参加者レポート
根気強く、笑顔で接することが大事だと思います。
Y様 2016年9月参加(20代女性)
【 参加した国 】:ベトナム
【 参加しようと思ったきっかけは? 】:
学生時代に留学生の方々に日本語を教えたり、ホームステイの受け入れをするなど、国際交流に積極的に努めていました。その中で、異国の地で長期ボラン
ティアがしたいと考えるようになり、情報を集めていたところ、CECのボランティアプログラムをインターネットで拝見したのがきっかけです。
【 活動内容と、その活動時間等 】:
8:30~
事前にカフェや屋台、コンビニで購入したもので各自朝食を済ませ、タクシーで孤児院へ。
(所要時間は約30分、90,000VND。同時期に参加者が2名いたので、1人30,000VND)
9:00~11:00
主な活動:子ども達と遊ぶ、敷地周辺のお散歩、食事介助、お昼寝の準備、教室の清掃
子ども達は障害を持っており、なかなか意思疎通ができなかったり、上手に食事を口に運べず、現地のスタッフのかたから何度も指導を受けましたが、
根気強く、笑顔で接することが大事だと思います。言葉の壁ももちろんありますが、子ども達はすぐに私たちを受け入れてくれます!
11:00~
孤児院の近くのバス停から、3番のベンタン行きバスに乗車
(時刻表はありませんが、3番のバスは比較的本数が多いので、あまり待たずに乗れると思います。所要時間20~30分、料金6,000VND)
ベンタン市場に寄る場合、市場で買い物をしたり、昼食を取ったり、周辺の散策ができます。その後、バスターミナルまで徒歩で行き、28番のバスに乗車、ホテル周辺のバス停で下車。
ベンタンに寄らない場合、終点のバスターミナルまで行き、28番のバスに乗り換え。
(28番のバスは本数が少なく、運が悪いと20~30分程待たなければなりません。所要時間約20分、料金6,000VND)
~15:00(火、木)
16:00(月、水、金)
自由時間
カフェでコーヒーを飲んだり、ホテル周辺の散策、部屋で過ごすなど、午後の活動まで自由に過ごしていました。
15:00~17:00(火、木)
16:00~20:00(月、水、金)
日本語教室まで徒歩で移動(約5分)
主に1人か2人の生徒を担当し、音読練習、会話練習、宿題の丸付けや解説をしました。
生徒さんは、初級から上級の方と幅広く居るので、生徒さんのレベルに合わせて話し方のスピードを変えたり、上級者には日本語で説明、初級者には英語や指さし会話帳で説明しました。
17:00~/20:00~
夕食&自由時間
わかばの近くには、徒歩圏内にコンビニ、レストラン、屋台がたくさんあるので、生徒さんやアン先生におススメの場所を聞いて食べに行ったりして
いました。
【 参加期間中の面白い発見、感動したエピソード(字数無制限) 】:
夕食帰り、水を買うために入ったコンビニ。店内はBGMもなく、閑散とした雰囲気でしたが、しばらくすると、店内に響き渡る音楽。てっきり、店員さんが
ラジオでもつけたのかと思い、あまり気にもしていなかったのですが、ふとレジの隣をみると、男性(従業員なのか、一般客なのか不明ですが)が手に
マイクを握りしめてスマートフォンを見ていました。その音楽は、ラジオではなく、カラオケだったのです。BGMが、まさかの生歌!
コンビニにカラオケの機材が置いてあるのも不思議ですが、客前で堂々と生歌を披露する男性にも驚きでした。拍手をしてコンビニを去りました。
【 今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点 】:
親日家の方が本当に多く、日本語や日本文化に興味を持ち、勉強されている方に沢山出会いました。私たちが外国人だと分かると、英語で話してくれたり、
英語のメニューに変えてくれたり、親切な方も多かったです。特にバスでは、ターミナルからホテルに帰る際、下車するバス停の名前が発音できなくて、
紙に下車するバス停を事前に書いておき、お金を回収する人に見せると、バス停近くになったら教えてくれました。
【 現地で感じた不満点 】:
交通マナーが分かりにくかったです。信号は小さくて見にくく、大通りでなければ、人が通ってなかったら平気で赤信号でも走っていきます。
皆さんもご存じの通り、ベトナムはバイク大国です。少しの隙間さえあれば、狭くても割り込んで入るし、至近距離でも横を横切っていきます。
何度か冷や汗をかきました。慣れるまでは、信号のある横断歩道さえも、なかなかタイミングをつかめず、渡れなかったものです。帰宅ラッシュに
はまってしまうと、歩道もバイクで埋め尽くされ、信号の意味はあるのか?と思うほどで、待っても一向に渡れません。隙を狙ってバイクとバイクの間を
掻き分け進むしかありません。日本の交通マナーって素晴らしいと改めて感じました。
また、ほとんどのバスが乗車・下車の際には停車しません。低速ではあるものの、動いているので荷物がある時の乗り降りは本当に勝負でした!
【 今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)をお願いします。 】:
【あって良かった物】
・ビーチサンダル(雨で濡れても、すぐ乾く)
・ウェットティッシュ(レストランや屋台で出されるウェットティッシュは有料)
・除菌スプレー
・虫よけスプレー(東南アジア圏でジカ熱などが流行っているので、対策をしたほうが良い)
・ポケットティッシュ(外出先のトイレでは、トイレットペーパーが備え付けていない場合がある)
・折り畳み傘(雨季に参加する方は、スコールに必ずあうので、いつでも持ち運んでおいたほうが良い)
・洗濯用液体洗剤(長期滞在で洗濯をする方は、各自の部屋で手洗いし、室内で干すと思いますが、粉よりも液体の方が便利)
・洗濯用のピンチ付きハンガー(ハンガーはいくつかありますが、干す場所も限られてくるので、ハンカチや下着など小さいものを1か所で干せるピンチ付きのハンガーがあると便利)
・カトラリー(もし、スーパーで総菜、ヨーグルトなどを購入した場合、スプーンなど付いてこないので)
【不必要だったもの】
・インスタントのスープやラーメン(室内にケトルが無いので、お湯が沸かせない)
・ひらがな・カタカナを覚える為のかるたや、本(すでにアン先生が持っている)