参加者レポート
セブ・ボランティア活動レポート
参加期間: 2018年02月15日~2月28日 2週間
参加動機:今までに、日本国内やオーストラリアなどでボランティア活動経験がありましたが、
セブでの活動とはまた違った目的と対象であったため。
今回セブで新しい環境の中でボランティア活動を行ってみたいと思ったため。
ボランティア活動に関して:
活動先施設の名前 マザーテレサ孤児院
ここでは主に0歳児から小学校低学年くらいの子どもと一緒に遊んだり、
入浴介助、食事介助を行ったりしました。
午前中の場合、お昼ご飯後子供たちのお昼寝時間を邪魔しないようにするため、
11時過ぎごろには施設を出ていたと思います。
午後の活動では5時まで孤児院に残っていたと思います。
活動先施設の名前 フィーディングセンター
午前中の活動がメインの活動場所です。
決まった時間になると朝高齢者の方、またストリートの子供たちがセンターにやってくるため、
朝ごはんやスナックの準備を行いました。
また、昼ごはんもスポンサーさんの有無によって準備を行いました。
スナック配給後は、子供たち用の教室があり、
ドイツ人ボランティアさんの教室の見学、サポートを行いました。
ここでは、英語を流ちょうに話す奨学生の子がいたため、
生い立ちや現状について話すこともできました。
活動先施設の名前 港チャペルでの活動
山村集落と同様、アベットさんという方があいさつ、お祈り、ダンスを最初に行ってくれ、
その後みんなでアクティビティを行うという感じでした。
チャペルに入れる子供の数が20人と決まっていることもあり、
その20人の子どもたちは毎回アクティビティを楽しんでくれていたように思います。
山村集落同様スナックの配給も行いました。
活動先施設の名前 山村集落でのアクティビティ
複数の山村集落に訪問しましたが、
牧師さんがあいさつ、みんなでお祈り、ダンスや体操を行った後
ボランティアたちが考えてきたアクティビティを行う形が毎回とられていました。
私の滞在中は、ビンゴや運動、ダンスを行いました。
子供たちとのアクティビティのあとは、
CECハウスで準備を行ったジュースやサンドイッチの配給を行いました。
山村集落を案内してくれたり、
アクティビティをして大体二時間弱、午後の活動だったと思います。
活動先施設の名前 墓地集落(中国人墓地)
中国人墓地に住む人々の家への訪問を行った後、
牧師さんがお祈り、ダンスを行い、アクティビティも
ボランティアの人たちを含めて行いました
。学校に行けない子供たちの割合もほかの活動場所に比べて多かったように感じます。
フィーディング活動も行いました。
活動先施設の名前 スモーキーマウンテン
この活動先はオプションでした。
ごみ山の近くに住む人々の暮らしをうかがうとともに、
パンの配給を道中で会う子供たちに行いました。
何かアクティビティを行うというわけではありませんが、インパクトのある活動場所でした。
活動中に感じたこと、難しかったこと、楽しかったこと、困ったこと等、何でもお聞かせ下さい。
初日から墓地への訪問、そして山村集落への訪問で外にいたこともあり、
だいぶ初日で疲労困憊になりました。
2週間という短い期間でしたが、
コーディネーターさんのボランティアの人たちにいろんな経験をしてほしい、
見てほしいという思いが伝わるような濃い活動だったと思います。
初日から想像していた現地の様子とは異なり、
良い意味でもカルチャーショックを受けました。
特に、配給活動では、好き嫌いをし、
ごはんを残す子供たちや平気でごはんを粗末に扱う子供たちもいて衝撃を受けました。
「食べることに困っている」というのは事実であっても、
この様子を見たときに複雑な気持ちになったのが正直な感想です。
日本人ボランティアが来ることをとても楽しみにしてくれている子供たち、
また大人たちも多く、前に来てくれていたボランティアさんなど、
歓迎されるような環境を作った人たちに感謝の気持ちも
ボランティア後半には感じるようになりました。
生活面に関するご質問:
アイシーラホテル宿泊
高級ホテルではありませんが、ホテルの方もとても優しく、
ハウスキーピングもお願いするとすぐに来てくれました。
ありや小さな虫がいることもありましたが、仕方ないと思えるレベルでした。
部屋にwifiが入らず、フロントまで行かなければならなかったのは
少し不便だと思いました。
宿泊施設からボランティア先までの移動手段(タクシーの所要時間・料金)を教えてください。
朝は渋滞があるため状況によりますが、
大体アヤラモールまで120ペソくらいでした。
一時間前にホテルを出て集合場所に向かうという形をとっていました。
アヤラから活動場所についても、場所にはよりますが
大体100~120ペソと考えておけばいいと思います。
ジプニーだと一回7ペソから乗れます。
食事はどのようにしましたか、料金は?
