参加者レポート
ネパール・ボランティア&ホームステイ
■参加期間例:9月28日〜1週間
■ボランティアの種類
子供関連
成人(18歳以上)
孤児院
日本語教育
■滞在形態 ホームスティ
■ボランティアの活動内容と、その活動時間等
①日本語学校
朝8時〜10時 家から徒歩10分
初日は完全に授業を任されました。不安でしたが、先生の手助けもありなんとかできたと思います。生徒さんはとても熱心で、少しシャイですが、わからないところは聞いてくれるのでとてもやりやすかったです。日本語の試験が近かったこともあり、その後は授業を任されることは少なかったのですが、生徒さんのノートをみて回って、正しくかけているか、発音ができているかなどみて回ると時間はあっという間でした。基本的に文法が進んだクラスにいたのですが、たまにひらがなを練習するクラスにも参加しました。最終日には日本のえんぴつとお菓子をプレゼントしたのですが、とても喜んでいたので、何か文房具を持っていくと良いと思います。
②孤児院
夕方3時半〜6時半 家からバスと徒歩で1時
毎日走り回ってました。小さい子供たちには英語が通じにくかったですが、簡単な英語の単語と身振り手振りでたくさんコミュニケーションが取れました。ネパールのだるまさんが転んだやカバディを教えてもらえて、とても楽しかったです。毎日エンドレス鬼ごっこをしていたのですが、何回タッチしても「あなたが鬼ね!」と言われて、鬼から抜け出せず筋肉痛の毎日です(笑)。子供達は学校のテスト期間だったらしく、勉強をしなければいけなかったのですが、私が教えるとどうも集中できないようで、上のお姉さんたちが散歩に連れて行ってくれたこともありました。孤児院に行く前までは、小学生くらいの子しかいないと思っていたのですが、22才くらいの子達もいて、とても英語が上手でした。私の拙い英語で仲良く話してくれて、道中なぜ孤児が多いのかなどセンシティブなお話もできました。散歩では、絶対に観光ではいけないような素晴らしい景色を見ることができて、水たまりに落ちてしまったり笑いが絶えなかったです。
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
この旅ではたくさんの人に助けられ、素敵な出会いがありました。
まずネパール人は基本とても優しく穏やかです。日本人に友好的で「日本人?」と聞かれて返事をすると毎回嬉しい反応が返ってきます。日本語学校までの道のりでは、みんな目が合うとニコッとしてくれて、顔馴染みになると手を振ってくれたりしまた。
ホストファミリーからマウンテンフライトの提案をいただいた時は、ぜひと返事をしたのですが、現金が足りず銀行でお金を引き出そうとしました。最初はATMで試みたのですが、操作方法がわからず、聞くにも私の英語力では少し難しかったです。困っていると後ろから「日本人ですか?」と日本語の先生だという女性が声をかけてくれました。結局その方は1時間程一緒に銀行を回ってくださり、「日本人がすきなのよ」と言ってくださいました。その後も、「何か困ったことがあれば連絡してね」と連絡先を渡してくれて、ネパール人の優しさに感動しました。
孤児院までの道のりで、バス停を過ぎたことに気づかず迷子になったときには、小学生が声をかけてくれて目的地まで案内してくれました。日本語の勉強をしているらしく、「日本に行きたいの?」と聞いたところ、「日本は好きだけど、私はネパールが大好きだからずっとネパールにいると思う」と言っていました。国柄がとても現れている一言だと思います。本当に小学生…?と思わずにはいられなかったです。
ホームステイでも素敵な出会いがありました。妹さんは歳が近く、とっても仲良くしてくれて美術館やショッピング、お寺の観光に一緒に行きました。夕食後には部屋でガールズトークをして、写真をたくさん撮りました。最終日にピアスをプレゼントしたのですが、泣いてくれて、とても嬉しく、寂しかったです。
■お小遣いはいくら持って行かれましたか?何にどれくらい使いましたか?
5万円持っていき3万円換金しました。現地は物価が安く、食事もお昼だけでだいたい200〜300ルピーほどですし、ホストマザーの朝ごはんはおいしく、量もしっかりしていたのでお昼といってもヨーグルトで済ませることも多かったです。水も1リットルほどのものが25ルピーだったので日常生活にお金はほとんど使いませんでしたが、お土産をたくさん買ったり、ホストファミリーの娘さんとショッピングをしたりしたらちょうどよかったです。最終的に全部で100ルピーほど余りました。
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)
九月後半のネパールはまだ暖かく、昼間は半袖で充分です。しかし、飛行機の中や朝は冷え込んだので上着を一着持っていくといいと思います。また、日傘はあまり使っている人を見かけなかったので、日焼け止めを持っていくといいと思いました。私が訪れた時、1日だけ激しい雨が降ったので雨具は必須でした。スニーカーだと乾きにくいのでサンダルを一つ持っていくと便利だと思います。私は孤児院で走り回るのに足首がホールドされたサンダルのほうがやりやすく、捨てるつもりで古いのを持っていき、案の定ボロボロになりました。
ホームステイでは、1週間で2回洗濯をさせていただきました。ちなみにホストファミリーは2日に1回の頻度で洗濯しているようです。
孤児院の寄付については、スーツケースの重量制限の関係で思う程持っていくことができなかったのですが、改めてもう一つ手荷物用の鞄を持っていってお菓子や使用しなくなった洋服、アクセサリーなどたくさん持っていけばよかったと後悔しています。
■その他、お気づきの点
ネパールは停電が多いですが、1週間いればそ普通に感じました。また一日中曇りの日はシャワーからお湯がでませんでした。