参加者の声
英国ボランティアホリデー・オリエンテーション
学校について
学校は月曜日が祝日だったので、火曜から金曜日までの4日間だけ通いました。
初日は、最初にGrammer と Writingの合わせて30分のテストがあり、その後雑談のようなインタビューが数分ありました。私はintermediateのクラスで、初日から早速授業に参加しました。
授業は午前(9:30~12:45)と午後(13:45~17:00)で分かれており、どちらも途中で15分の休憩がありました。初日から2日間は午前午後共に英語の授業で、後半の2日間は午前がボランティアオリエンテーション、午後が英語の授業というスケジュールでした。
クラスは午前午後共に10人以下の少人数で、国籍もフランス、イタリア、スペイン、イラン、インドなどなど様々で、日本人は私の他に日によって一人居たりいなかったりという感じでした。初めはお互いの拙い英会話とそれぞれお国訛りもあり(笑)何を言っているのかわかりませんでしたが、徐々に耳も慣れてくるとお国柄の違いも楽しめるようになってきました。また学生や社会人、主婦など背景もいろいろで、それぞれ授業の取り方も異なっており、曜日によって集まる生徒が違いました。
授業ではテキストは購入しません。その都度、プリントが配布されます。インプットするための授業というよりも、アウトプットが中心の授業で、例えばプリントを解くときもチームやペアで相談しながら解いたり、テーマや習った言い回し、文法などを使って会話したり、時にはゲームもしたりしてとてもアットホームな雰囲気でした。ただし、毎日ちゃんと宿題はあります(笑)そして、時には小テストみたいなのもあるようでした(笑)
ボランティアオリエンテーションは後半2日間の午前中にありました。クリスという50歳代?くらいの男の先生で、マンツーマンでの授業でしたが、いつも分かりやすく説明してくれ、全く緊張なく過ごすことができました。オリエンテーションもテキストなどは購入せずに、プリントがその都度配布されました。
内容は、体の部位の名称の確認や日本とイギリスの文化の違いを確認、お願いや提案する時の丁寧な言い回しの練習、イギリス英語のナチュラルな言い回しの確認(例えば…there and hereではなく here and thereなど)、症状やアクシデントが起きた時の初期対応の確認( 例えば…蜂に刺されたら? 火傷したら? など)、レジデンツの疾患について、障害者と関わる時の注意事項の確認、ボランティアとして働く時の注意事項の確認、安全管理についての確認(例えば…床に水か溢れていたらどうする?火事を見つけたらどうする?など)、Leonard Cheshire Disability に関する記事を読んだりしました。たくさんあげましたが、ただ受け身で教わるのではなく、クイズを解いたり、プリントを読む時にはもちろん辞書を使っていいですし、また症状を相談された時の会話練習
例えば
A : I have a headache.
B : You’d better ◯◯◯◯…(You’d better take a rest.) などもしました。何より具体的に分からない点がうまく説明できなくても、分からないという事さえ伝える事ができれば、その都度ジェスチャー交じりや単語や文法の説明も交えながらわかりやすく説明してくれました。
学校は習って覚える授業というよりも、やってみて確認して正しく訂正して使えるように練習するといった印象でした。私が通ったNasel English School にはJunkoさんとAyumiさんという日本人スタッフが2人いましたので、手続きなどの不安な点も日本語で相談できました。また、生徒もフレンドリーで私は4日間しか学校には行きませんでしたが、フランス人の女の子ともお友達になる事ができ、いろんな事に慣れてきた頃に終了という感じで少し寂しささえ感じました。