海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

ジーンと心に響きました

カンボジアシェムリアップ日本語・孤児院ボランティアグループプログラム

◆参加期間◆
2016年8月1日   ~   2016年8 月6 日まで 約1週間

◆参加の動機◆
日本語を教えるボラティアに興味があったのと、死ぬまでにカンボジアへ行って人々の生活やアンコールワットを見てみたかったからです。

◆ご参加頂いた時期に関して◆
気候、お天気はどうでしたか?
雨季でしたが、一日中雨が降るということはなく、一日に1、2回ザーッと30分程度のスコールがありました。スコールを初めて見たときは、その勢いにテンションが上がりました(笑)

服装は?
日本の夏と特に変わらない服装で行きました。ただ、アンコールワットでは露出の激しい服装では中に入れないそうなので、注意が必要だと思います。

◆シェムリアップ滞在に関して◆
街の雰囲気、印象はいかがでしたか。
周囲にはホテルや寺院、レストラン、学校などがあり、トゥクトゥクに乗って街並みを見ているだけでも日本と違う、カンボジアらしさを感じることができ、とても楽しかったです。想像していたよりも発達していました。

おすすめのお店、レストラン、観光スポットがあればお知らせください。
滞在先のヤマトゲストハウスの料理はおいしかったです。トンカツと「ラクロック」という料理をお勧めされました。また、ゲストハウスのすぐ近くにある洗濯屋さんは1キロ1ドルという驚異の値段で洗濯をしてくれるので、とても助かりました。洗濯ものも綺麗に畳まれて、いい匂いで返ってきたのでオススメです。観光スポットでは、アンコールワット以外にもいくつかトゥクトゥクのドライバーさんに5ドルで連れて行ってもらいましたが、私はアンコールワットとタ・プロームとベンメリアに感動しました。プレアビヒアは残念ながら曇ってしまい、広大な景色を見ることはできませんでしたが行ってみるべきだと思います。

ヤマトゲストハウスでの滞在はいかがでしたか。
室内はエアコンがよく効き、とても快適でした。カンボジア人のスタッフさん達は日本語が達者で、ゲストハウスでは英語を全く使うことなく、到着した時も丁寧に対応していただきました。次カンボジアに来る機会があったら、また利用させていただきたいです!また、ゲストハウス前に止まっているトゥクトゥクのドライバーさん達も、面白い方がたくさんいて楽しかったです。

◆遺跡観光に関して◆
アンコールワットでの朝日鑑賞はいかがでしたか。
アンコールワットの形が黒い影になって浮かび上がっている景色には本当に圧倒されました。池の前で日の出を待っていたのですが、その日は風がなかったので水面にくっきりと逆さのアンコールワットが映っていて綺麗でした。大満足です!!!

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その他ご自身で何かツアー等に参加されましたか?  はい

ハイの場合、そのツアー内容とツアー料金をお知らせください;
プレアビヒアとベンメリアに行くツアーに参加しました。目的地までの道のりは長いですが、シェムリアップとは違う田舎の広大な景気に目を奪われました。また、色々な動物に出会ったり、ドライバーさんの運転技術のすごさに驚いたりなど新鮮なことが盛りだくさんでした。

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◆ボランティア活動に関して◆
日本語トレーニングセンターでの活動内容と感想をお聞かせください。
あいさつの勢いの良さから、驚かされます。生徒さんは、とにかく明るく親切で勉強熱心でした。そして、笑顔がとても素敵です!活動内容としては、先生のアシスタントという形で授業に参加させてもらいました。また、アシスタントだけでなく、自分たちで考えてきた日本語を使ったゲームや日本の歌もやらせていただきました。とても意欲的に参加してくださり、本当にうれしかったです。生徒さんは日本語の歌を既にいくつか知っていて、披露してもらったのですが、日本で聞くよりも遥かにジーンと心に響きました。3日間という短い期間でしたが、とても楽しくいい経験をさせてもらいました。

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マザーハウス孤児院での活動内容と感想をお聞かせください。
活動内容としては、子供たちと遊んだり、お着換えやお食事、掃除の時間のお手伝いが中心でした。まだハイハイをしている子から自分で歩き回る子までいましたが、まだ会話は出来ないくらいの年齢の子たちでした。おもちゃを取り合って泣いたり、ドアをバンバン叩いて笑ったりと孤児院は音の絶えない混沌とした感じで、とても賑やかでした。それぞれの子に個性があり、見ていてとても楽しかったです。

