参加者レポート
モンゴルの伝統的な遊び「シャガイ」を
【参加期間】2015年12月27日~2016年1月2日
【活動日程】12月28日、29日、30日の3日間
【活動場所】ハンガイ大学 日本語クラス 11:00~14:00 休憩30分くらいアリ学校では教科書を使用した授業が終了していたため、3日間は自由に内容を考えて、やらせていただきました。
初日は先生も同席でしたが、その他の日は学生さん達のみでした。
【活動】
1日目 生徒数:8名 (大学生、社会人)
オリエン後、クラス全員で自己紹介。
名前、年齢、家族構成、趣味などを発表しました。その後は日本での私の仕事や日本での生活・お正月の話をしました。質問が活発にありとても盛り上がって楽しかったです! 後半は雑談のような感じになってしまいましたが、学生さんたちのヒアリング・スピーキングがどのくらいのレベルか把握することができました。
スピーキングがもっと上達すると会話がスムーズになると思いました。
ランチは社会人学生さんたちと行きました。
2日目 生徒数:5名 (大学生・社会人)
日本で働く予定、働きたいという希望がみなさんにあったので、日本のビジネスマナーを覚えるという授業をしました。
日本企業での名刺交換、電話対応など会社で頻繁に行うことを紹介し実際にやってみました。持って行った名刺が役に立ちました! 丁寧語・謙譲語がむずかしそうでしたが、みなさん何回も復唱したり熱心にノートをとったりしてくれてました。ぜひ、日本にきたら実践してほしいと思いました。
後半は、モンゴルの伝統的な遊び「シャガイ」を日本語で教えてくれながらみなさんで遊びました。ルールを日本語で説明してくれてとても楽しい時間でした!
結局私がビリで・・・ クラスのみなさんはとても仲が良くて元気だし明るくて良く笑いました。
授業後、日本語の先生2人のテスト勉強のお手伝いもさせていただきました。ランチは先生と行きました。
3日目 生徒数2人(大学生)
最終日はどのくらい日本語が書けるか知りたく、日本語で父親にお手紙を書くことを提案しました。1時間くらいで書けるとのことでしたが、1時間半待っても1行しか完成せず・・・ 単語はたくさん知っているけど文章にするのはむずかしいと判断。途中で私がクラスのみなさんに書いたお手紙を読むという内容に変更しました。そういう方が楽しく出来るみたいでとても興味深く読んで理解してくれました。お土産に便箋を渡しました。
ランチはクリスマスパーティでいただきました。
活動は以上です。
【観光】 テレルジ公園 10:00~16:00 (展望台・鷹持ち・ランチ・馬乗り)
Zayaドライバーのバイサーさんが一日案内してくれました。英語も日本語もほとんど話せない方でしたが、あれこれとても親切にお世話してくれて楽しかったです。テレルジ公園に行く途中、モンゴルらしい風景を見たり、ラクダや牛に遭遇したり・・・大自然を満喫できました!
民族衣装の記念写真もフリーでしたので、バイサーさんが荷物持ってくれたり写真を撮ってくれたりうれしかったです。また、お土産選びも手伝ってくれました。
ランチはゲルで迎えてくださった夫婦の美味しいモンゴル料理をいただき、念願の馬乗りも出来て、すっごく寒かったけど現地の方の生活に触れること出来たことはとても良い経験でした。
【その他】毎日学校が早く終わったので、夕方はウランバートルの街を散策しました。
40分くらいの散歩で夜に発熱してしまいました。
徒歩で行ったところ
・ウランバートルで一番大きいデパート
・チンギスハン広場
・郵便局(ポストカード購入)
・博物館
・日本食レストラン(食べれなかったけど)
・パン屋
・カシミヤショップ
【ZAYA滞在】会話はすべて英語。日本人も3名くらいステイしていました。
オーナーはもちろん女性スタッフも親切で何も不自由はなかったです。ステイ中は自由にキッチンやお風呂が使え、毎日朝食も作っていただきました。かなりキレイでしたので快適に過ごせましたし、お部屋も暖かかったです。ドルも使用出来て大変ありがたかったです。24時間暖房が利いていて乾燥していたので、小さい加湿器を持っていけば良かったなあと思いました。
【持って行って良かったもの】
・スープ、インスタントラーメン、紅茶など身体が温まるもの
・大量のホッカイロ(1日2枚付けてました)
・保湿用美容フェイスマスク
・マスク
・ヒートテック素材の靴下、インナーなど
・日本のお土産、お菓子
・日本の写真、動画(スキューバダイビングの動画にはびっくりしてました)
【持っていけば良かったもの】
・授業でやりたい内容のテキスト(写真のような簡単なもの)
【お小遣い】 1万5千円ですべてまかなえました。
【感想】 モンゴルのベストシーズンが7月~9月とお聞きしましたが、12月の真冬の訪問もとてもステキだと思いました。なかなか経験のできない-26度の世界は現地の人々の知恵を垣間見ることもできました。日本にいるとあまりモンゴルの情報が入手できなかったのですが、もっと歴史や戦争の勉強をしていけば良かったと反省をしております。また、モンゴルの食事に関してもあまり事前情報がなかったので、実際に食べるまで不安でした。
今後同じツアーに参加する方にはぜひ、その辺を教えてあげてほしいと感じました。
学生さん達との授業は、変な言い方かもしれませんがのんびり日本語を教える感じが正解でした。みなさん大人ですし・・・。私も準備をあまりしていかなったのですがそれぐらいでちょうど良かったのかもしれません。今度は、教科書の内容をやっている頃に行って日本語を教えてみたいなと思いました。
正直、学生さんたちの日本語レベルだと日本の企業で働くにはもっと勉強が必要と感じました。定期的に日本人の訪問者があり、生の日本語にもっともっと触れてほしいと思いました。そしてますますモンゴルと日本の関係が良くなることを祈っています。