参加者レポート
不思議と心って通じるんだなあ
◆ネパールボランティア&ホームステイプログラム◆
◆参加期間◆ 2016年 3月 8日 ~ 2016年 3月 22日まで ( 2 週間)
◆参加の動機◆
インドとの生活の違いや、周辺国の人々にとってインドがどのような国なのか知りたかったため。
CECでネパールをお勧めしていただいて、面白そうだと感じたため。
◆ホームステイ滞在に関して◆
家族構成: お父さん お母さん 子供2人 おじいさん
ペット: 犬
食事: 非常においしかった
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
計画停電が多く、夜のパタンの街は路地に入ると真っ暗です。危ないので、日が暮れる前には帰宅するよう心掛けていました。私のステイ先は自家発電をしていましたが、こまめな消灯は必要と思います。 また、慢性的な水不足なので、シャワーはもちろん、手を洗うことさえできないときもしょっちゅうです。日本から持参した汗ふきシートや消毒シートが、とても役立ちました。
感想:
電気も水もほとんどありませんでしたが、不思議とそれを不便に感じることはあまりありませんでした。電気が貴重だからこそ、夜は節電のために家族全員同じ部屋に集まり、話が弾みます。水が貴重だからこそ、洗い物はまとめ、みんなで協力して洗います。電気や水がないからこそ、感じられるものが沢山ありました。衛生面には最低限気を付けなければならないと思いますが、あとは何でも楽しんじゃったもん勝ちだと思います。
ステイ先の部屋。飼い犬は人懐こく、いつも元気に走り回っています。人を見ると猛進してじゃれてくるので、犬が苦手な人には辛いかも…。ホストマザーは英語を話せませんが、本当の娘のように可愛がってくれました。
◆ボランティア活動に関して◆
どちらで活動されましたか: 孤児院、日本語学校、震災復興(ブンガマティ)
活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
孤児院:1日3-7時間、計5日間
孤児院。帰り際の夕日がきれいです。
日本語学校:1日1-3時間、計5日間
震災復興(ブンガマティ):1日3-4時間、計4日間
ブンガマティでの震災復興ボランティアの様子。壊れた家屋を解体し、その廃材を手押し車でゴミ捨て場まで運びます。震災復興は、深刻な人手不足が一番の課題だと思いました。
ブンガマティの学校訪問。先生からは「では今から1時間生徒を宜しくお願いします」と言われ、特に指示もなくいきなり1時間投げられます(笑)。遊ぶものを準備していくといいかと思います。生徒は小学校低学年~高学年くらいまでの年代層でした。
ブンガマティでたまたま出会ったおじいちゃん(全く英語話せない)と仲良くなり、街を案内してもらいました。言葉が通じなくても、仲良くなりたい!という気持ちを持って自分から話しかけに行けば、不思議と心って通じるんだなあとしみじみ感じました。
ホームステイ先からボランティア活動先までの交通手段は:
孤児院:ステイ先→(徒歩30分+バス20分+徒歩15分)→孤児院
日本語学校:ステイ先→(徒歩20分)→日本語学校
震災復興(ブンガマティ):ステイ先→(徒歩30分+バス30分+徒歩5分)→ブンガマティ
◆英会話or ネパール語レッスンに関して◆
非常に良かった
感想:言語だけではなく、会話を通じてネパールの文化やネパール人の価値観を知ることができ、面白かったです。
◆持ち物に関して◆
日本より用意し、役に立ったものは: 汗ふきシート、消毒シート、懐中電灯
その他、便利だと思うものは:ドライシャンプー、帽子
◆カトマンズ以外の街を訪れた方は、下記の質問にお答えください◆
どちらに行かれましたか:バクタプル・ナガルコット
交通手段、かかった時間、費用は:
パタン→(車30分)→バクタプル→(車1時間)→ナガルコット
費用:USD 150(2人1部屋)
感想:
ナガルコットの朝日は本当に美しく、一生忘れられない想い出になりました。
現地の人々との交流はほとんどなく、本当に「観光」です。
ナガルコットの朝日。ホテルからの景色も最高でした。
◆ご参加頂いた時期に関して◆
気候、お天気はどうでしたか:
寒すぎず暑すぎず、雨が降ることもほとんどありませんでした。滞在中一度だけ、震度4くらい(?)の地震がありましたが、特に被害もなく大丈夫でした。
服装は:
半袖+パーカーで毎日過ごしていました。
◆ネパールの物価に関して◆
ご参加時のレートは: 1ルピー=約 1.1 円
◆予防接種に関して◆
渡航にあたり予防接種を受けましたか: いいえ
◆今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど◆
カトマンズのダルバート広場。地震の爪痕が目立ちます
ブンガマティの土産物屋さん。おじさんはシャイですが、話しかけるととっても優しいです。チベット仏教道具や、ネワールアクセサリーなどを、完全ハンドメイドで販売しています。
ハッピー・ホーリー!顔も服もぐっちゃぐちゃになりましたが(笑)、だれかれ構わず笑顔で抱き合い、とっても楽しかったです。ちなみに私は帰国の日だったので、この顔でネパール出国しました。(笑)
お名前: F.Y 女性 20代