海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

【オーストラリア】絶対にまたキャンベラに行きます!


【参加期間】
2020年3月1日~2020年3月21日
参加プログラム:オーストラリア日本語ボランティア
派遣先学校:Farrer Primary School
20代 女性

 

【参加の動機】
長い春休みを有意義なものにしたい、海外にいったことがないから行ってみたいといった気持ちがあり、海外にいくことを決めました。

そして、せっかく海外にいくのなら現地の人と交流ができ、英語を受動的ではなく実践的に使えて、誰かのためになることをしたいと思い「オーストラリア日本語ボランティ」に挑戦してみることにしました。

 

【印象に残ったこと・感動したこと】
生徒たちが思った以上に私や日本に興味関心を抱いてくれているということです。

最初は生徒たちに対してとてもシャイな印象や、あまり私のことを受け入れてくれてないといった印象を持っていました。

ですが、最後のほうには日本についての質問をしてくれたり、日本の好きなところを教えてくれたりしてくれて最初に持っていた印象はなくなりました。

正直わたしは大学で教員に関する勉強を一切していなかったので、子供との接し方がいまいちわかりませんでした。

なので、どうやったら最初持っていたような印象を早くぬぐえたのだろうかと考えてみると、教員のプロである先生たちに相談すべきだったと思いました。

感動したことは「ENLIGHTEN FESTIVAL」です。このお祭りはキャンベラで毎年3月に行われています。初めて気球をみたりオーストラリアのお祭りを体験したりすることができました。非常に感動的でした。

 

【楽しかったこと】
ホストファミリーと一緒にご飯をつくったこと、お餅やラーメンを作ってあげたりしたこと、動物園や政治関連の建物、スーパー、Thredboに行ったことです。

キャンベラはホームステイするには最高な場所で行ききれないほどのたくさんの観光スポットがあり、とても魅力的な場所だと非常に感じました。

私はキャンベラがとても大好きになりました。キャンベラを紹介してくださった池田さんに非常に感謝しています。

 

【大変だったこと】
大変だったことは自分に自信を持てなかったことです。

日本から来たばかりの私はコロナウイルスの影響で生徒や先生、保護者の目が怖くなり、周りの人たちに自信をもって接することができなくなってしまい、壁ができてしまっているのを非常に感じていました。

また、英語が堪能ではないことも自信のなさにすごく直結していました。そのため、わたしはどうしたらいいのかわからなくなり、一緒に日本語を教えている先生やホストファミリーのお母さん、CECの池田さんに相談しました。

すると、考え方が変わり自分を責めたり自信を無くさなくていいのだと気づけました。なので、何かつらいことがあれば相談してみることをお勧めします。

 

【持ち物について(持っていってよかったもの、持っていけばよかったものなど)】
持って行ってよかったものは、つばの広い帽子です。
3月は秋ですが日差しは真夏のように強かったので帽子は必須です。

あと、百均で買った和菓子のおもちゃ消しゴムです。生徒が物珍しそうにしていました。

持っていけばよかったものは、長そで長ズボンのパジャマ、カーディガンなど秋の洋服です。

オーストラリアはとても暑いと聞いていたので、秋といえども夏服でいいやと思い半そでや薄いジャンパーしか持っていきませんでした。ですが、予想に反して特に朝や夜は半そでには凍えるような寒さでした。

 

【現地での服装について】
服装については上記の通りです。活動先では生徒と外で遊ぶこともあると思うので、サンダルだけでなく、シューズも必要です。

 

【現地の物価】
ホストファミリーがお昼も用意してくれたので、ほとんど使っていないです。

キャンベラの観光地は無料で入れるところが多いです。また、車を使う人がほとんどなので交通費は一切使ってないです。

物価は高いと聞いていましたが、スーパーに行ってみると、日本よりも安価なものはたくさんありました。

飛行機代とプログラム費用を除いて、私が使った費用は2万ほどです。魅力的なものが多かったので、お土産をたくさん買ったり、日本では食べられないようなものを食べたりしてお金を使いました。

