参加者レポート
ジョグジャ・日本語&孤児院(3月、第2回モニター)その2
ジョグジャ日本語&孤児院ボランティア、第2回モニター、参加レポートその2。
■参加期間
2018年3月12日~3月17日
■参加の動機
日本語教育に興味があり、海外ボランティアを探していた所、CECのプログラムを見つけました。内容に遺跡観光もあったので、ぜひ参加しようと決めました。
■ボランティア活動について
「孤児院」は初日から夕方からの時間で2、3時間の訪問でした。日本からのお菓子や折り紙、かるたを皆で持参し、一緒に遊んで交流しました。孤児院には、中学生から大学生の子達がいるので、FacebookやInstagramを利用すると帰国後もやり取りできるので、予めアカウントを持っておくと便利です。「日本語文化研究会」は夜の時間帯18時以降から2時間程度の訪問です。学習者は大学生以上で初級クラスから上級クラスまであります。初級クラスの日本語授業をしましたが、スピーキングを中心に単語の発音や、ジェスチャー(お辞儀、人に指をさす)などの日本マナーを伝えました。インドネシア人は、とても耳が良く、日本語の発音がとても上手でした。浴衣や書道、茶道の体験もとても盛り上がりました。最終日はお好み焼きパーティーに参加して、手作りソースの美味しさに感激しました。(ハラル用に手作りしたそうです)
孤児院も文化研究会でも、Facebookなど交換して、たくさん友人が出来ました。
両方で、「かるた大会」は大盛り上がりでした。文化研究会では「オヤジギャグかるた」というかるたがあり、面白かったです。
■滞在先について
滞在は「aryukaホテル」に連泊しました。ひとり部屋希望していなかったので、2人でシェアしました。部屋は思ったよりも清潔です。リゾートホテルではないので、トイレとシャワーは同じスペースにあり、クローゼットにはハンガーがありません。同室の子が洗濯物干しのために麻紐を持参してました。いいアイディアだと思います!
部屋で履くスリッパは、ビーチサンダルが良さそうです。神経質な方は履いたままシャワーやトイレを利用するといいです。
朝4時すぎにお祈りの放送があり、1度その声で起きます。「イスラム教」の文化に触れるいい機会になりました。
周辺は大きな通りがあり早朝から大量のバイクだらけ!細道を抜けるとコンビニや屋台もあり、昼間に近くのケーキ屋さんで孤児院に持っていくお土産を買いました。
屋台ではインドネシアの伝統お菓子が50円程度で買えます。プログラム中、半日フリータイムがあったので、同室の子と一緒に散歩しました。食事はフルーツもミーゴレンも、スープも、私の舌にマッチしていて、何を食べても美味しかったです。
孤児院のお婆ちゃんが振舞ってくれた「テンペ」はあまりに美味しすぎて、部屋に持ち帰りました。あだ名は「テンペ泥棒」になりました。笑 家庭料理を体験できるいい機会でした。
■その他の感想
観光時間はタイトスケジュールです。
朝9:00~21:00まで、ボランティアの時間も含めて、ずっと外に出ています。移動は大きめのバスですが、エアコンはなかなか効きづらいので、暑さ対策を。私はクールシート(汗ふきシートのクール版)持っていき、重宝しました。タオルや帽子は必須です。ヒジャブ(大判ストール)をお土産に買われると、それを日差し予防に使ってもいいです。
バティック工芸の体験は、とても楽しかったです。日本円2,500円~ですが、1枚買って滞在中ほとんど着てました。バティックを着ていると現地の方に褒められました。
1枚購入されてもいいと思います。
スーパーでは、おすすめのお菓子を大量にお土産として買いました。1つ100円程度なので、スーパーでお土産を買うと安いです。
初日に2万円両替し、そのまま最終日まで余る方もいました。私はバティックやマッサージオイルなど、目に入った気になるものは何でも買いましたが、トータル22,000円で1週間足りました。
■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点等
ボランティア参加のメンバーと出発前にやり取りできるともっといいです。数人、同じ地域にメンバーがいたので連絡を取り合いました。日本からメンバーと待ち合わせできて、とても安心して移動出来ました。
手荷物は、日本文化を伝えるものを一つでもいいので持参するといいです。その時、(みりん、酒粕、豚肉、豚エキス)など素材に使われてないか確認を!持って行った、ふりかけに入っていて、振舞えませんでした。イスラム教の文化を基礎だけでも勉強するといいです。クアラルンプールの乗り換え時、コンビニで左手でお金を渡してしまいレジの方にムスッとされました。
イスラム教では、「左手」は不浄。人に何かを渡す時は必ず「右手」を使ってください。
現地の方と楽しく交流するために、宗教的な違いがあることを理解していくと、もっとコミュニケーションがとれます。
この機会を楽しむために、自分は現地で何をしたいか、明確にしておくといいです。
SNSを利用すればたくさんの友人が出来ます。日本にいる時よりも、積極的になると新しい経験ができると思います。
ぜひこのプログラムに参加して欲しいと思います。そして、またプログラムに参加したいと思います。