参加者レポート
スリランカ マザー高齢者施設
■参加しようと思ったきっかけは?
現在福祉の職に就いており、海外において、何らかの事情で福祉政策が行き届かず、困難を抱えている現場に行き、実際に見て聞いて関わってみたかったことと、スリランカにもう一度行きたかった為、参加しました。
■活動内容と、その活動時間等
一週間のプログラムでしたが、ボランティア先の事情もあり、ボランティアを行ったのは4日間で、午前中だけでした。しかし、とても色濃い経験ができたと思います。午前中9時から始まり、まず洗濯を行います。その後一時休憩したのち、爪切りや髪を梳いたり、掃除やおしゃべりをして過ごしました。昼食前にご飯の準備を手伝ったり、テーブルまで誘導などして、12時に一応ボランティアは終了です。洗濯の指示はありましたが、それ以外は特にしなければいけないことはないので、みなさんの様子を見ながら必要なことに取り組んだり、ゆったりと過ごしたりしました。
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード等
この施設では25人前後の方たちに対して、3人のヘルパーと3人のシスターでお世話をしています。その為、“動ける人は手伝う”という暗黙の了解のようなものがあり、手伝える人は積極的に協力していました。日本では施設入居された方に対し、介護する、介護されるというのは当然のことと思われますが、ここではやらなけらば大変、できることは自分で行わないと大変、という状況下である為、必然的に自律性が保たれています。そのような様子をみて色々と考えさせられました。
■今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点
現地の方たちはとても気さくで優しかったです。ホームステイ先のご家族、そして隣の家の方たちも温かく接してくださり、安心感を得られました。みなさんとても家族を大切にされています。コーディネーターさんも体調やプログラム内容のことなど、都度気にかけて下さったので有意義な時間を過ごすことができました。
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)…
お土産は甘いものが喜ばれます。
ツアーに参加される場合は、帽子と日焼け止めは必須です
S.H