参加者レポート
2017年11月 セブ・ボランティア活動レポート
参加期間: 2017年 10月 26日 ~ 11月 15日 3週間
参加動機: 脱引きこもり コミュ障解消 人との関わりになれること
ボランティア活動に関して:
活動先施設の名前:給食センター
8:30にAyalaモールに集合。そこから乗合バスのジプニーで移動。
車いすのおじさんの入場を助けて、厨房へ行って飲み水を用意したり、雑巾で台を拭いたり、子供たちと遊んだり。好き勝手に仕事を探しつつ時間をつぶす。
用意されたお粥やチャンプラード(チョコレート風味のお粥)をSamaritano に集まったおじさんおばさんに配給。集まった子供の人数を見てミロ(マイロ)を準備。
大鍋2つにご飯を炊いてプラスチックの器によそう。量が足りないので、鍋を洗ってもう一度炊き、ふたたびよそう。
鶏肉を骨ごと切るのは、それこそ骨の折れる作業。カットした鶏肉を大きな中華鍋の油の中に放り込み火を通す。これをごはんの上に乗せる。
お祈りを待って配膳。あっという間に食べ終わるので、おかわりの要請を待つ。
最後に洗い物。この作業が一番大変。がんばれ。
これにて終了。Samaritanoのみんなにさよならを言って、ジプニーに乗り込む。
だいたい12:00にAyalaモールに到着、解散まで。
活動先施設の名前:マザーテレサ孤児院
Ayalaモール集合。ジプニーを乗り継いで移動。シスターに挨拶をして、子供たちと遊ぶ。
年長組はせっせっせのよいよいよいが大好き。ただし、覚え方が不正確な子が多い。始めはゆっくり、確認をメインに、それからペースを上げるようにしよう。
途中、子供たちの食事の時間を挟む。いつもお粥だった。まだ自力で食べられない子に、スプーンですくっては食べるよう促す。次々と押し付けるとなかなか食べないし、よく噛まない。相手の子の顔をよく見て、しっかりと興味をひいてから口元へもっていく。一口に食べる量をよく考慮する。
5時前にさよなら。ジプニーを乗り継いで宿舎まで戻るか、モール等好きな場所へ行くか。ジプニーに代わり、馬車に乗る体験もできる。
午前にここを訪れた場合はColonのモールにあるフードコートで食事をすることもできる。Colonは物価が安いらしい。食べる量は少なめにして、モールを見て回りたいところ。フードコートで注文しすぎて、回る余裕がなかった。
活動先施設の名前:山村集落、チャペル
山村では、最初に村の様子を案内してもらう。お祈りやダンスをする。
折り紙を配ったり、風船を膨らませて渡したり。風船は100均でケチりすぎると苦労する。まあ膨らまない。空気入れがあるとよい。少なくとも独りでは回せない。
配布した折り紙で遊んだり、風船で遊んだり。ほかにフリスビーも楽しい。道具がなくとも楽しめる。
遊んだ後は用意された食料を配給。お粥だったり、サンドイッチだったり。水は薄いビニール袋に入れて配る。穴をあけて飲むようだ。
あとは時間が来るまで遊ぶ。時間を忘れるほど楽しかった。
チャペルでもまず、お祈りやダンスをする。
その後はアクティビティをやる。事前に用意した画用紙と世界地図を使って、いくつかの国の感謝のときに使う言葉を学んだ。覚えた内容を利用してクイズやゲーム(フルーツバスケット)をした。
時間が迫ったところで、集まった20人の子供一人ひとりにジュースやお菓子を手渡す。
挨拶をしてお別れ。
活動中に感じたことをなんでも教えてください。
ジプニーという乗り物をだいぶ気に入りました。それでモールへ行くときは、どこのモールへ行くにもジプニーでした。だいたい7ペソです。朝、集合場所のAyalaモールへ向かうときもジプニーです。
Palihogと言っては乗車賃を手渡しでリレーして、お釣りもリレーで帰ってきます。一番奥に座ったときはPlete, Kuyaと運転手に呼びかけます。降りるときはLugar Lang。バス停近くに来ていることに気づかず言うと、怪訝な顔をされます。
