参加者レポート
タイ孤児スクールボランティア
■参加期間
2019年8月 1週間
■ニックネーム又はイニシャル等
つる(高校生/女性)
■国名
日本
■ボランティアの種類
子供関連
孤児院
日本語教育
幼稚園、学校
■参加しようと思ったきっかけは?
私がこのプログラムに参加しようと思ったのは、発展途上国での子供達の暮らしにとても興味があったからです。私はフィリピンに行ったことがあり、そこでスラムや先住民族の子供達と交流しました。そこでは、多くの子供達が将来の夢を持ちながらもそれを目指せないという状況にありました。そのような状況は、フィリピンだけではなくほかの発展途上国にもあるのかと思い、タイに行くことを決めました。
■活動内容と、その活動時間等
①幼稚園
→主に午前中(8時30分~13時くらいまで)、幼稚園で子供達と一緒に遊んだり、昼食で出た食器洗いなどをしました。
②日本語教室
→日本でいう高校1~3年生で日本語クラスをとった人たちが、日本語教室で日本語を学んでいました。日本語の先生に頼むと授業をさせてもらえ、私たちは2回授業を行いました。1回目はBINGO形式で、当たったところのクイズに答えてもらうという授業をおこないました。2回目は「せっせーせーのよいよいよい」を手の振りも含めてみんなでできるようになるという授業を行いました。
③女子寮
夜の配膳が終わってから、ボランティアのご飯が始まるまでの間、女子寮で一緒に遊ぶことができました。私は、ここでもっとも子供達と仲良くなれました。ここでは、ドッジボールや折り紙、塗り絵、幅跳びなどをおこないました。
④配膳
→配膳では、朝(6:30~)と夜(16:00~)の二回、大食堂に行きご飯やおかずを子供達によそうということを行いました。1000人くらいに配膳をするため、ここは少し重労働でした。
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード(字数…
私が最も感動したのは、プログラム最終日に、女子寮の子供達が手紙を書いて渡しに来てくれたことです。ILOVEYOUや、THANKYOUなどといったわかる英語を使って、たくさんの手紙を渡してくれました。中には、折り紙の中にメッセージを書いてお花やハートの形にして渡してくれる子や、風船にマジックペンで書いて渡してくれる子達などがいて、とても感動しました。
■今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点
とにかくとても暖かい人たちです。ボランティア寮のスタッフさん達は、言葉が伝わらないながらも身振り手振りで意思疎通をして、様々なことを助けてもらいました。子供達も、学校内を歩いていてすれちがうたびに、サワディカー(日本語でこんにちはの意味)や、日本語を知っている子達からは「おはようございます」などと挨拶をしてくれました。1200人全員とは話せなかったけれど、私がふれあった人たちはみんなとても楽しく優しい人たちばかりでした。
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)…
とにかく遊び道具はたくさん持って行ったほうがいいです!特に、幼稚園と女子寮では遊び道具を出した瞬間ものすごい数の子供達が来て一瞬でなくなります。また、もし塗り絵をもっていくなら色鉛筆やクレヨンなど、それを行うときに必要なものも持って行った方がいいと思います!また、日本語教室で授業を行いたい方は、授業をするための準備もしていったほうが、ついてからバタバタせず授業ができると思います!
■その他、お気づきの点
生活用具としては、ハンガーや大きい洗濯ばさみ、サンダルなどが必需品です!また、虫除けスプレーはタイについてから空港などでタイ仕様のものを購入することをお勧めします!
#タイ孤児スクールボランティア