参加者レポート
インド コルカタマザーハウスボランティア&ホームスティ
参加期間 2018年 3月 12日 ~ 2018年 3月 20日まで ( 1週間)
参加の動機:
日本とは違う文化、価値観に触れて視野を広げたいと考えたため、インドに行きたいと思いました。また、観光地だけ見るのではなく、ホームステイやボランティア活動を通してリアルなインドを体験したいと思い、CECのプログラムに参加しました。
ホームステイ滞在に関して:
家族構成: お父さん お母さん 子供( 1)人
食事: おいしかった
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
お父さんと息子は離れて暮らしていたため、お母さんしか家にはいませんでした。家では靴を脱ぎ、サンダルを履いて過ごしました。朝と夜の食後は紅茶とクッキーを出してくれました。
感想:
とてもきれいで広いお家でした。蚊はたくさんいたので虫除け、かゆみ止めは必須でした。お母さんにベンガル語を習う、家族の話をするなどしてコミュニケーションを取りました。日本人の受け入れにとても慣れており、家では快適に過ごせました。
ボランティア活動に関して:ダヤダン(健常者、障害者)
活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
ダヤダンで午前に2日間活動をしました。午前の活動の方が、時間も長く、帰りも遅くならないため良いと思います。午前と午後両方活動される方もいました。活動の内容は、大量の服やシーツの洗濯と干す作業、自力で食べることができない子にご飯を食べさせる、土曜の午前は公園で一緒に遊びました。今まで福祉関係の仕事をしたことがなかったので、学ぶことが様々ありました。施設で働くことはとても大変ですが、子ども達がキラキラした笑顔でたくさん話しかけてくれ、嬉しかったです。
ホームステイ先からボランティア施設までの交通手段は?
ホームステイ先からマザーハウスまではバス、マザーハウスからボランティア先はバスとリクシャを使いました。
Cultural activitesに関して *受講された項目のお値段、感想をお聞かせ下さい
ベンガル語レッスン:
日常会話で使うあいさつやボランティア先で使える言葉を学びました。現地の人とコミュニケーションが取りやすくなり、暮らしていく上で非常に便利でした。
ヨガ体験:
400ルピーでした。細かく説明をしてもらい、インドの文化を体験できました。
市内徒歩散策:
とても楽しかったです。ガイドさんがコルカタの歴史や文化を紹介して下さり、インドについて深く学ぶことができました。
その他:
へナタトゥーを300ルピーで体験しました。お母さんがへナをやってくれる人を家に呼んでくれて綺麗な模様を描いてくれました。
持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは?
虫除けスプレー、かゆみ止め、ウェットティッシュ(多め)、日焼け止め、サンダル、絆創膏、薬、トイレットペーパー、小さいお財布、メモ帳、本
その他、便利だと思うものは?
サンダル2つ、ビニール袋
コルカタ市に関して
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
Blue Sky Caféで昼食を取りました。Wi-Fiを利用する事ができ、外国人好みの味で美味しかったです。また、Park Street駅の前ではお店が並んでおり、服など安く購入できました。
反対にお勧めできない場所等があればその理由もお知らせ下さい:
サダルストリートも治安が悪いですが、マザーハウスからサダルストリートに行くまでの細い道も危険だと思います。一回通った時に異様な雰囲気で怖かったです。
コルカタ以外の街を訪れた方は、下記の質問にお答えください
どちらに行かれましたか?
ツアーでアグラ観光をしました。アグラでは、タージマハルとアグラ城を見学しました。また、飛行機まで時間があったため、ドライバーさんがデリーの綺麗な庭に連れて行ってくれました。
交通手段、かかった時間、費用は?
ツアー費用2,5000円と昼食、お土産代(大理石の飾り500ルピー)
感想:
アグラに行って良かったです!特に、タージマハルの大きさ綺麗さには圧倒されました。ドライバーさんやガイドさんはとても優しくて良い人でした。タージマハルの背景など詳しく説明してくれ、とてもいい写真をたくさん撮ってくれました。また、今回の観光ではコルカタとは違う風景を見ることができました。デリーはとても発展していて、デリーからアグラまでは農村地帯が広がっていました。インドにはまだまだ自分の知らない世界があるのだと実感しました。
ご参加頂いた時期に関して
気候、お天気はどうでしたか?
5月が一番暑いらしいのですが、3月でも日本の夏のような暑さでした。夜に雨が降ることが1回ありましたが、日中は降ることはありませんでした。
服装は?
半袖に長ズボン
インドの物価に関して
ご参加時のレートは? 1ルピー=約( 2 )円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
水1リットル20ルピー、ジュース35ルピー、ズボン150ルピー
お小遣いはどのくらい用意されて、どのくらい使いましたか。
初めに8000円両替しました。しかし、少し足りなくなったので2000円追加で両替しました。
レンタル携帯に関して
滞在期間中チャージをいくらしましたか:100ルピー
予防接種に関して
渡航にあたり予防接種を受けましたか? いいえ
今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。
初めはとても不安でした。インドに着いたのは夜中の1時。ホームステイ先へ向かうバスの外を見た景色はまさにカリブの海賊のような異世界でした。夜が明け、現地コーディネーターのカロルさんがマザーハウス周辺を案内して下さいました。そこら中に野良犬、牛、物乞いがいて、外国人が珍しいのかインド人から至近距離でも振り向いてまでもジロジロ見られました。そして、なんと言っても人々が思い思いに動いているため、道路は無法地帯でクラクションが鳴り止まないことに衝撃を受けました。初日からこんなにショックを受けた私は、これからやっていけるのかとても不安でした。しかし、現地の言葉を習い、道も分かるようになるとジロジロ見られても、物乞いや客引きに話しかけられても気にならなくなりました。また、インドでは自分でアクションを起こさないと生活できません。道を渡るのにも、バスに乗って降りるときも、相手は待ってくれません。さらに、ボランティア先でも自分に何ができるか聞かなければ何をすればよいかも分かりませんでした。しかし、困っているときに声をかけると皆親切にして下さいました。初めの頃にとても警戒していた私でしたが、過ごしていく中でインドの人の温かさにたくさん触れました。たぶん、日本と同じように悪い人は悪い人で、普通の人・良い人がほとんどなのだと思います。約1週間と短い期間でしたが、毎日が刺激的で多くのことを考えた非常に貴重な経験でした。もっともっとインドを知りたいと思うようになりました。機会があればまたインドに行きたいと思っています。
今回親身になってサポートして下さった大吉さん、カロルさん、ホストマザー、ドライバーのラメシュさんに感謝しています。本当にありがとうございました。
お名前(イニシャル、ニックネーム可):T.S 女性 20代