参加者レポート
インドマザーテレサプログラム
参加期間 2017年8月22日 ~ 8月30日まで ( 1週間)
参加の動機 :少しでも人の役に立ちたいと思ったため
ホームステイ滞在に関して
家族構成: お父さん お母さん 子供( 1)人 その他(お祖母さん/息子さんも居ますが、親元を離れてITを学んでいるそうです。)
ペット: 無
食事: 非常においしかった
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):水が出るシャワーとトイレが一緒になっています。夜ご飯が遅く、21時くらいに食べていました。だけどご飯の時間はお母さんが初日に聞いてくれるので、そのとき正直にどうしたいか言っていいと思います。ベッドに掛け布団などはありませんでした。洗濯はシャワーの近くに置いてあるバケツに水を張ってやります。洗濯物はお母さんに伝えて干してもらうか、自分の部屋の天井にあるファンの風力が凄く強いのでそれで乾かすかのどちらかになると思います。
感想:
シャワーは水のみでしたが、外の気温で温められているのか不自由なく使えました。ご飯も毎日お昼と夜はカレーでしたが、とても美味しく飽きることがなかったです。お姉さんも最終日にチリチキンを作ってくれて、そちらも美味しく頂きました。お母さんとお姉さんが英語を話せるので、色々なお話を毎晩のようにしました。お姉さんが来年結婚されるそうなので、そのとき着るサリーなどを見せてもらったり、マーケットに行ったり、ネイルをしてもらったり。。。お母さんからはチャパティの作り方を教わりました!お父さんも私が眠そうにしてるとすぐ気付いてくれて声を掛けてくれました。全員が本当に温かいので、安心して毎日過ごすことができました。
ボランティア活動に関して
活動先施設: カリガート(死を待つ人々の家)
活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
登録した次の日からインドを発つ日まで毎日、午前中のみ参加しました。洗濯を手洗いでして、脱水機にかけた物から屋上で干します。そのあとはベッドメイキングや床掃除などをして、10時半から30分間休憩した後食事補助をして午前は終了です。
1週間じゃ短すぎて、私が見たのは一面でしかないので何とも言えないです。。。だけど自分から進んでやっていく姿勢が大事だと思いました。お婆さんたちへは言語がなかなか伝わらないので笑顔で接したりヘナタトゥーを見せたりして交流をしていました。
お婆さんの足を伸ばしていたとき痛がってたのでしばらく止めていたら、そこで働いてる人から『ゆっくりでいいから続けて』と言われて泣きそうになりながらゆっくりやり続けました。貧しいと言われる人の中でも特に貧しい人が集まるカリガートでしか出来ないことばかりで、そういった辛いこともあったけど体験したことで深く感じ取れるものがあったと思います。登録に行く前、地球の歩き方にカリガートのことが色々書かれていて弱気になった私は他の施設に行くことを考えましたが、結果カリガートで過ごせてよかったと心の底から思います。
ホームステイ先からボランティア施設までの交通手段は?
6時家 出発 〜221/223のバス〜7時頃マザーハウス 到着(マザーハウス到着後そこで配られる朝ごはんを頂きました)
8時頃 カリガート到着 (マザーハウスからカリガートへはひたすらバスの車掌さんに聞きました)
帰りは同じやり方でとりあえずマザーハウス近くまで戻って電車とバスでホームステイ先まで帰りました。
Cultural activitesに関して *受講された項目のお値段、感想をお聞かせ下さい
ベンガル語レッスン:
お姉さんから習いました。元々日本でいろいろ調べていたのですが、お姉さんから『この言葉は今そんなに使われていないよ』とか『使うべきでない』と教えてもらって驚きました。習ったベンガル語で家族の方やカリガートのお婆さんと少しでも意思疎通が出来たので、習ってよかったと思いました。
ボリウッドムービー鑑賞:
映画館に行ったわけではないけれど、家のテレビで映画が基本流れていました。何の話か聞くと割とドロドロしてて、女子供がビンタされてて何とも言えないものでした(笑)
マザーハウスのミサへ参加する:
朝5時15分とかにカロルさんが迎えに来てくれました。すごく神聖な雰囲気を持ったもので、日本で生活しているとなかなか感じられない『宗教』というものを肌で感じられてよかったです。
すみこさんとの懇談会:
すみ子さんがカリガートにいたので、活動後に同じcecさんで来た日本人の友達とランチをしながらお話を聞きました。すみ子さんはインドで何十年も活動をされていて、たった1週間という短い時間で私は何が出来たのだろうという無力感がすごくて泣いてしまいました。だけどすみ子さんの活動に至るまでの経緯やカリガートやインドの現状を教えてもらい、大変よい経験になったと思います。忙しい方なので、お話を伺いたい方は早めに連絡を取っておくべきだとおもいます。
持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは?