朝はホテルでついているのでホテルで食べたり、
正直あまりおいしくはなく飽きたのでパン屋さんで購入していました。
パンは5ペソから10ペソで購入可能です。
おひるごはんについてはアヤラで休憩が多かったため、
アヤラのレストランを利用し食べていました。
夕食については、さまざまでしたが、
ホテルの近くにあるレストランがいくつか集まっていた場所でとっていました。
大体レストランに行くと300から500ペソくらいかかっていたと思います。
コーディネーターのサポートに関して: 非常に良かった
コーディネーターのDexter and Duane には本当に感謝しています。
ボランティアできている私たちに、さまざまな経験をしてほしいとプログラムを構成してくれました。
また、ボランティア以外でも一緒にごはんに行ったりと、
本当に優しくよくしてくれました。
アシスタントのマルテス、アネリンも気さくな方で、いろんな話をしてくれたり、
活動場所でヘルプをしてくれたりとても助かりました。
いつもボランティア参加者のことを常に気にかけてくれ、
サポートをしていただいた、ゆりえさんにもとても感謝しています。
オプショナルツアーに参加された方へ
どこに行かれましたか?
ボホール島一日観光
アイランドホッピング一日
そのオプショナルツアーの感想をお聞かせ下さい。
どちらのツアーもとても安く、充実したツアーだったと思います。
どちらも丸一日のツアーになりますが、そこまで詰め込まれた日程ではないため
ボランティアの息抜きには最適だと思います。
今後このプログラムに参加する人たちの為に:
ボランティア先での心得
子供たちの多くがビサヤ語を話します。
英語で話せば大丈夫と思っていましたが、
ビサヤ語を少しでも習得してボランティアに臨んだほうが絶対にいいと思います。
また、活動中お祈りや、キリスト系のダンスが行われる際には、
しっかりとお祈りを一緒にしたり、ダンスを踊ってください。
ボランティアに来る以上、自己管理はしっかりする、
周囲を見て行動することが必要だと思います。
持参したほうが良いもの(生活のうえで、又ボランティア活動のために)
生活の上で持ってきたほうがいいものに関しては、
外の活動の際かぶる帽子、アルコール消毒、ウェットティッシュなどだと思います。
ボランティア活動においては、子供たちと一緒に遊べるものがあれば持ってきてもよいかなという感じです。
ハウスの方に折り紙、シャボン玉等はたくさんあるように思えました。
最後に、今回海外でのボランティアプログラムに参加しての感想をお願いいたします。
今回このプログラムに参加して、
自分が想像していたものとの違いを感じ、
また様々なことを考えさせられ、濃い2週間だったなと思います。
ごはんを粗末に扱う子供たちを見たときの複雑な気持ち、
活動を心まちにしてくれている現地の人たち、
奨学生として必死に頑張る私と同い年の女の子。。。
すべて見聞きしたことが、自分にとっては新しいことで
ときにどうしてよいかわからないこともありました。
日本人ボランティアとしてできることは限られているし、
この短期間で何か目に見えて現地の子どもたちを変化させることはできないことは重々承知の上でしたが、
活動をしていくたびにさまざまなことを考えました。
活動を通して、本当にコーディネーターのDexter and Duane、
アシスタントのアネリン、マルテス、そしてゆりえさんには
本当にお世話になり、感謝しています。
また、ビサヤ語を少し話せるようにしてから
同じプログラムにぜひ参加させていただきたいと思います。
20歳代 女性