一度20ペソ紙幣をぼったくられたこともありますが、まああれも必要な経験でしょう。支払いは余裕を持ってお早めに。小銭でそろうなら、直前で問題なしです。
活動初日はさすがにタクシーに乗りました。夜、暗くなってからは絶対にタクシーです。ジプニーに乗りたければ、プログラムとは関係のない立場でセブに来ることです。タクシーに乗るときは、できるだけ複数人の仲間で乗りましょう。安く済みます。
ドライバーが疲れ果ててうつらうつらとしているときは、度々話しかけるようにしましょう。だいたいラジオで音楽をかけているので、そのリズムに乗ってお互い気分よくいきましょう。少なくともセブ市内は、気のいいドライバーのおっちゃんが多いです。降りるときにちゃんとお礼をいうと、気持ちのいい笑顔をもらえます。
特に子供たちと遊ぶため、又は何かを教えるために、事前に用意されたこと・教材等ありましたら、参考までに教えてください。
百均でシャボン玉の道具や風船を大量に買って持っていきました。なくても十分楽しめます。体力がもてばですが。
おんぶにだっこに、高い高い。小学生くらいの子たちはみんな、ジャンプに合わせて腕を引いて浮かせる遊びに大喜び。Me!Me!Me!の大合唱に会いました。
ほかに、チャペルでは世界地図や国旗のイラストを使ってアクティビティをしました。飽き始めている子を巻き込むのがなかなか楽しい。みんな素直です。はじめは嫌がったり恥ずかしがったりしても、2度3度誘えば参加したい欲求に負けて積極的に動いてくれました。
生活面に関するご質問:
滞在先:トランジットゲストハウス
宿泊施設はいかがでしたか。
朝食をいただけます。パパイヤ、スイカ、パイナップル、バナナといったフルーツ。食パン(さすがに日本のパンと比較してはいけない)やニンジンや玉ねぎなど入った野菜スープ。さらにドリップ コーヒーの提供があります。
ウォーターサーバーが無料で利用できます。これが一番ありがたい。
Wifiの利用も自由です。ただし速さや安定性は期待できません。1階の談話室なら安定しますが、ドミトリールームやデラックスルームのある2階ではほとんど繋がりません。聞いた話では、個室部屋のほうも繋がりにくいようです。個室部屋は、小さなガレージを挟んで向かいにあります。
ゲストハウスTransitは、語学学校を卒業してこれから帰国する人、これから入学する人たちをメインに様々な人が利用します。若い人、20代30代が多かった。Transitはその名の通り、短期で滞在される方がほとんどでした。
僕は出会う人出会う人に声をかけ、夕食に誘ってはいろいろと話を伺ってきました。ボランティアから帰ってきて小休止を挟み、それから誰かしらと出かけていました。ただし門限は守りましょう。トランプやUNOなどを無料で貸し出しています。外出を控えたい夜は、これらを利用して交流することもありました。
オーナーの方は世界一周を経験されています。いろいろとお話を伺いたいところ。セブ島や周辺の島々、語学学校事情にもお詳しいです。お仕事の1つが留学プログラムのエージェントだとおっしゃっていた覚えがあります。語学学校に興味のある人は、ぜひとも相談してみましょう。
小さなお子さんがいます。かわいいです。人見知りです。徐々に打ち解けていきましょう。
宿泊施設からボランティア先までの移動手段(タクシーの所要時間・料金)を教えてください。
Transitから歩いて5分とかからないCountryモール。そこのタクシー乗り場から集合場所Ayalaモールまで、さほどまで混んでいなければタクシーで80ペソ程度。ジプニーなら7ペソでいけます。10分程度の距離です。混んでいると、30分を見積もっても間に合いません。乗客が多すぎて、すぐさま満席になります。まず乗れません。道路自体も通勤ラッシュで混雑します。とくにスコールの朝は要注意です。
食事はどのようにしましたか、料金は?
