参加者レポート
英国ボランティアホリデー 施設派遣
・参加期間: 2017年5月~2018年4月 11ヶ月
このレポートをご記入いただいたのは活動を始めてから約(10)ヶ月頃
・プログラムの参加動機:
日本で看護師をしていたが、何か新しいことに挑戦してみたいという気持ちになり、もともと興味のあったイギリスの福祉施設でのボランティアができるCECを見つけたから。
・ボランティア活動先に関して:
施設名:Cheshire Home
種類: 身体障碍者施設
活動先紹介: 入所者は約40名(神経難病や交通事故後後遺症の方が多い印象)、スタッフは30名程度(事務職等含む)、ボランティアは日本人4名(アクティビティルームで主に活動)、入所者専属で週数回ボランティアに来る方やイベント時にボランティアで来る方が多数。
活動内容:
活動時間は9時から16時半まで。
主にアクティビティルームでの活動を手伝っている。内容はトランプを使ったゲームや、クロスワードなどのワードゲーム、アート活動の日には季節のイベントに合わせた作品作りを行っている。利用者さんたちの日常生活動作の能力に合わせた介助を意識して行っている。また、飲み物の介助もあり、嚥下機能に問題のある方にはとろみをつけたものを作っている。介助方法については施設スタッフに教えてもらった。
感想:
日本では病院でしか神経難病を抱えている人に会ったことはなかったが、Hに来て、ケアホームで暮らす疾患を抱えた方と接する機会を得られたことで今後の自分のキャリアについて再考することができた。
こちらではレジデンツさん達がやりたいと思うことをできる限りかなえようというスタッフがいることや規則に縛られすぎないリラックスした雰囲気があると感じた。日本の施設の実態を知らないため、今後は日本の介護施設などで勤務してみることで双方の良さを比較することができるだろうし、より自分の理想とするような看護師像に近づくことができるのではないかと考えている。
・滞在先に関して:
形態: フラットシェア
ルームメイト: 他の日本人ボランティア2名とシェア。個室あり。ルーマニア人介護士とも7か月目よりハウスシェア。
設備: リビングにテレビ、ソファ。台所には電子レンジ、電気コンロ、オーブン、冷蔵庫、洗濯機あり。Wifiもシェアハウス内では問題なく使える。各個室にはベッド、机、洗面台あり。
・食事に関して:
形態: 施設の食事
感想: 朝食はシリアルやトーストなどを施設からもらえる。昼食はメインが2種類(お肉・お魚系またはベジタリアン用)などレジデンツさん用に提供されているので、それを私たちも頂いている。夕食はスープとサンドイッチなどの軽食が用意されている。
レジデンツさんは嚥下障害のある方もいるので、比較的やわらかい食事が多く、活動開始当初はあまり食事を楽しめていなかったが、サラダやフルーツなど必要なものは提供されており、食材を買って自炊をすることもできるので、特に問題は感じていない。
・町の様子をご紹介ください:
ロンドンからの距離と交通手段: 最寄り駅から電車で50分程度。最寄駅からは車で10分程度。駅から徒歩だと山道を1時間弱程度。
住んでいる町の様子:
ハイストリートには必要最低限のお店がある程度の小さな街。しかし、長閑でとても治安もよく、住みやすい。ホームの周辺は森と時々住宅があるのみなので、夜はとても暗くなる。歩き回るのは車との事故などの危険があるが、星はとてもきれいに見える。
・その他:
ネット環境: シェアハウスはwifi使用可能。速度も問題なく、動画の閲覧等も問題なし。家族とビデオ通話等する際も問題を感じたことはない。
その他、今後の参加者に何かアドバイスがあればご記入下さい。又、ご自身が撮られた英国でのお写真など(派遣先、英国の風景、何でも結構です!) も添付でいただけますとうれしいです。その際はお写真のコメントもお願いいたします。
Godalmingの街で行われたサマーフェスティバル。施設でのアート活動として作成したイースターバスケット
最後に、あなたのことをお知らせ下さい。
お名前(イニシャル、ニックネーム可):Y 性別: 女性 年齢:20代