参加者レポート
カンボジアシェムリアップ:グループプログラム
参加期間 平成29年 3月 27日 ~ 4月 2 日まで (1週間)
参加の動機:海外の日本語のボランティア活動に興味があったため。
ご参加頂いた時期に関して
気候、お天気はどうでしたか?
滞在中は晴天でした。一番暑い時期になる時期だったということですが、日本の夏に比べて、暑いけど過ごしやすかったです。
服装は?
Tシャツにパンツ(麻または綿)。UVカットパーカー、UVカットスカーフ、帽子、サングラス(必需品)、運動靴。
シェムリアップ滞在に関して
街の雰囲気、印象はいかがでしたか。
ゆったりとして良かったです。シェムリアップの前にプノンペンに滞在しましたが、それと比べると、夜でも安心して歩けました。また、観光客に慣れている人が多いので、皆さん、親切でした。
おすすめのお店、レストラン、観光スポットがあればお知らせください。
ヤマトゲストハウスの裏のホテル「Mother Home Inn」のレストラン、カンボジア料理が、安くておいしかったです。雰囲気もすごく良かったです。
ナイトマーケット寿司バー「心」の前のローカルレストランのココナッツカレー。名前は忘れましたが、カンボジアの人の行くレストランです。
滞在ホテルはいかがでしたか。
「Mother Home Inn Hotel」の滞在でしたが、大変良かったです。英語が話せないので、心配でしたが、ホテルの従業員の方が対応してくださり、快適に過ごせました。また、朝食がバイキング形式で、その日の体調に合わせて、食事内容が選べることが良かったです。(私は、おかゆと果物を食べて、体調調整しました)
遺跡観光に関して
アンコールワットでの朝日鑑賞はいかがでしたか。
朝日が出てくるのかがわからず、鑑賞者が減り、そろそろ帰ろうとした時に、一緒に行ってくださった人(プログラム参加者ではない人)が調べてくれて、30分ほど待った方がいいと伝えてくれました。その結果、無事、素敵な朝日鑑賞ができました。やはり、朝日を見て帰りたいので、こういう情報は大切だと思います。
ボランティア活動に関して
日本語トレーニングセンターでの活動内容と感想をお聞かせください。
3日午前中参加しました。
初日は、2クラスに配置。①男子初級前半クラス。活動内容は、自己紹介、日本事情で忍者を紹介、学習者からの質疑応答、ダンス(日本で流行しているダンスとカンボジアのダンス)、「みんなの日本語」の授業をペアワーク。②男子初級クラス。活動内容は、自己紹介、日本事情の紹介、学習者からの質疑応答。
2日目は、女子(上級クラス)自己紹介、質疑応答、スーパーの広告をレアリアにして、漢字の読み方と意味を説明。
3日目は、女子(日本語学習1週間から3ヶ月)クラス。自己紹介、学習者からの質疑応答、絵カードを使って、ものの名前とひらがなの読み(フラッシュカード)。日本事情で折り紙を使って鶴を折る。
感想
活動は、サブだと思っていたのですが、初日から一つクラスを任せられました。何をやっていいのかわからず、文化交流だと割り切って、ダンスをしました。そのあと、さおりさんが来てくれて、アドバイスしてくれたので、助かりました。レベルもわからず、その中でクラスを任せられるのは、大変ですが、とてもいい経験でした。女子クラスは、先生がいらしたので、相談をしながらできて、良かったです。絵カードは、野菜や果物の絵カードでしたが、学習者が村の出身ということで、日本語を習いたての人も授業に参加できていました。また、スーパーのチラシもみんな興味津々。特に、来日間近の人には、日本の情報をより具体的に紹介するのが、大切だと思います。日本にあって、カンボジアにないものが特にいいですね。(特に交通標識などもいいと思いました。)
村の青空教室での活動内容と感想をお聞かせください。
2回目に見学という形で参加しました。活動された方は、他の人でしたが、妖怪ダンスを教えて見えました。子ども達はとても楽しそうでした。
子どもたちの日本語のレベルは、ほとんどの子が、自己紹介ができるレベルでしたので、簡単な日本語を使ったゲームはやれるかなと思いました。
今度は、ぜひ参加してみようと思います。
マザーハウス孤児院での活動内容と感想をお聞かせください。
参加していません。
持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは?
洗濯洗剤、携帯用ハンガーなど。マスク。除菌用ウェットティッシュ。バスタオルやタオル。 汗拭きシート。虫除け&かゆみ止め。スマホ。
ほとんどのものは、近くのスーパーで買えました。(日本茶など)
除菌用ウェットティッシュは、ローカルレストランなどに行った時には必要。
汗拭きシートは、汗をかいて不快な時に便利。特に観光の時)
その他、便利だと思うものは?
ランドリーのお店もありましたが、洗剤の匂いが強かったので、匂いに敏感な人は、日本から持って行かれた方がいいと思います。 ロープを持って行きましたが、使えず、小さめのハンガーなどを持ってかれたら、洗濯物が干せます。
カンボジアの物価に関して
ご参加時のレートは? 1ドル=(約116 )円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
お土産。
お小遣いとしてどのくらい用意され、実際どのくらい使いましたか?:
二人分 プノンペン(個人での滞在、食事など)も合わせて7万円くらいです。
CECレンタル携帯に関して
通話料として$1のご負担を頂いていますが、それ以上に通話料をチャージしましたか?
ほとんど使わない
今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。*カンボジアで撮られた写真も数枚添付でお送り下さい。
今回、最も印象に残っていることは、学習者の学ぶ意欲と集中力です。特に、女子のクラスで、1週間から3ヶ月の人たちを担当した時、生徒のノートを見て、びっくりしました。学習を始めて1週間の学習者のひらがなを書くスピードが、授業をしている間に、3ヶ月の生徒と同じくらいの速さになっていきました。担当者の「ここに来る子は、選ばれた子です」という言葉が印象的でした。
また、その集中力と意欲は、村の子どもたちの教室にも感じました。
今後の参加者へのアドバイスですが、日本語教育センターでは、レベルにもよりますが、日本の生活を感じさせるものをレアリアとして持ってかれたらと思います。それと、送り出し先が決まっている子たちは、どんなところか聞いてきます。例えば、「大阪はどんなところですか」とか。
そんな時、こんなところですよという紹介がある程度できたらなと思いました。会社側の守秘義務もありますので一概には言えませんが、どんな県に送り出しているのか、わかっていた方がいいのかなとも思いました。(私は最初に大吉様にお聞きしました)
また、毎日規則正しい寮生活なので、ちょっとスパイスの効いた活動でもいいかなと思いました。(今回の参加者はダンスをしました。恋ダンスと妖怪ダンス)
私は、プノンペン経由でシェムリアップに入りましたが、カンボジアの国内線は、時間変更がよくあります。随時確認が必要になりますので、注意が必要です。
お名前(イニシャル、ニックネーム可):N.W
性別: 女性 ご年齢: 50代 60代以上