海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

教室おいでよ!(タイ)

参加期間:2017.08.22-09.04 20代女性
【 参加した国 】:タイ
【 参加しようと思ったきっかけは? 】:
海外未経験だったから

【 活動内容と、その活動時間等 】:
生徒の朝食の配膳をする場合、5:30頃起床し6:15到着を目処に寮を出る。(会場はお寺)7:30にボランティアの朝食。(基本おかゆ)8:00から朝礼があり、8:30授業スタート。日中は幼稚園〜高校の好きなクラスにおじゃまし、生徒と一緒に授業を受ける。11:50から昼食のため、食堂へ行き配膳。12:30からボランティアの昼食。(おいしいタイ料理!)15:30学校終了後は生徒とともにお寺へ移動し、16:15夕食を配膳。夕食終了後は自由時間になるので生徒と遊ぶ。18:30ボランティアの夕食。食べ終わったら寮に行き遊ぶ。(夕食後からはフリータイム)

【 参加期間中の面白い発見、感動したエピソード(字数無制限) 】:
タイのゆるさ。基本時間にルーズ。
ボランティアへのむちゃぶり。日本の歌を歌って!、日本の遊びをレクチャーして!など。
ワットサケオスクールでは幼稚園から英語を勉強していた。
タイ語に「ち」の発音がないらしく、生徒たちは随分と苦戦していた。他にも「ひゃく」が言いにくそうだった。
生徒の昼食後にもらえるフリーのヨーグルト!1人2つらしい。
幼稚園の年中クラスにおじゃました時、何人か人見知りしていて、こどもの人見知りという発育過程は世界共通なんだ!と発見。
生徒に絵を描いてもらうと、風景画を描くこどもが多かった。(女の子のなかには女性の絵を描くこどもも)
配膳の手伝いをしていると、日本語で「アリガトウ」と言ってくれ感動!名前を覚えてくれたこどもからは名前を呼んでもらえます。
最終日、こどもたちからたくさんの手紙やおりがみをもらい感動… お見送りもしてくれました。

【 今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点 】:
あいさつをすると基本笑顔で返してくれます。
なかには生徒の方からあいさつをしてきてくれ、嬉しくなります。
タイ語が話せない日本人だと分かっていても、遊ぼう!と寄ってきてくれることがすごく嬉しかった。
生徒が指さし単語帳で質問を投げかけてくれ、意思疎通を図ろうとしてくれた。
基本ウェルカム!この教室おいでよ!と誘ってくれます。先生たちも笑顔で迎え入れてくれます。なかには自己紹介をしてと、話す場を設けてくれる先生もいます。
英語を勉強している生徒が、教えてほしい!と積極的に話しかけてくれた。
ボランティアを探している時、「どこに行きたいの?」と聞いてくれ、助けられました。
ボランティアがいつか帰ると分かっていても、こどもたちは懐いてくれます。すごくかわいいです。
配膳しているとほとんどの生徒が「ありがとう」と言ってくれます。

【 現地で感じた不満点 】:
特に小さいこどもですが、持っている物を勝手に持って行ったり、かばんをあさってきたり、物をあげたことに対し「ありがとう」と言えません。こういうことは、しっかりと教えるべきだと思いました。
なくして困るものは持って行かれないよう注意を払ってください。
幼稚園でのことですが、幼稚園教諭が小さいこどもに対し力づくで言うことを聞かせるのはどうかと思いました。
あとこどもが勉強しているのに、教室からいなくなるのはどうかと。こどもがタイ語の勉強をしている時、こどもから「タイ語が分からない」と言われました。私はタイ語が分からないため、幼稚園教諭を探したところいませんでした。仕方がなくタイ語の本を見ながら、こどもと一緒に勉強しました。
このことには正直憤慨しました。こどもたちが満足に勉強できずかわいそうです。

【 今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)をお願いします。 】:
シャボン玉を持って行かれる際には、多くのこどもが使えるよう、紙コップなどの容器やストローも忘れずに用意してください。
虫除けは日本製品は効きません。タイで購入されることをおすすめします。
色えんぴつは、あるとこどもたちの人気者になれます!絵を描くだけでこどもは喜んでくれます。なので、ドラえもんやディズニーキャラクターなど描けるようにしておくといいかもしれません。
大縄があると大人数で遊べます!(ただし永遠と遊ぶことになるので、ある程度時間を決めた方がいいかも)
学校内にいる時は、小さなバック(ウエストポーチなど)を持ち歩くといいかもしれません。
もし浴衣や甚平などを持っているのであれば、こどもたちに着せてあげることをおすすめします。人数に限界がありますが、随分と喜んでくれました。
あくまでボランティアなので決まりがありません。体調が優れない時はしっかり休んでください。自分に合わせたスタイルをみつけ、こどもたちとともに楽しいタイ生活を送ってください!

海外ボランティア(タイ)



日本語の授業にて、ボランティア持参のけん玉・あやとり・ミニジェンガで遊ぶ高校生

ボランティアが書いた絵に色塗りをした幼稚園児

「私のクラスにおいでよ!」と誘ってくれた子どもたち

タイでも人気のsnow

生徒の夕飯の配膳

休日、アユタヤへ観光

愉快な先生と明るい生徒たち

持参した浴衣・甚平・旅館着を着る子どもたち

チョン先生とボランティア

絵を描く子どもたち

持参したシャボン玉で遊ぶ子ども