参加者レポート
学んでいる生徒は意欲が高く
【 お名前 】:MO
【 参加プログラム 】:ベトナム孤児院・日本語ボランティア
【参加期間】:2015/12/27-2016/1/1
【 参加しようと思ったきっかけは? 】:
以前CECのプログラムに参加したことがあり、対応がていねいで解りやすかったため。
途上国を一人で旅することを不安に感じ、1人でも参加可能で現地の人と話す機会の振れるボランティアツアーを利用しようと考えたため。
【 参加期間中の出来事、エピソードなど 】:
○活動の具体的な内容
日本語ボランティア
→大学生を主に教えました。日によって開始時間が違い、コーディネーターのアンさんに時間を教えてもらいます。15時か17時スタートで2時間ほど一緒に学びました。
学んでいる生徒は意欲が高く、素直に取り組んだり辞書を使って調べたりしている姿が印象的でした。日本語技能検定が間近である大学生もいました。小論文を書いたり、要約をしたり…日本の高校生の問題レベルを取組んでいたので、教えるのは難しかったです。
雑誌などを持っていきましたが、たくさんあるようだったので食べ物のほうがいいかもしれません。
○孤児院
2日間行きました。タクシーで向かいましたが、複雑な位置にあるためか、運転手さんが道が分からず途中で降ろされたことが一回ありました。アンさんに連絡し、違うタクシーに乗って、電話越しで運転手さんに説明してもらって事なきことを得たのですが、冷や汗をかきました。
孤児院は、年代や障害別で子どもたちが部屋にわけられていました。職員と様々な年齢のボランティアが世話をしていました。私が到着すると、すぐ何人かの子がやってきてずっと手を引っ張って放しませんでした。紙風船を持っていったのですが、興味を示したのは最初だけで、やはり一緒にいてあげる方が良いと感じました。
食事介助は難しく、なかなか幼児に食べさせることが出来ませんでした。見かねた職員さんが交代を申し出てくれたのですが、たくさんご飯をこぼしてしまった子どもに申し訳なかったです。
だいたい午前9時から11時までの2時間一緒に過ごしました。遊んでご飯を食べさせるだけなのですが、私にとってかなりエネルギーを必要とする時間でした。
○滞在中の生活(服装や物価、食事、コミュニケーションなど)
・半袖長ズボンにスニーカーと言う格好が丁度良かったです。バイクの排気ガスがひどいので、布のマスクを「big C」というマーケットで購入しました。あとはアームアーマーと帽子もつけていると日に焼けるいうことがなかったです。私が行ったのは1月で一年で一番涼しい時でしたが、それでも日差しは強く感じました。
・食事は、朝はマーケットで買ったパンや果物を食べ、昼は町に出て食べ、夜はホテルの近くの食堂で食べました。だいたい1人で60,000~100,000ドン程度あれば豪華な食事が食べられます。日本人の口に良くあうものが多く、おいしかったです。
・お店の人に英語は通じませんので、旅の指さし会話帳を使ったり、指で食べ物を指してやり取りできました。
○持ち物に関して(持っていって良かった物、または持っていけば良かった物)
・基本現地で購入できるので荷物は軽くて大丈夫です。私は先静脈を現地で購入し、下着や靴下はホテルで手洗いしてもっていった百均の物干しに干しました。携帯やカメラの充電器も日本の製品がそのまま使えます。
○現地でどれくらいお金を使ったか(食費・観光・交通など)
日本円で18,000円両替しました。クチトンネルの半日ツアーや町の博物館に行き、お土産もたくさん買い、ご飯もたらふく食べました。滞在5日間でそれでも余るほどでした。
○印象に残ったこと、大変だったこと、楽しかったこと など
・日本語教室の生徒さんが、ごはんに誘ってくれたのがとてもうれしかったです。「日本語の勉強になるから」と一生懸命調べながら会話する姿は、こちらも「勉強せねば!!」という衝動に駆られました。
やはりお互いの文化の話をする時間はとても有意義でした。親切にして下さったアンさん、そして日本語教室の生徒の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。