海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

ネパール地震復興ボランティアプログラム  

2016年8月23日~9月1日までの間の25~27日においてカトマンズ近郊のBungamati(ブンガマティ:パタン中心部よりバスで40~50分15ルピー))にて復興のサポートをしてきました。
パタン中心部ではあまり気が付きませんでしたが此処の被害状況はかなりでした。

 

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上から見た崩れた家

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この様な家があちこちに

私達(最初8人で一人帰国。その後二人増)は殆どレンガが崩れ落ち瓦礫に埋まってしまった家の瓦礫撤去が作業内容で瓦礫をスコップ等で堀出す班、瓦礫を一輪車で途中まで運搬する班(50~60m)、途中から指定された場所に捨てに行く班(50~60m)とに分かれ午前中約3時間、午後約2時間を暑さと闘いながら少しでも役に立とうという気持ちで奮闘いたしました。

そして、少しずつ瓦礫が減って家の形が分かってくるのを励みにみんなの慣れないスコップ扱いも一輪車の扱い方も少しずつ馴染んできました。兎に角「こんなにすごい量何時までやれば無くなるんだろう!!」と思いつつも結果は確実に表れ少しずつ奥の方が表れてくると俄然力が入り、必ず私たちの力でこの家を片付けようという一体感が生まれたような気がしました。

 

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田園の中の被災地

 

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壊滅状態の寺院

二日目は瓦礫撤去は午前中だけで午後からはそこから歩いて約40~50分の小学校の訪問でした。36人の13歳くらいまでのとにかく元気な子供たちとの交流です。
2班に分かれて教室内では折り紙作成・風船遊び等、校庭では鬼ごっこ・モンキーというボール遊び・フラフープ・ダンス・数字(1~20)を使った椅子とりゲーム(この遊びは何処でも使える)の様な遊びなど歳を忘れて校庭の中を飛び回りました。子供たちが喜んで一緒に遊んでくれたことがとても嬉しかったです。

 

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36人の学校

 

 

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校庭でモンキーボール

 

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終わって表彰式

3日目は終日瓦礫撤去作業をし、遂に一軒分を完了と短い時間の中で出来ることは限られていますが、初めて会った者同士が一つの目標に向かって無心に行動することの人間関係の力強さ・素晴らしさを改めて感じました。そして被災したネパールの人々の生活が早く普段の生活に戻ることを願って現地を後にしました。

期間中の滞在は7年前と同じCHYAWANさんファミリー(チヤワンさんご夫婦・お祖父さんお祖母さん・長女(チェトラちゃん)次女(チェスタちゃん)の6人家族)にお世話になりました。パタンの中心地ダルバール広場が近くにありフリータイムのアクティビティには事欠きませんでした。チヤワンさん宅での生活スタイルは自然の物(自宅の庭で採れた野菜)を調理し体を冷やさないメニュウを出してくれました。また奥さん(ニーラムさん)のチャイは疲れをとり暑さを癒す最高の味で食事の時、外から帰った時には必ず頂きました。
兎に角「水」の少ないネパールでは「水」を大切にすることが第一でした。メインの水は週一回の配給水で主に飲料水と台所用・シャワー・洗濯等。兎に角、有効利用を心がけていました。例えば、雨水は集めてタンクにためる、シャワー・洗面に使った水はバケツにためる・洗濯水、濯ぎ水もストックし、これらの水は必要に応じて洗濯・トイレに使い決して捨てない。出来る限り無駄なことをしない様に工夫していました。改めて私たちは随分毎日当たり前のように水の無駄使いをしていることに気づかされました

*作業日のタイムスケジュール
5:30 起床
6:45 朝食
8:30 ホスト宅出発  (10~15分徒歩)
9:00 Office集合 (約5分徒歩) バス停(Bumgamati行き) (40~50分乗車) 下車後徒歩10分位で作業場  途中水分補給をしつつ13:00頃まで作業  (被災者の仮設住宅にてランチを御馳走になる)
15:30頃まで作業  再び同じルートにてパタンへ戻る

*通信事情が良くありませんWifi以外で国外へのデータ通信は高額(私は数万円かかった)の為必ずWifiの利用を勧めます。

 

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安心して散歩

 

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楽しい仲間

 

 

 

 

 

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頼もしい助っ人

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ナマステ ヒマラヤの朝日

 

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去り難しナガルコット
以上 雑駁ではありますが私のネパール滞在記 といたします

2016年9月4日   H・M