自炊するつもりでしたが大体外食でした。食べたいものはたくさんあるから、まあいいか…と。目新しいものが多く、ついつい注文してしまいます。見た目に反してまずいものも、ままあります。とくにパンは、はずれが怖いです。フィリピンは米が主食です。日本米とは違ってパサパサしていますが、なんだかんだ、おいしいです。僕は好きです。
昼食はモールのフードコートが主でした。100から300ペソくらいだったかな。夕食は大体誰かと食べに出ました。レストランなら200から500ペソ。露店なら20ペソから90ペソいかないくらい。食べる量と選ぶ食べ物によります。魚やスープは高くつきます。
滞在した地域でお勧めの場所は?(お店・レストラン・ショッピングモールなど)
モールのフードコートはMarinaの、甘いソーセージChorizoやPersian Ave.のTortillaが好きでした。フィリピンあんまり関係ないですが。
National Bookstoreという場所で洋書が買えます。文具も売っています。日本で買うより安くかえます。日本の商品も売っています。こういう場所では、日本の技術力は空回りするのだな、と感じました。
大きなモールで売っている服はブランド物ばかりで高いです。一方Gaisano Countryモールは比較的小規模なモールです。クリスマスだからかな、毎日のようにディスカウント セールをしていました。服が安いので、たりなければ買い足すのはありだと思います。ただし、キャッシャーはどこも大行列なので要注意です。特に金土日。
Moaという韓国系のマッサージ屋もおすすめ。Gaisano Countryモールの北ウイングにあります。マッサージを受けたのは生まれて初めてなので、比較対象はありません。それでもマッサージにはまる人が存在することに納得しました。
オイルマッサージ1時間350ペソで、チップ込みで400ペソでした。同じ値段でオイルマッサージとドライマッサージとを選べます。3時間700(800?)ペソコースもあって、はじめは冗談かと思ったけれど、検討の余地はありますね。気を付けないと寝ます。寝られます。まあリラックスするために行くのですけれど。
マッサージの後にお茶が出ます。ホットか、アイスか。ホットはジンジャーティーでした。体が温まります。なかなか辛いです。全部飲む必要はありません。
コーディネーターのサポートに関して:(○で囲んでください)
〇非常に良かった 良かった 普通 良くなかった 悪い
初日も最終日も送迎してくれたのはD.D.Brothersです。初日の送迎は日本人スタッフYurieさんも一緒でした。最初の慣れないうちはとくに、日本人がいて、しかも自分に目をかけてくれるという事実はありがたいですね。
ボランティア先へはいつも、インターンのYokoさんが集合場所から先導してくださいました。いつでもにこにこと楽しげながら、周りをよく見て行動されています。たびたび迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい。努力すれば、だれであれ貧困から抜け出せる世の中を作りたいと、熱意をもって勉強に励んでおられます。応援したくなりますね。
ボランティア先へはAnelynという現地のアシスタントも同行。CECやSLPCに所属しているわけではなく、自発的に活動を手伝ってくれているそうです。サングラスの似合う、かっこいい女性です。現地言語ビザヤ語と英語ができ、ときに現地の人との通訳を買ってくれました。
オプショナルツアーに参加された方へ:
どこに行かれましたか? どれくらい時間・料金がかかりましたか。
- オスロブ ジンベイザメと写真撮影 約2500ペソ:
ゲストハウスに集まった3人で行ったので、より安く済みました。とくにツアーを組みはせず、現地でできることをやりました。近くに滝があって、観光スポットになっています。ジンベイザメを見た後に、この滝を見に行く人も多いようです。僕らは見に行きませんでした。
早朝4時にゲストハウスを出て、タクシーでサウス バス ターミナルへ。100ペソ。バスで2,3時間移動。180ペソ。冷房が過剰でした。足も冷えるので、大き目のタオルを持っていくべきです。レインコートを持っていたので、僕はそれで代用しました。
入場料が200ペソとシュノーケル代1200、カメラレンタル代550。セブに来た当初は海以前に観光地に行こうなどとは毛の先ほども考えていなかったので、当然水着はありません。海辺の店で水着を購入。更衣室兼トイレで試着をさせてもらえました。Sサイズが100ペソ。Lサイズが150ペソ。Mサイズはないけれど、Sサイズが伸縮自在なのでなんとかなります。記憶を頼りに書いているので、料金はすべて不正確。悪しからず。
