セブトビタテ留学ボランティア(高校生)
■活動から感じたこと
着いてすぐに帰りたくないと思いました。人々が優しくて暖かくて、もちろん日本よりもゆるくて特にタクシーの運転荒さにはドキドキしました。ある日フィーディングセンターで子どもたちに東京にはお金が沢山ある?と聞かれたことがありました。私はあるよと答えましたが、東京にはセブのような人の温かさがないと伝えました。孤食や過労死についても伝えました。セブはそんなところです。生活は貧しいけれど、その中でも笑顔で楽しそうに生活している。苦しい生活の中でも私たちのように都会の忙しさで笑うこと楽しむことを忘れていないような気がします。
私の今回の留学の心がけとして、ストリートの子どもたちと同じ生活をすることでした。それを1番できたのはフィーディングセンターでした。廊下や部屋の床に寝ている子どもたちと一緒に私も寝たり、分担している赤ちゃんの抱っこをしたり、ハグしたり頬にキスしたり、匂いなんて全然気になりません。私が口を開ければ彼らが手で食べているご飯を口にあーんってしてくれる。毎回行くたびに「モモー!」って子どもたちも同い年くらいの子も寄ってきてくれてそんな風にみんなの仲間になれてとても嬉しかったです。最終日、1番大好きだったフィーディングセンターでお別れをするのがとても悲しくて泣いてしまいました。会いたい子に会えなかったのもあります。毎日色々なボランティアの人が来て、モモのことすぐに忘れてしまうんじゃないかと心配でした。でも、だからまた絶対行こうと思いました。今度はフィーディングセンターだけでボランティアをしたいです。その時にモモー!ってまた呼んでくれたら嬉しいです。
■来年参加するトビタテ留学生へのメッセージ
フィリピンの公用語は英語ですが、教育を受けていない子どもたちは英語を話せません。なので現地の言葉を勉強するといいと思いました。他にも、私は寄付をスーツケースひとつ分持って行きましたが、その中でも特に文房具が好まれていたと思います。
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http://cebu.sunnyday.jp/