ある子は、なかなかご飯を食べてくれなかったのですが、同じグループの子がずっとそばについて懸命に お世話をしているうちに、ご飯を食べてくれるようになったのを見たときは感動しました。

村の青空教室での活動内容と感想をお聞かせください。
青空教室では、自分たちで授業をさせていただきました。小学生くらいから高校生くらいの子まで幅広い年齢の子たちが、来てくれました。一番小さかった7歳の子が自分の名前・年齢・兄弟・何番目か・趣味を日本語で言えることにはとても驚かされました。授業内容としては、動物や色の名前を教えたり、物の数え方を教えたりしました。同じグループの人が、日本から動物のカードやカラフルな熊を授業のために持ってきてくれたのですが、これが大活躍でした。青空教室の最終日にはみんなでジャンケンをして取り合いになる程の人気ぶりでした。また、同じグループの関西出身の人が関西弁を教えてほしいと頼まれ、みんなで「おおきに!」と発音練習するなど、本当に楽しい時間を過ごしました。カンボジアで流行っているダンスと歌も披露してくれました。

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◆持ち物に関して◆
日本より用意し、役に立ったものは?
汗ふきシート:とにかく歩き回ると汗かきます
ビーチサンダル:観光の日以外は毎日履いてました。汚れても丸々洗えるので便利です
汚れてもいいスニーカー:観光の日用です。スコールの後は道がぬかるんだのでドロドロでした(笑)
その他、便利だと思うものは?
ビンゴ:青空教室の子たちがやりたがってました
日本の写真:授業で紹介すると喜んでくれます

◆カンボジアの物価に関して◆
ご参加時のレートは?  1ドル=約108円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
1ドルで500mlのペットボトルの水が2本買えるくらいでした

ご飯代は1食2~5ドルくらいで食べられました

カンボジアのショーを見ながら食べられるビュッフェやお土産のアンコールクッキーを買いました。

◆今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど◆
私はカンボジアでの1週間を終えて、カンボジアを選んで本当に良かったと思いました。
色々なことを経験でき、たくさんの思い出を作れたと同時に、たくさんのことを考えることができました。カンボジアの遺跡や景色、街並みなど、何を見ても新鮮で楽しかったです。特にアンコールワット遺跡群は、何だか異世界にいるみたいで、遺跡の迫力を感じるとともに神秘的な気持ちになります。今でも写真を見返すたびに、その時の気持ちを思い出して余韻に浸っています(笑)
日本語学校では、生徒さんたちの明るさと熱心さに驚かされ、学生である自分も一生懸命勉強しないといけないと改めて思いました。中には、私よりいくつか年齢の低い生徒さんもいて、自分が彼女たちと同じ年の時に外国へ働きに出ることを決心し、ここまで熱心に勉強できただろうかと自分を省みると同時に、彼女たちの強さにすごいなあと感心しました。また、私は日本語教師という職に興味があるのですが、実際に日本語学校の先生方に話を聞き、自分の将来についても考えることができました。青空教室では小学生くらいの子が、学校が終わった後にさらに日本語を学ぶために青空教室に来ていました。それを見て、日本の同じ年代の子と比べて彼らの勉強に対してやる気を感じました。シェムリアップの寺院を歩いていた時も、日本に行きたくて勉強していたという人たちから話しかけられたり、町中でも日本語を話せる人が多かったのには本当に驚きました。今回、日本語学校や青空教室で歌ってもらった「なだそうそう」や「Best Friend」はこれから聞くたびにカンボジアのことを思い出すと思います。

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また、出発直前にドタバタと支度を始め、帰国直前にもドタバタしていた私をCECさん、ゲストハウスのスタッフさんにはたくさん助けていただきました。ありがとうございました。一緒にグループ活動をしてくれた2人も、優しくて前向きで人の立場に立って考えられる思いやりにあふれたような尊敬できる2人で、今回会えて本当にうれしかったです。

今回の滞在は、本当に人に恵まれ、とても感謝しています。ありがとうございました。

お名前:F.A 性別: 女性  ご年齢: 20代