海中に潜って撮影するので、ゴーグルさえあればシュノーケルはなくていいな、という感想。ゴーグルの持ち込みはできるのか。損はないはずなので、オスロブを訪れるなら試してみてほしい。シュノーケル代1200ペソが浮くかも。
レンタルした水中カメラはガイドにわたす。30分あるので、最初のうち、慣れるまでは写真そっちのけでいいでしょう。カメラマンが撮りたがりなので、毎度まいど反応していると何をしに来たのかわからなくなってしまいます。
ジンベイザメを身近に見る、その体験を大切にしましょう。結局のところ、要領がつかめるまでの写真は、泡だらけになったり、体が浮いてしまったりで、あまりいい写真はありませんでした。
帰還用の運賃を残しておきましょう。これを忘れると帰れなくなります。帰りがけのタクシーと交渉。800ペソで帰れました。3人で割って1人300ペソ弱です。
日本語をよく勉強している、若くて陽気な運ちゃんでした。冷房を調節してもらえたのがありがたい。道中は疲れていたのですっかり寝てしまいました。
あとから振り返ってみるに、たぶん違法。担当地区外で客を乗せることは禁じられているはずです。
- ボホール島 一日観光 3500ペソ:
ゲストハウスに集まった5人で行ってきました。
早朝6時発。タクシーでフェリーターミナルまで。フェリーのチケットが1人1000ペソ。購入にパスポートが要る。コピーや写真でもいい。用意がなくても、名前を書けばそれで通ります。
フェリーに3時間。オスロブへいったときのバスが比較にならないほど寒い。外に出ることはできません。半袖短パンは自殺行為です。防寒具の持ち合わせがなければ、熱いインスタントコーヒーは頼めます。もちろん少々値が張ります。僕は頼みませんでした。
フェリーでは映画を放映していました。行きはMax 2。犬の映画。帰りはマイ・インターンThe Intern。音はさっぱり聞こえません。それでも、寒さから気を紛らわせるのに多少なりとも助ります。半端な滝行よりもよっぽどつらい経験だと思います。
現地で、レンタカーのツアーに乗っかりました。2500ペソ。5人で割って1人500ペソ。道中、ドライバーからの説得を受けて、フェリーの復路チケットを15:00発から18:00発に変更。各人チケットと、変更手数料に100ペソとを預けました。この変更は結果的に大正解でした。半日観光では、ボホールをとても回り切れません。
早速ながら、パミラカン島という別の小島へ移動。モーターボートで片道30分。プライベートビーチのような場所です。折よく、ほかの観光客はいませんでした。
500ペソでシュノーケルを借りて、近くのコーラルビーチを遊泳。ニモもいるよと、カクレクマノミ。浅瀬はサンゴにぶつかりやすい。気を付けないと怪我をします。
小休憩に採れたてのココナッツ ドリンクに挑戦。50ペソを2人で割り勘。割と量が多いですね。結局5人全員にふるまったものの、飲みきれませんでした。パミラカン島にいたのは50分くらい。再びモーターボートでボホール島へ帰島。
手乗りザルのターシャの保護観察施設へ。入場料がかかります。いくらかは忘れました。ターシャは目が大きく、しっぽが長いのが特徴。掌に収まる小ささです。じっと動かないでいるので、すばしっこく飛び回るサルを期待するとがっかりするかも。20分で回れます。中国人、韓国人観光客が多かった。お土産コーナーもあります。
最後はチョコレートヒルズへ。30分ツアー、60分ツアーなどその場で選択して支払い。60分コースで、バギーも借りて900ペソだったかな。揺れがすごいけれど20分もすると慣れます。できることなら長時間コースがおすすめ。バギーに慣れて、落ち着いて周りの景色を見られるようになってからが本番です。チョコレートヒルズの有名どころを2ヶ所見られます。
ガイドの撮影技法がプロ級。スロー動画にパノラマ。スマホでの撮影に手慣れています。数多くの観光客を相手にしてきたのだろうと想像できます。この撮影だけでも行く価値はあるでしょう。
ドライバーに港まで送り届けてもらい、最後にツアー料金の支払い。持ち金がギリギリでした。観光へはお金に余裕をもっていきましょう。
再び極寒フェリー。寝てしまうと一気に体温を持っていかれます。
忘れてはいけないのは帰りのタクシー代。真っ暗だから、ほかに手段がない。要留意。
今後このプログラムに参加する人たちの為に:
ボランティア先での心得(注意すべき点、やってはいけない事、やったほうが良かった事など)
