海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

日本にはないもので、ネパール独特のものでした

◆参加期間◆ 2016年2月23日~2016年3月1日まで (1週間)

◆参加の動機◆
インドのマザーテレサプログラムとセットで安く行けると知り、また説明会で話を聞いていってみたいと思ったから。

◆ホームステイ滞在に関して◆
家族構成: お父さん お母さん 子供2人(女の子) おじいちゃん おばあちゃん
ペット: 無
食事: おいしかった  
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
停電が一日12時間以上あったので、懐中電灯は必須でした。 

感想:
水道水をなかなか使えないのが、私はけっこうきつかったです。 洗濯がなかなかできず、シャワーも入れなかったので、その点は苦労しました。でも、毎回の食卓に並ぶご飯はおいしくて、毎日とても楽しくご飯が食べられました。

◆ボランティア活動に関して◆
どちらで活動されましたか:   
震災復興支援ボランティア 

活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
ブンガマティでのがれき撤去  
活動期間:2/25~27の三日間  
時間:11時~3時程度 
内容:がれき撤去は、現地の学生と一緒に行いました。 地震で崩れてしまった家のがれきを、みんなで協力してリヤカーを使ってリレー運びをしたり、使えるレンガを集めたりしました。   

子どもと交流 
活動期間:2/26~27の二日間 
時間:13,14時~15,16時まで 
内容:子どもとの交流では、26日は小学校に行って、折り紙を教えたり、外で鬼ごっこで遊んだりしました。27日は、広場でネパールの伝統の遊びをしたり、だるまさんが転んだをしました。
わたしは転んでしまって、途中見学してました。 

ホームステイ先からボランティア活動先までの交通手段は:
ボランティア活動先までは、みんなで一度オフィスに集まり、バスで行きました。 

◆持ち物に関して◆
日本より用意し、役に立ったものは:
汗ふきシート(シャワーを浴びる代わりにこれで拭いてしのいでました)  
水に流せるティッシュペーパー(トイレットペーパーがわりに使ってました。) 
冷えピタ(ころんだときシップ代わりに使ってました。結構使えました)
ペンライト(停電の時懐中電灯がわりに利用。携帯のアプリだと充電を使ってしまうので、懐中電灯は必須です) 

その他、便利だと思うものは:
日本のおもちゃ、漫画(現地では、日本のアニメやゲームが人気らしく、ドラえもんグッズなどを持っていくと喜ばれるかと。)
名刺的なもの(よくfacebookを聞かれたりするので、持っていると便利かと。)

◆バクタプル観光に関して◆
感想:
ネパールの町の神聖な雰囲気を、バクタプル観光を通してより知ることができました。
Chaywanさんが説明をしてくれるので、その建物の細部の神の彫刻のことなどに注目できたり、歴史をしれたりできて、ネパールって面白い国だなと感じました。
蛇がネパールでは神聖なものとされているらしく、蛇の彫刻がたくさん重なり合ってできた王様の椅子の背もたれは、大変印象的でした。また、王様のお風呂にも蛇(コブラ?)の像があって、印象に残りました。

カトマンズに関して
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
ベーカリーカフェ chaywanさんのオフィスからバス停に向かう途中にあります。Mix juice(180ルピー)のようなものを注文し、飲んだのですが、会計時に280ルピーほど請求され、びっくりしました。
税のようなものかと思っていたのですが、サービス料だったとあとでわかりそんなのがあるんだと再びびっくりしました。

◆ご参加頂いた時期に関して◆
気候、お天気はどうでしたか:
気候は良好で、天気もほぼ晴れだったと思います。雨具を使うことは、1度だけありました。折り畳み傘は、いつ雨が降るかわからないので常に持っていると便利だと思いました。 

服装は:
下にヒートテック、半袖Tシャツにセーター地の上着を着てました。寒くないようにと思ったのですが、朝晩は寒いですが昼はむしろ暑かったので、温度調節できるような服装がいいかと思います。  

◆ネパールの物価に関して◆
ご参加時のレートは:  1ルピー=約 1.7 円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
水 1L 20ルピー 
ストール 600ルピー  
カレーキット 200ルピー 

◆予防接種に関して◆
渡航にあたり予防接種を受けましたか: はい   
はいと回答された方は、その種類をお知らせ下さい:
A型肝炎、破傷風、日本脳炎、腸チフス(今考えると、医者に言われるがままうったはいいものの、こんなに必要なかったなと思いました。 
蚊も2月だとあまりいなかったので、虫よけスプレーもそんなに必要なかったなと思いました。  

◆今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど◆
  ネパールの人は本当にフレンドリーでいい人が多いと思いました。私を見つけると駆け寄ってきてくれる現地の子がいて、本当にうれしかったです。自分は、海外に一人で行くということだけで精いっぱいだったので、現地の人がたくさん話しかけてくれたので、孤独にならずすごくよかったなと思いました。

私は、このボランティアに参加するにあたって、自分自身が勢いで行くと決めたはいいものの、性格上ほんとうに一人で平気なのかと大変悩んでしまい、結果両親に多大なる心配をかけてしまいました。
また、CECの大吉さん、吉原さんにも大変お世話になりました。お二人とも自分の相談にいつものってくださって、とっても助けられました。ありがとうございました!! 1週間という短い時間だから何とかなる!!と自分に言い聞かせ、やっとの思いで参加したはいいものの、ネパールに行ってからも気持ちとしてなかなか晴れ晴れとできず、辛いと感じてしまうことがありました。だから、現地の人にたくさん話しかけてもらえて、自分は自分のことを考えずに済んだので、すごくすくわれました。

私のように、自分のことで悶々と悩みながらだと、なかなか人を助ける、笑顔にするというところまで行くのは難しいと思うので、参加される方は、決して無理はせず、納得したうえで行動されるのがいいかと思います。 

自分は、参加したことで、学ぶことが多くありました。それは主に人の優しさであり、自分の未熟さでした。そして、ネパールという国の人々の習慣であり、文化でした。それは、日本にはないもので、ネパール独特のものでした。自分にはそれがすごく素敵に思えてなりませんでした。これから一歩でも成長して、今度また訪れるときは、人を笑顔にでき、人とのつながりを幸せと感じ、共に楽しんでいける自分になりたいと思いました。(もちろん、今回、現地の人や他の日本人ボランティアと知り合えた点で、行ってよかったと思っています。) 

なんにせよ、行ってみなければ、ネパールの国の事情はこんなにも実感できなかったと思うので、勉強になってよかったです。そして自分は、人に頼らねば生きていけないと思って、出会ってくださった全ての方にすごく頼ったと思っています。 心から感謝申し上げます。この感謝を胸に、これから経験をいかして頑張っていきたいと思います。 
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 ホストマザーと撮った写真。とても料理上手な気さくで優しいお母さんでした。

お名前:T.F  性別: 女性      ご年齢:  20代