参加者レポート
最後にはすごく仲良くなって心を開いてくれた
プノンペン日本語+孤児院ボランティアプログラム
◆参加期間◆ 2015 年 9月21日 ~ 2015年9月27日まで (1週間)
◆参加の動機◆
8年前に1人でカンボジアに行った時に、学校に行けないで物売りをしている子供達の現状を見て何かできることはないだろうかと思いました。その時の旅が人生観が変わるような素晴らしいものだったので、またカンボジアに戻って貢献したいと思ったからです。
◆プノンペン滞在に関して◆
街の雰囲気、印象はいかがでしたか? :
8年前と比べて、沢山のレストランやお店、ビルが新しくでき、ここ数年で大きく経済成長を遂げたんだと肌で実感しました。
おすすめのお店、レストラン、観光スポットがあればお知らせください。:
リバーサイドは観光客向けのレストランが多く、のんびりしていて散歩するのにおすすめです。また夜は、リバーサイドの通りにある屋上のバーで夜景を楽しむこともでき、景色が美しかったです。
カンボジアの歴史を知るには、キリング・フィールドやトゥール・スレン虐殺博物館を訪れた方がいいと思います。
◆Relax Guest Houseでの滞在はいかがでしたか◆
清潔で綺麗とは言いがたいですが、必要最低限のものはそろっているので、寝る場所としては全く問題ないです。外を見られる窓がなかったので、部屋の中が常に暗く、閉鎖的な印象を受けました。
◆ボランティア活動に関して◆
ヒカリ日本語学校での活動時間・内容と感想をお聞かせください。
平日の夕方5時半から7時半まで英語と日本語の授業に参加して授業、見学をしました。英語は高校生が15人くらいいるクラスだったのですが、日本人以上にシャイで英語力も低いので最初は盛り上げるのに苦労しました。でも2日目から景品つきのゲームなどをやると、みんな積極的に楽しそうに参加してくれて私自身も楽しめました。
日本語のクラスでは、カンボジアの生徒さん数人と、日本やカンボジアの文化・生活について話しました。みんなとても勉強熱心で刺激を受けました。
日本の学校や塾と違って、決まったルールは特になく、自由にどのクラスにも気軽に出入りできるし緩い感じが良かったです・
◆プノンペンでのマザーハウス孤児院での活動時間・内容と感想をお聞かせください◆
朝の9時から11時まで滞在し、子供と遊ぶ、食事のお手伝い、着替えのお手伝いなどをしました。子供達は初めはとてもシャイで1日目はなかなか打ち解けられなかったですが、数日目からはすごくなついてくれて本当に可愛かったです。シスターの方も優しい方達ばかりで、子供達の現状や自分たちのことなど沢山話してくれました。子供達とはただおもちゃで遊ぶだけじゃなく、おんぶやだっこ、お馬さんなどをしてあげるととても喜びます。ただ、はしゃぎすぎて何回か落ちてしまったので怪我には注意です。
◆持ち物に関して◆
日本より用意し、役に立ったものは?
個性的なペンを沢山持っていって、授業中のゲームで勝った高校生達への景品にしたのを皆喜んでくれました。
その他、便利だと思うものは?
孤児院のこどもたちは風船の動画を見て夢中になっていたので、日本から風船を持ってくればよかったなと思いました。あとは現地のAEONでクレヨンと色塗りブックを購入して子供達にプレゼントしたのですが、皆喜んで取り合いになっていました。
◆ご参加頂いた時期に関して◆
気候、お天気はどうでしたか?
毎日熱く、長袖は夜も含めて1回も着なかったです。雨期だったので、毎日1〜2時間はまとまった雨が降り、その間は外出するのがむずかしくなります。
服装は?
Tシャツにショートパンツやスエットパンツを合わせました。
◆カンボジアの物価に関して◆
ご参加時のレートは? 1ドル=約120円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
孤児院に寄付するおむつ2パック、クレヨン、色塗りノート。
タイ製のカップラーメン(100円くらいで美味しかったです。)、お土産用の石けん(リバーサイドの近くに素敵なお店がありました。)セントラルマーケットでサングラス(20ドルを10ドルに値切りました)
お小遣いはどのくらいご用意され、実際にはどのくらい使いましたか?
3万円ほど用意して、ほぼ全額使い切りました。
◆最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど◆
孤児院での最終日、子供達にバイバイした後も、みんなベランダまで来て私を見送ってくれて私の姿が見えなくなった後も「アロー!アロー!」と呼び続ける声が聞こえてきた時は涙が止まらなくなりました。実質5日間しかお手伝いできなかったのですが、最後にはすごく仲良くなって心を開いてくれたのに日本に帰らなければいけないのはつらかったです。
今度はもっと長い間滞在したいと思います。
カンボジア人は英語をきちんと話せる人がかなり少なく、シンプルな会話しかできません。もちろん孤児院の子供達も英語は全く喋れないのでベーシックなクメール語を少しでも覚えていくと楽しくなると思います。
光語学学校では、クラスによって(先生によって)やらせてくれることが変わるので、色んなクラスを見学して自分が一番貢献できそうなクラスを選ぶのがいいと思います。
私は英語を教えたのですが、授業の前に学校の日本人スタッフの人にパソコンを借り、プリントを作成し授業中はそのプリントをメインに授業を行いました。プリントが1つあるだけでも授業のしやすさが全く変わってきます。
お名前(イニシャル、ニックネーム可):KAYA
性別: 女性 ご年齢: 30代