々・チェイワンさんファミリー・ロビンさん・お会いできた方々、本当にお世話になりました。ありがとうございました。 
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チェイワンさん・ニーラムさんと

PS. ネパール滞在中、憲法改正(?)やら政治のからみで、カトマンズの街ではデモが行われているとのことで、外出を控えるようにも言われました。 そんな中、ナガルコット+バクタプルに専用車で出向いたため、「この車は観光客が乗っているだけだよ!!」とわかるように、このように紙を貼って、万が一の暴動?トラブルに巻き込まれないための対策だそうで
す。
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お名前:N・N
性別:女性      ご年齢:  20代