海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

色々な国に詳しい同世代がいたり、日本の幼稚園の先生と小学校の先生がいて・・・

2016年7月25日~8月13日参加 トビタテ!留学JAPAN参加高校生
【 参加した国 】:タイ 【 参加しようと思ったきっかけは? 】: 
将来は国際的な仕事に就きたいという目標が明確になり、自分の視野を広げるためにも何か行動を
起こさなければならないと考え、トビタテ!留学JAPANに応募し、以前から興味があったタイで活動をしたいと
思ったので、参加させていただきました。 

【 活動内容と、その活動時間等 】: 現地の中高生に日本語を教えたり、自作のスケッチブックによる
プレゼンで日本文化や日本の衣食住、 私自身が通う高校を紹介したりしました。 
また、中高生の中国語の授業を見学し、持ち前の語学力を生かし、生徒たちが読めない発音や漢字を教えたり、 
父母兄妹といった家族構成について日本語に読み変換したり、中国語のアシスタントを経験しました。 
幼稚園部・小学生部とは伝承遊び、授業以外での異文化交流を行いました。活動時間は毎日、定まっていませんでした。 

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【 参加期間中の面白い発見、感動したエピソード(字数無制限) 】: 
孤児スクールでのボランティア留学を経て、先入観に捉われないことの大切さを感じ、自分の体験を自分なりに 
周りに伝えていく必要性を学びました。たとえ、親や住む家がなくても友人や先生がいつの間にか、家族の役割を
果たしていたり、企業からの寄付で設備が整った学校で明るく元気いっぱいに過ごしていたりする子供達が多く いました。
家族からの愛情が全てではなく、いろいろな愛情の受け方もあるのだと感動しました。日本ではあまり 一般的ではない
企業の役割を垣間見ることができました。 また、滞在中は現地の方々はもちろん、活動先で偶然、ボランテイアとして
居合わせた多くの日本人と出会うこと ができました。その日本人のなかには幼い頃から海外生活をして、
色々な国に詳しい同世代がいたり、日本の幼稚園の 先生と小学校の先生がいて、自分達の職について
詳しく語ってくれたりもしました。 
同じ日本人でも自分とは全く違う環境で育った方や先生という職を現役の先生から教えてもらったりと、 
私にとってこの出会いは非常に有意義なもので新鮮でした。出会いの尊さや価値を改めて考えさせられました。 
滞在期間と自分の誕生日が重なり、夜にチョン先生とエー先生が誕生日ケーキや果物をサプライズで用意していて 
驚きました、滞在中の日本人方々も皆さんが総出となって、18歳の誕生日を祝ってもらいました。
多くの人の優しさを感じながら、異国で迎えた誕生日は二度と忘れられない想い出となりました。 

【 今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点 】: タイ人は礼儀正しく、優しい方々が多いと感じました。
学校の子供達は目上の人に会うと手を合わせて止まって 挨拶を交わしていました。幼稚園部・小学校部ぐらいの幼い子供達も、
私たち日本人から借りた遊び道具や 色ペンなどを手を合わせて、お礼を言いながら返しに来てくれました。 

【 現地で感じた不満点 】: ボランティア寮が窓ではなく柵だけのつくりだったので、蚊やアリの行列、蛙には相当苦労しました。 
滞在1週間目は部屋の蛍光灯の寿命が尽きたようで、6日間懐中電灯2つの光で過ごし、少し焦りました。 

【 今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)をお願いします。 】: とにかく、蚊が多いので痒み止めや虫除けは
必需品だと思います。蚊取り線香が一番効くと思います。 汗をよくかくのでシートのような制汗剤があると、
だいぶ楽になりました。 飲料水は冷蔵庫の中に常に準備されていたため、全く飲み水には困りませんでした。 
ボランティア寮の室内用と風呂場のスリッパがそれぞれあるといいと思います。 洋服は3,4枚で充分でした、
手洗いでも屋外に干しておけば短時間で乾きました。 幼稚園や小学校の子は皆、折り紙が大好きであっという間に
消費してしまうので、多めに持参されることを お勧めします。
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