参加者レポート
カンボジア孤児院・日本語ボランティア
◎マザーテレサ孤児院
私は午前中だけのボランティアでしたが、15:00~17:00もできるようです。
私が行った時は孤児院でペンキを塗ったり工事をしていたりしていて、子どもたちは3~5人程度しかいませんでした。現地の従業員数名と、私たち日本人ボランティアが2名で、子どもよりも大人の方が人数多いという日も(笑)。そんな時は、子どものお世話を一切せず、孤児院のあちこちを雑巾で掃除した日もありました。これはこれでいろいろなことを考えさせられましたし、楽しかったです!
私が行った時は乳幼児ばかりで、なかなかなついてくれなかったり、すぐにお漏らしをしたり(おむつはしているのですが…)、すぐに泣いたり…と、大変なこともありました。
子どものお世話をしてくれている方々は英語が話せないため、なかなかどのようなことをしていいかわからず戸惑ってしまうこともありましたが、何日か通っていると、少しずつわかってきた気がします。ちなみにシスターさんは英語でコミュニケーションを取ることができました。
子どもたちの笑顔はとってもかわいくて、一緒に遊んでいるときに喜んでいる様子を見ると、こっちまで嬉しくなってきました。ぜひいろんな子どもたちと積極的に遊んであげて欲しいです!
9:00~10:00 おもちゃなどを使って子どもたちと遊ぶ
10:00~10:30 食事の介助
10:30~11:00 シャワー、お昼寝
荷物は、普段活動する部屋にあるボランティア用のロッカーに入れて、子どもが勝手に開けないように上に鍵?をかけられますが、他のボランティアさんも使用することや、大人は簡単に開けることができるということは覚えておいてください。私は特に何もありませんでしたが、念には念を…。ちなみに、孤児院の中での写真撮影はNGでした。
ヤシの実を寄付…ということであらかじめ言われていましたが、あまり多く持って行っても、なかなか保存などができないようでした。ヤシの実はもちろん使えるのですが、子どもたちが遊べるような乳幼児向けのおもちゃや、子ども用の衣服などを持っていくと喜ばれるのかな~なんて思いました(憶測です)。また、タオルや布、おむつなども、そんなに足りていないような気がしました。何をどのように持っていくと喜ばれるか、なかなか難しいところですが、シスターさんと相談するのが良いかなと思います!
孤児院の中は想像以上に清潔!!(インド・ベトナムと比べて…?)ボランティア中は、裸足での活動をおすすめします。ただ、常にウェットティッシュは持ち歩き、活動後は手や足の裏などを吹いた方がいいと思います!
◎日本語教室
月~金 13:00~14:00 、17:30~18:30 、18:30~19:30 3コマ授業
土日 8:00~12:00 or 14:00~16:00 どちらか?授業
平日は3コマの授業に入りました。
13:00からのクラスは、生徒さんが2人しかいませんでしたが、もう一人の日本人のボランティアの方と2人で一緒に授業を進めました。30代のトゥクトゥクの運転手さんと19歳の大学生のとてもやる気がある2人で、雑談も交えつつ、教科書を進めていきました。2人の名前に漢字をあてて教えてあげたりもしました。
17:30からのクラスと18:30からのクラスは、8~10人の生徒さんがいて、カンボジア人の先生のアシスタントのような形で入りました。(もう一人の日本人ボランティアの方とは別のクラスでした)。毎日同じクラスだったため、先生とも生徒さんともすぐに親しくなれました!
17:30からのクラスは、大学生~30代くらいの社会人の方がいるクラスでした。音読をする時のお手本として先に読んだり、問題の答え合わせをしたりしましたが、人数が少ない日には指さし会話帳を使ってたくさん雑談したりもしました。ある日は、学校に着いた瞬間、「今日僕は忙しい。ここをよろしくお願いします。」とプリントを渡され、突然1人で授業にトライするという無茶ぶりもありました(笑)。生徒さん達がたくさん協力してくれて、なんとかなったと思います(笑)
18:30からのクラスも、大学生~30代くらいの社会人の方がいるクラスでした。担当の先生が「先生何をやりたいですか?」といつも聞いてくれて、結構自由にいろいろなことをやらせてくれました。私がよさこいを披露したり、生徒さんの一人と「恋するフォーチュンクッキー」を踊ったりしたら、カンボジアのダンスをおしえてもらうことができました。他の日は雑談をしたり、ご飯を食べに行く約束をしていたら授業を早々と切上げて移動開始したり…と、とても楽しかったです(笑)。
土日はまた違う生徒さんでした。私は日曜日のみ、8:00~のクラスへ行ったのですが、8:15になっても先生1人もいない(笑)。生徒さんもポツポツ?そんな中ようやく始まった授業は、先生1人、生徒3人(大学生で中国語ペラペラ!)、日本人ボランティア3人と、とても手厚かったです(笑)授業の中で、それぞれ会話文の音読の練習をしたり、答え合わせをしたりと、マンツーマンでガッツリ勉強しました。平日クラスとは違い、日曜日しか授業がないこのクラスは、4時間ぶっ続け!(休憩1回有)とても真面目な生徒さんたちでしたが、4時間が長く感じないくらい楽しく勉強することができました♪
あらかじめスタッフさんと打ち合わせをする中で、「やりたいことはありますか?」と聞いて下さったり、先生からも直接「何をしますか?」と聞かれたりすることがあったため、自分の得意なことや日本の文化などを思いきって教えてみると良いと思います。そのために、日本からいろいろなものを用意していくことをお勧めします。わたしはよさこいが得意なので、鳴子を持っていけばよかったなぁと後悔!書道もやりたかったなぁと思いました。
日本の音楽や芸能人に詳しい人や興味を持っている人がいたので、あらかじめスマホに動画を保存しておくのも良いと思います。ホテルの(弱い)Wi-Fiでは、落とし切れませんでした…(泣)
あとは、折り紙や切り紙の本を持っていきましたが、ほとんど子どもたちと遊びました。1つ作ってプレゼントすると、気がつけば子どもたちの行列が…!笑 100均にある本とともに、残った折り紙は学校に寄付してきました。
日本からお土産用のお菓子を1箱持って行き、生徒さんや先生にあげたところとても喜んでもらえました♪日本の物というよりも、ご当地の物だと良いかもしれません。
あとは、用意したほうがいい物ではありませんが、Facebookをやっていると便利です!先生方や生徒さんはみんなFacebookをやっているため、連絡先を交換するよりも手軽にみんなとつながることができます。ただ、なぜかカンボジアの方は、その場にいない人もよくタグ付けします(笑)なぜだ?(笑)