SIMフリーのスマホをお持ちならば、プリペイドSIMがおすすめです。ポケットWifiを借りるよりも安く済みます。空港の中にあるGlobeかSmartという看板を掲げた店で、プリペイドSIMを無料配布しています。海外旅行者キャンペーンなのだとか。店員さんに言えば、すぐに使えるようにスマホを設定してくれるはずです。
無料なので、そのときは使うつもりがないとしても、SIMだけもらっておいて損はないと思います。なお、SIMを入れ替えている間は電話番号が変わるので要注意です。
僕は滞在4日目ごろにプリペイドSIMを使うほうが安くあがることを知り、CountryモールでGlobeのSIMを購入。60ペソでした。
この回線を利用するために、さらに300ペソのプリペイドカードを購入します。電話回線を使ってチャージ。SMSを使ってプラン設定。30日間、安定して使える設定です。プランは3日間、7日間、30日間の3種でした。1日に250MBだか500MBだかまで通信ができ、日ごとにリセットされます。
細かいことは忘れましたが、利用していた残りの2週間、何も問題は起こりませんでした。
もちろん、ポケットWifiのほうが段違いに速いです。ただネットにつないだりLineやFacebookを使ったりする程度ならプリペイドSIMで支障はないと思います。
ちなみに僕は、自力でやってプラン設定に手間取り、100ペソ分のプリペイドカードを余計に購入する羽目に。それでも、わざわざ購入したSIM代を含めて、計460ペソで済みました。スマホの通信費用は、スマートにやれば30日滞在でも300ペソで済むということです。
Wifiはカフェを探して何かしら注文、パスワードをもらえば使えます。CECボランティアハウス内でもWifiを提供してくれているし、僕が滞在したゲストハウスTransitでも無料で提供していました。
持参したほうが良いもの(生活のうえで、又ボランティア活動のために)
初日の注意。夜遅くに到着する場合、比較的安全で開いているはコンビニくらいのものです。水500mlのボトルが6ペソから12ペソくらいで買えますが、換金したばかりだと細かいお金の持ち合わせはありません。100ペソ紙幣でも結構嫌がられます。
そんなわけで、できれば水を入れたペットボトルを1本は持参したいところです。預け荷物へ入れておくか、空港で手荷物検査を通過してから購入しておきましょう。気温が高いので汗をかきます。特に寝起きには軽い脱水症状が出ます。転ばぬ先の杖。水は用意していったほうがいいでしょう。
あとポケットティッシュは携帯したほうがいいです。なにかと便利です。逆にウェットティッシュは全然使いませんでした。このあたりは人それぞれだと思うので、両方持っていくのが吉です。
どこか観光へ行くことになったときは、上着を持っていきましょう。バスやフェリーは冷房の風が冷たく当たります。忘れがちなのは足のほう。荷物にはなりますが、大きなタオルケットが1枚あるだけでだいぶ変わってくると思います。長めのレインコートを、前から腕を通して着る。これも1つの知恵です。
衛生面、食べ物、飲み物などで気をつけたほうがよいと思ったこと
フィリピンの人があれだけ陽気に生活していられる以上、心配しすぎないのが吉だと思います。なにか変調を感じても、弱気になったり、自分をかわいそうがったりしなければ大丈夫です。
僕は3週間毎日、楽しんでいました。衛生習慣はゲストハウスへの帰還時に石鹸で手を洗う、程度のものです。
最後に、今回海外でのボランティアプログラムに参加しての感想をお願いいたします。
3週間。ちょうどいい期間だったと思います。1週間や2週間ではここまで自分に自信がつかなかったでしょう。この、少し物足りない感じがいいですね。次なる挑戦への機会を逃さないだろうと思います。
初めての一人旅だからこそ、さまざまな経験をすることができました。心の余裕も生まれました。人前に立つことに抵抗がなくなりました。目立ってしまうことへの恐れがなくなりました。これはとくに、チャペルでのアクティビティを、3度まで経験することができたおかげです。日本人はまだなんとなく苦手なままですが、それもいずれ克服できると思っています。
いずれまたボランティアに参加したいと思います。人の役に立てるというのは嬉しいものです。子どもと遊ぶのも楽しいですね。言葉が通じないのでジェスチャーが身に付きます。表情も豊かになりました。
そしてまた、プログラムとは関係のない立場でセブを訪れるだろうと思います。結局行けずじまいだった、治安が悪いところへも少し踏み込んでみたいです。自己責任。警戒を怠らぬように。
このプログラムに参加して本当に良かったです。参加当初の目標を超えた、大きな成長を感じています。
ありがとうございました!
ご参加時年齢:20歳代男性