 

【コミュニケーション手段について】
オーストラリアに行く前は自分の発音に自信がありました。ですが、まったく自分の発音では通じなくて正直うぬぼれていたなと思いました。

また、初めて知った単語や文はすぐメモして覚えるようにしていました。海外にいるときの英語の吸収力は半端ないと思うので海外にいっても英語の勉強をすることは大事であると思いました。 

 

【ステイ先の情報・感想】
家族構成は、父、母、三人の息子でした。私は三姉妹の末っ子なので初めて男兄弟ができたようでうれしかったです。ホストファミリーのお母さんが私と同じく料理好きだったので毎日一緒に手の凝った料理を作っていました。

キャンベラは都市なのでいろんな国の大使館があります。そのためオーストラリアの中でもいろんな国の人が集まっています。

そのため、中東系の食材やヨーロッパの食材、アジアの食材などすべてそろっていました。
なので、いろんな料理やスパイスを堪能することができました。

また、日本と違って土地が広いので家がとても大きかったです。なので、ホームステイするにはちょうどいいなと思いました。

ホストファミリーとはとても仲良くなり、また必ず会う約束をして帰国しました。今でも連絡のやり取りをしています。


 

 

【派遣先の学校に関して】
私は小学校の日本語の先生のサポートを行っていました。サポート内容は先生の日本語をチェックしたり、生徒が書く日本語を見て回ったりしていました。

日本語の授業がない曜日は保育園に行ってお手伝いをしていました。

初めて自分が教える側になったので、先生の気持ちを理解できるようになりました。 コロナウイルスのことで、消極的になってしまっていたので、休み時間に子供たちとは遊ばずに休憩をしていました。ですが、生徒が最後には私に打ち解けてくれたことを思うともっと早くから打ち解けるために一緒に遊ぶべきだったと思っています。

 

【事前準備に関して】
事前にオーストラリア、キャンベラの情報を集めておいたほうが現地での理解が速いと思い多くのことを調べました。

観光地や食べ物、はやりの音楽、動物、政治などについてです。とても役に立ちまた。

総額5千円くらいでお土産を持っていきました。手ぬぐいなどはありきたりだと思ったので、ホストファミリーの好きなものなどをきいて、トトロのトランプや抹茶のお菓子、もち米、日本人が好むお菓子などをもっていきました。

小学生の生徒はポケモンが好きな子が多かったので何かポケモンのグッズをもっていけばよかったなと後悔しました。

 

【今後参加される方へのアドバイス】
ホストファミリーと仲良くなるためには、ホストファミリーの言ったことに対して忠実になるのがいいと思います。

例えば、ホストファミリーが自分の家のように自由に冷蔵庫開けていいし、何食べてもいいし、どこにいてもいいといったら、気にせずそうするのがいいと思います。

後からホストファミリーから聞いたのは、私が忠実にそうしたことでリラックスしているようで、安心したといわれました。

私は海外に一度も行ったことがなかったので、一人でいきなり1カ月も行くことは心配されました。ですが、全然問題ありませんでした。挑戦してみたい、仲良くなりたいといった前向きな気持ちがあればうまくやっていけると思います。

初めて自分が教える側になったので、先生の気持ちを理解できるようになりました。

コロナウイルスのことで、消極的になってしまっていたので、休み時間に子供たちとは遊ばずに休憩をしていました。

ですが、生徒が最後には私に打ち解けてくれたことを思うともっと早くから打ち解けるために一緒に遊ぶべきだったと思っています。

 

【その他ご自由にご記入ください】
コロナウイルスの影響で早期の帰国になってしまったのは残念ですが、とにかく思うのは参加してよかったということです。非常に新しくてよい経験ができました。

私は絶対にまたキャンベラに行きます!