参加者レポート
凄く濃い時間を過ごした
カンボジアシェムリアップ日本語・孤児院ボランティアプログラム
◆参加期間◆ 2016年9月7日 ~ 2016年 9月14日まで 1週間
◆参加の動機◆
人生の中で一度はアンコールワットを自分の目で見たかったのと、現地の人と何か関われることがしたかったから。
◆ご参加頂いた時期に関して◆
気候、お天気はどうでしたか?
滞在をしていた前半の午前中は晴れていて暑かったです。夕方になると突然スコールが降り出すことがありました。 後半は、雨が多くスコールほど強くはないが、しとしととずっと雨が降ることが多くなりました。
服装は?
暑いときは半袖やノースリーブ、生地が薄めのジーンズを着ていました。アンコールワットの一部分では肌を露出していたリ、その場所には入れない服装があるので気を付けたほうがよさそうでした。
スコールが降った後や曇りの日、雨が多い日は少し寒いことがあるので、軽めの上着を着ていました。
◆シェムリアップ滞在に関して◆
街の雰囲気、印象はいかがでしたか。
行く前のイメージではもっと建物が少ないのかと思っていたのですが、実際行ってみると食事ができるところ、コンビニのようなお店、他のホテルなどたくさんあり、そして、交通量も多く驚きました。
おすすめのお店、レストラン、観光スポットがあればお知らせください。
さおりさんから教えていただいたのですが、ラッキーモールを少し過ぎたところに「リリー レストラン」というお店があり、安くて美味しかったです。
ヤマトゲストハウスでの滞在はいかがでしたか。
私が部屋へ出入りするたびに、そこを管理していた方が挨拶をしてくださって凄く過ごしやすかったです。
◆観光に関して◆
何かツアー等に参加されましたか? いいえ
ツアーではありませんがツクツクドライバーのノレイくんに、アンコールワット、アンコールトム、タプロームを案内してもらいました。 写真撮影の良い場所等教えてくれました。
◆ボランティア活動に関して◆
日本語トレーニングセンターでの活動内容と感想をお聞かせください。
中に入ると生徒の方々がみなさん「先生おはようございます。」とあいさつをしてくださり、私を一人の日本語の先生として受け入れてくれた為、背筋が常にぴんっと張るような感じでした。授業では、分からないところをお互いに助けあったり、先生に質問をしたりとても積極的でした。
私は神奈川県に住んでいるので、神奈川の観光地の紹介や自分が普段生活をしている場所の写真などを使って紹介をしました。あとは、そのクラスの担当の先生がやっている授業で出された問題の丸つけや確認作業などや生徒に日本語の歌を教えてほしいということだったので「世界に一つだけの花」を歌っておしえました。 Kiroroの”best friend”の歌を知りたがっていたのでそれを持っていくとよいかもしれません。
生徒に自分で授業をする時にまだわからない言葉などが多いので、かみ砕いて説明をするのが一番難しかったです。
村の青空教室での活動内容と感想をお聞かせください。
村の学校では、それぞれ日本語の勉強をしてきている期間が違うので、まず50音の確認をして、そのあとにカルタをしました。そのあとに、「こんにちは」や「ありがとう」などの簡単な言葉や、初めて会った時の会話を教えたりしました。
村の学校では個人差があるのですが、恥ずかしがり屋の子が居れば、積極的な子も居てとてもいい意味で個性が豊かで前に立っていて、そして、一緒に活動することが出来て楽しかったです。ゲームなどをしたときの皆のテンションの上がり方がとても可愛かったです。
マザーハウス孤児院での活動内容と感想をお聞かせください。
マザーハウスでは、主に子ども達と遊ぶことと私が行ったのが午後だけだったので情報が偏るのですが、午後3時位になると食事、お風呂があるのでその手伝いをしていました。これらが終わると、裏の方で食器洗いや、洗濯が始まるのでそれの手伝いをしました。みなさん慣れていて、仕事がとてもテキパキしているので、最初は圧倒されてしまって何もできない時もあったのですが、シスターに聞いてみると何をしてほしいなどを教えてくださったので、次に訪問をしたときに自ら動けるよう心がけました。
最初は慣れていなくてあまり子ども達と距離を詰めるのが難しかったのですが、時間がたって接する時間が長くなればなるほど、向こうから何をしようなど近づいてきてくれるのが嬉しかったです。
その他、どちらか訪問をされましたか?
アキラ地雷博物館、
NGO団体 Kumae を訪問しました。
◆持ち物に関して◆
日本より用意し、役に立ったものは?
エプロン(マザーハウスでご飯をあげたり、洗濯をしたりするのに役立ちました)
ビーチサンダル
日焼けどめ、
その他、便利だと思うものは?
蚊がとても多いかったので、虫よけスプレーとムヒ、
◆カンボジアの物価に関して◆
ご参加時のレートは? 1ドル=約102~103円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
お菓子、ドライフルーツ、石鹸、バナナペーパーの小物ケース、飴 など。
◆今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど◆
今回一人でこの活動に参加するにあたって、今回の参加の動機となっている「現地の人と関わりたい」という思いはあったのですが、最初、一週間しか滞在しない私をいろいろな場所で受け入れてくれるのか、少しでも何か現地の人に役に立てることが出来るのかなどの不安がありました。ですが、実際に行ってみると学校では、たくさんの方が私を迎え入れてくれて、私の話に興味を持って聞いてくれて、不安に思っていたのが逆に申し訳なく思うくらいで、興味を持ってくれているのに答えなくてはいけないと思い、日本から持ってきたものに手を付け加えたりし、新しいものを作ってもっと知ってもらいたいという思いが強くなりました。
実際、いろいろすることで達成感も味わうことが出来た時もありました。日本語トレーニングセンターでは、私が訪問をした日にたまたま面接が入り、その日に採用が決まるということがありました。
当日は、みなさんとても緊張されていたのですが日本で働くために一人ひとりが全力を尽くしている姿に私も頑張らなくてはと影響されました。そして、合格しても、不合格であっても、お互いのことを喜びあったり、励ましあったりする姿を見たときに私は本当に素晴らしい瞬間にこの学校にいることが出来たことに感動をしました。
今回カンボジアで凄く濃い時間を過ごしたと思います。心残りすることもあるのでまたカンボジアへ行き活動をしたいなと思っています。
村の青空教室のガイド兼通訳のラタナさん
お名前:つるちゃん 性別: 女性 ご年齢: 10代