参加者レポート
カンボジア・シェムリアップでボランティア
■参加期間:2025年2月3日~2月22日 3週間
■ニックネーム又はイニシャル等:M.Y
■参加プログラム:個人参加プログラム
■参加しようと思ったきっかけは?
カンボジアの教育制度や学習方法に興味があったからです。
■参加された時期の天候、服装をお知らせください。
朝と晩は涼しかったです。ですが10時を過ぎるとかなり暑く昼間は日陰じゃないとしんどくなります。半袖短パンでした。サンダル必須でした。
■ご滞在先ホテルはいかがでしたか?
朝ごはんの出てくるのが遅いです。時間に余裕を持って朝食を食べた方がいいです。ですが味は美味しく醤油もあります。インスタントコーヒーがちょうど良い甘さでした。ベランダからの景色がとても良いです。
■活動先/活動内容:
日本語学校
アンコールスクール(日本語・英語サポート)
■ボランティアの活動内容と、その活動時間など:
授業のお手伝いと休み時間に生徒と遊ぶこと。朝8時半から夜7時まで。午前に1個、午後に1個のような形で一日にふたつの学校に行ったりもしました。
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソードなど:
色々な学校に行ってソムハン先生というあだ名で呼ばれました。どういう意味なのか分かりませんでしたが、どうやらハンサム先生という意味だったみたいです。後半の学校で気づいたのですが、とても嬉しかったです。日本では言われることがないので貴重な体験をさせて貰えました。
■観光、ツアーには参加されましたか? その感想と参加費用を教えてください。
トンレサップ湖の英語ツアーとアンコール遺跡群の観光をしました。
トンレサップ湖ツアーは18ドル。アンコール遺跡群の観光は40ドルでした。
■お小遣いはどのくらい用意して、どのくらい使いましたか?
3週間で300ドル使いました。食費、洗濯、飲み物、ツアー費用が主です。お土産をtea timeで購入しました。20ドルくらい買いました
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備など):
私は現地でお腹を壊してしまいました。他の東南アジアに行ってお腹を壊したこと無かったので、今回はいいやと思って薬を持っていきませんでした。後悔しています。大した荷物にならないのでケチらず頭痛薬、正露丸は持ってきた方がいいと思います。また、カンボジアは暑いので冷房をつけたまま寝ることになると思います。マスクも必須です。あと虫除けスプレーも必要です。めちゃくちゃ蚊が多いです。蚊に刺されたら痒くて鬱陶しいので、虫除けスプレーは必須だと思いました。
■その他、お気づきの点など:
私はカンボジアに来て自分にとっての幸せを考えさせられました。カンボジアに来てから日本語学校の生徒になぜ日本人は自殺するの?と聞かれ驚きました。自分の周りに自殺する人などいなくて日本人に自殺が多い事など全く知りませんでした。調べてみると日本は世界で五番目に自殺が多い国でした。30代までの若者の死因の1位は自殺でした。日本にいては全く気づかなかったことです。そう考えると日本人は毎朝疲れきった顔で電車に乗っています。学生はいい大学に入り、大企業に就職するために必死に勉強します。大企業に入っても出世するために必死に働きます。自分もそうなるものだと思っていました。
しかしカンボジアの生活を見てから確かにカンボジア人の多くは日本人よりお金は持っていないかもしれません。しかし彼らの方が遥かに楽しそうです。綺麗な朝日と共に目を覚まし、1台の乗用車に30人くらいの生徒が乗り一緒に学校へ行く。大声で音読をして休み時間には走り回って遊ぶ。夕方には村の大人達がバレーボールコートに集まりバレーボールをする。どれも幸せな瞬間でした。
3週間という短い時間でしたが幸せはお金では買えないこと、自分にとっての幸せとは何なのかを考えさせられる3週間でした。この3週間のおかげで自分の人生の課題が見つかったように思えます。本当に貴重な体験でした。