参加者レポート
活気と個性と優しさに満ちていました。
ベトナム・ホーチミンプログラム(2016年10月参加)
Cảm ơn bạn!
10/30-11/20 Ho Chi Minh in Vietnam
仕事を退職に追い込まれ、今の私にできること、今の私がしたいことをした3週間。
振り返ってみると、ベトナムでは多くの出会いと出来事があり、ここには書き綴れないほどの経験と体験をしました。
そして、日本では、今まで仕事ばかりにしがみついて、キャリアパスばかり考えていた私だったから、過労で倒れたり、心の調子を崩して入退院を繰り返していたのだと気付きました。
『自分のペース』を知ることなく、ただひたすらキャリアアップを目指し、馬車馬のように働き、役職に就いては喜び、部下持ちになっては喜び、そんな表面的なキャリアを積んでいる感に満足を持っていました。
いつかは大きなプロジェクトのマネジメントができるような役職に就きたいと夢見て。
そこで、体と心の調子を崩し、入院、退職をし、ベトナムへ。
単独ボランティア in Vietnamは、何もかもが新鮮で、日本では特別尊敬していなかった職業の人でさえも、生き生きと外人の私に接してくれる姿に尊敬しました。
『生きる』って何だろう。。。
そんな疑問を持つようになりました。
日本で、ひたすら仕事にしがみついていた私は『生きて』いたのかな、、、と。
ベトナムの人は皆『生きて』いました。
活気と個性と優しさに満ちていました。
そんな姿を目の当たりにし、帰国をしてから将来について色んな想いを巡らせる数日です。
でも、確実に言えるのは、『自分のペース』を知った。
私にとっての『生きる』は、キャリアパスではなく、豊かで、しなやかな、笑顔あふれる生活が基盤となっていること。
そして、それにブレないこと。
もちろん社会で生きていく上で、そんな夢のようなことばかり言っていられないのは分かっているけど、自分の原点と基盤を知っているのと知らないのとでは、これからの生き方に大きな違いが出てくるであろう。
私は、私らしく生きた、この3週間という時間に多大なる感謝をしている。
もうきっと大丈夫。
私、大丈夫!
最後に、見守っていて下さった皆様、ありがとうございました。
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