参加者レポート
2019年3月 高校生セブプログラム
■国名 フィリピン・セブ
■ボランティアの種類
子供関連
孤児院
マザーテレサ施設
日本語教育
幼稚園、学校
■参加しようと思ったきっかけは?
人の役に立ちたかったから
■活動内容と、その活動時間等
ストリートチルドレンや墓地の子、孤児院の子と達と交流し、日本のことを教えたり、ご飯を提供した。
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
高校二年生の春休みにセブ島に行き、ボランティアをした。
主な活動としては、スラムに住んでいる子たちと交流し、日本のことを教えたり、一緒に遊んだり、フィーディングや衣類の支給などをした。
スラムにはいろんな場所があって、海上スラムやごみ山、墓場もあった。場所によって状況も違い、学校に通えている子が多いところもあれば、食べるのすら困難な子たちもいる。私よりもずっと年下なのに、十分な収入が得られないために子供のうちから働きに出ないといけない子もいた。父親が麻薬で捕まっている子も多くいた。
フィリピンでは小学校から高校までが義務教育になったらしいが(※フィリピンの義務教育は幼稚園から高校までが正しいです)、それでも学校に行ける子は少ない子が多いのが現状である。そのような子達の中には学習への意欲が高く、日本語を話せたり、夜遅くまでインターネットを使用して勉強している子もいた。そのような子たちに将来の夢を聞くと、「先生」という答えが多かった。
日本では、めんどくさいという理由で先生になりたい子は少ないと感じている。恵まれた環境(勉強できる環境)にあるのに不平不満をたくさんいう人が多い。しかし、セブ島ではみんな心が穏やかで親切に接してくれた。なので東京に帰ってきた際、人々に余裕がなく、冷たく感じた。その時に私は気付いた。日本人は裕福になりすぎて小さなことにも幸せを感じることができなくなっていることに。家族や友達、食事、その他自分にかかわるものへの感謝が足りないのではないか。セブ島の子たちはたとえ貧乏だとしても心は豊かだった。身近なもの、人への感謝を忘れないことが大切だと感じた。
■今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点
人々の笑顔が素敵なところ
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)…
ウエットティッシュは必須です。
服は汚れても大丈夫なものを準備した方がいいと思います。
■その他、お気づきの点
特になし
10代 女性