消毒ウエットシート 胃薬
※マスクやゴム手袋を持っていきましたが、カリガートではそれをつけて作業してる人は数人しかおらず、私含めほとんどが何もつけていない状態で洗濯などしました。気になる人は使っていいですが、使わなかったらすみ子さんに渡すと喜んで受け取ってもらえます。
コルカタ市に関して
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
ブルースカイカフェ(一度行きましだがご飯も美味しく、カレー以外のものを食べられるので気分転換になります。)
交通手段、かかった時間、費用は?
バス 6〜9ルピー 電車 10ルピー
感想:インドのバスは動きがアグレッシブすぎました(笑)乗っていると車掌さんや周りの人がどこで降りたいのか聞いてくれて、そのバス停に着くと教えてくれました。凄く優しい人ばかりでした。運転席のところにお香を焚いていたり、音楽を流していたり、インドのローカルな雰囲気を体感できて楽しかったです。
電車は駅構内に入ると写真撮影が出来ないというのが驚きました。
ご参加頂いた時期に関して
気候、お天気はどうでしたか?
朝夕は割と涼しかったと思います。お昼頃、カリガートで洗濯物を干すときは太陽が燦々としていて暑かったです。それまで晴れていても雨が突然降ることもあったので、雨期に行くときは必ず折り畳み傘を常備しておくといいと思います。
服装は?脛くらいの長さのパンツ 部活出来ていた練習着 クロックス ウエストポーチ
インドの物価に関して
ご参加時のレートは? 1ルピー=約( 1.7)円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
ミネラルウォーター 20ルピー イヤリング/ブレスレット 20〜40ルピー サリー 400ルピー
お小遣いはどのくらい用意されて、どのくらい使いましたか。
5000円を最初に両替しました。お土産を買うと少し足りないかなと思いました。6000円あれば十分だと思います。
レンタル携帯に関して
滞在期間中チャージをいくらしましたか:
最初カロルさんに100ルピー渡しました。
通話料を覚えている範囲でお知らせください:
自分からかけたのは1回です。毎晩カロルさんが、体調のこと困ったことはないかなど色々なことを気にかけて電話してくれました。
予防接種に関して
渡航にあたり予防接種を受けましたか? いいえ
今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。
←ヘナタトゥーをしてもらいました。200?ルピーとかだった気がします。
←お母さんにチャパティの作り方を教わっているときの写真です。私がやったら綺麗な丸になりませんでした!笑
←カリガートで一緒にボランティアをした人たちとの写真です。他にも男女5〜6名ほどいました。
(最後に)ホームステイ先やボランティア先では、常に積極的に、自分から進んで物事をやっていくことが重要だと思います。ホームステイ先で疲れているとき以外極力部屋に籠らないように様々なことに興味を持って、少しの疑問でも聞いてみると、お母さんやお姉さんが教えてくれました。日本人はシャイって思われがちだけど、ここで殻を破るいい機会だと思ってハイテンションでいました(笑)おかげでここでしかない交流を沢山持てたと思います。 カリガートでも、初めはなかなか自分からお年寄りの元に行けなかったけど勇気を出して行って良かったと思います。最後は笑ってくれました。
インドは日本から見たらなかなか不安材料が多い国かもしれませんが、私は行って、カリガートで数日ながらも活動できて良かったなと心の底から思います。日本では本当に経験できないことばかりでした。皆さんも行ったら、きっと様々なことを吸収できると思います。
お名前:R.Y 性別: 女性 ご年齢: 10代