参加者レポート
セブ地域開発活動 2019年2月
■参加しようと思ったきっかけは?
昨年夏、他の会社のスタディーツアーでセブを訪れ、CECのスタッフさんと活動をしました。私は管理栄養士ですが、墓地の子ども達がきちんとした食事を出来ていない状況を見て、何かできないか…と思い、今回CECに直接申し込みをしてみました。
■活動内容と、その活動時間等
大半がマザーテレサ孤児院での活動。子どもと遊ぶ、食事介助をする、最終日にはハヤシライスを作る。
その他、マゼランクロスへの観光、フィーディングセンターでの食事提供の手伝い、など。
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
ハヤシライスを作りながら、孤児院や現地コーディネーターの方々と交流ができました。塩を今入れようか?いいね、もっと炒めるの?それがミソなんです!とか、とても楽しかったです。現地の料理についても伺うことができ、料理で想いがつながれることに感動しました。
肝心のハヤシライスですが、yummy!と言われほっとしました。バナナを入れたことで、甘みが増して美味しくなりました。
日本から持って行ったルウが余ってしまったのですが、シスター達が喜んでもらってくれました。これもまた嬉しい体験でした。
■今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点
現地の方とお話した際に「日本人はsuicideするの?フィリピンではありえない!」と言われました。現地は、私達から見れば、貧困状態にありかわいそうなのかも知れません。でも、主観的にはどうなのだろう?と感じました。
孤児院のあるパシルは、セブの中で貧困地区であり、危険と言われているそうです。しかし実際は、道沿いに家や露天が並び、大人たちは外に出て、活気よく世間話をし、子どもたちは笑顔で遊んでいます。日本の夏祭りのような雰囲気です。将来を危惧し、不安に駆られ、無表情でせかせかと働く日本人と、問題はいろいろあるのだろうけど、今を力強く生きる彼ら、幸せの度合いは比べられないでしょうが、私達がセブ島から学ぶ部分は大きいのではないかと感じました。
ボランティア活動は、こちらが何かをしてあげるという態度で臨むと、どうも現地の方とギクシャクしてしまうことが多かったです。互いを尊重した純粋な交流が大事なんじゃないか、助けになることはするけれども、今後そういった関わりを、私は機会があればしていきたいなと思いました。
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)
レトルトご飯などは、朝食用にあると便利でした。
日本から携帯電話のレンタルをお勧めします。私の場合、行きの飛行機が遅れたのですが、携帯のお陰で、コーディネーターさんに無事連絡することができました。WiFiは現地で安くレンタルできたので、そちらを利用しました。
■その他、お気づきの点
夜中に現地に着いたにも関わらず、嫌な顔せず迎えに来てくれたDuane、宿舎で気遣ってくれたゆりえさん、孤児院の活動を優しくサポートしてくれたChicken、そして、私の要望を聞いて下さった西村さん、その他、宿舎で一緒だったメンバー達、皆さんに感謝です。貴重な体験をありがとうございました。
30代 女性