海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

高校の時からマザー・テレサが作った施設でボランティアをしてみたかった

◆参加期間◆  2015年  8月 26日   ~  2015年 9月 2日まで ( 1週間)

◆参加の動機◆
高校の時からマザー・テレサが作った施設でボランティアをしてみたかったから。 インドの文化に興味があったから。 

◆ホームステイ滞在に関して◆
家族構成: お父さん お母さん 子供1人(お子さんは一緒には住まれていなかった。)
ペット:金魚 
食事: おいしかった
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
シャワー、トイレ、洗面所、洗濯場が一か所にまとまっていた。シャワーは水で、洗濯は手洗いだった。
家の中ではサンダルで過ごした。夜ご飯は家族の人は22時くらいに食べていたが私は20時くらいに食べさせてもらっていた。
感想:
お母さんはとても親切で気の利く方で、日本語と英語が喋れたので会話面では不自由はなかった。ご飯のカレーの味付けも辛くなく食べやすかった。一週間滞在したが一回だけカレーではないものが出た。家を毎日掃除しており清潔感のある家だった。お父さんは英語が話せ、いつも笑顔で挨拶してくれたり、日本のアニメを見せてくれたり優しい方だった。洗濯の脱水が上手にできないときは手伝ってくれた。

寝室には天井に大きい扇風機がついていたが、少し暑かった。シャワーは水だったが、寒いと感じたことはなかったので夏は大丈夫だと思う。お母さんにはベンガル語を教えてもらったり、インドの文化について教えてもらえたりしてとても有意義な時間が過ごせた。

◆ボランティア活動に関して◆
活動先施設:   シャンティダン(子供、精神障害者)シシュババン(健常孤児院、又は障害孤児院) 
活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
シャンティダン:2回、午前(9時ごろから12時ごろまで)洗濯をして、10時のティータイムをはさみその後は施設の人のご飯の準備をした。マニュキュアを爪にぬることもあった。食事の時間は1人で食べることができないお年寄りに対して食事の介助を行った。洗濯は大量にあって大変だったが、いろいろな国の人ともできて楽しかった。食事介助を初めてして、施設の方が食べてくれず難しいこともあった。
シシュババン:午前2回障害孤児院(8時から12時)、午後1回健常孤児院(3時から5時半)

午前は一緒に遊んだり、おむつの替えや着替えをしたり、食事介助をした。午後は子どもたちと外で遊んだり、乳幼児の食事介助をしたりした。(障害孤児院)初めておむつの替えをして、布のおむつだったが、意外にできた。食事は食べやすいように細かくしても食べてくれない子や、吐き出してしまう子もいて大変だった。子どもたちに何か言われても何を言っているのか聞き取ってあげられなくて申し訳なかった。子どもたちは歩けない子もいるが、みんなとてもかわいかった。(健常孤児院)子どもたちは走り回っていてとても元気だった。  

◆ホームステイ先からボランティア施設までの交通手段は?◆
徒歩(20分)→バス(1時間くらい)→マザーハウス(シシュババンはマザーハウスの近くでした。)→徒歩(10分)→バス(20分)→シャンティダン  

◆Cultural activitesに関して◆
・ベンガル語レッスン:
週に4回、無料。お母さんが夕食後にしてくれた。
・ヨガ体験:
一回300ルピー(約600円)私は体が硬すぎてあまりできなかったが、日本人4人と自分のホームステイ先のお母さんと一緒にできたので楽しかった。自分のホームステイ先のお母さんがヨガの先生だった。
・日本人シスターのお話を聴く:
無料。毎週日曜日の4時半からあるということで聞いた。この方は、マザーテレサにもお会いしている方だったのでマザーテレサがどのような人だったかというお話も聞けたので良い経験となった
・マザーハウスのミサへ参加する:
車1台400ルピー。ミサは無料。6時からと早いためバスが運行しておらず、カロルさんのお友達に車でのせてもらっていった。バスだと1時間以上かかる道が朝早くて道が混んでいないためか、25分でついた。ミサは英語が聞き取れなかったので何を言っているかわからなかったが、参加できてよかった。 
・市内徒歩散策:
・パークストリートを歩いたがその日は休みだったようで何もなかった。

◆持ち物に関して◆
日本より用意し、役に立ったものは?
・ウエットティッシュ(除菌のものが良いと思う)、手ぴかジェル
・ゴム手袋:洗濯をする際役立った 
・首からさげれるコインケース:ボランティア中やバスの中で便利
・マスク:コルカタの町はいろいろなにおいが混ざっていてマスクを時々した。 

その他、便利だと思うものは?
・マザーハウス近くの飲食店や買い物できそうなところをあらかじめ調べて地図と一緒にプリントアウトしたもの。
・殺虫剤:私の家では虫はほとんど出てこなかったが、出てきている家もあったので必要。

◆コルカタ市に関して◆
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
・FLAVOURS:マザーハウス近くの飲食店でエッグロール(約36円)やチョーメン(焼きそばのようなものやあんかけ麺のようなものもある)がある。ここで食べてお腹を壊した日本人はいないのでたいていの人は大丈夫だと思う。

・more:FLAVOURSの隣のスーパー。FLAVOURSに飲み物が売っているかわからなかったため、ここで購入した。トイレもあるので便利。 

・名前は忘れたけどサダルストリートらへんにあるお店:インドっぽいズボンや像の貯金箱、かばん、ショールなどお土産に最適なものがたくさんあった。 

・ブルースカイカフェ:Wi-Fiがあるので便利。食事もオムレツやピザなどインド料理以外もある。 

◆ご参加頂いた時期に関して◆
気候、お天気はどうでしたか?
曇りの日が多かったが蒸し暑かった。雨は夜に振ることが多く、傘はほとんどささなかった。雨季だったので、道路が水浸しになるようなことがあると聞いていたがそのようなことには一度もならなかった 

服装は?
半そで長ズボン、クロックスのような靴。長袖の上着を持って行っていたが、暑すぎてきれず空港内の寒さをしのぐときにしか着なかった。長袖を持って行ったが使わなかった。

◆インドの物価に関して◆
ご参加時のレートは?  1ルピー=約2円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
水1L:20ルピー 
ズボン:250ルピー  
チョーメン:35ルピー

◆予防接種に関して◆
渡航にあたり予防接種を受けましたか? はい  
はいと回答された方は、その種類をお知らせ下さい:
破傷風とA型肝炎。B型肝炎予防接種をしておいた方が良いと医師から言われたが間に合わなかった。 

◆今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど◆
・ずっと行ってみたかったインドに行くことができ、短い間だったがボランティアをすることができたのでとても良い経験になった。はじめは、一人での参加だったため不安がたくさんあったが、同じ時期にCECの人が5人くらいいて、日本人のボランティアもいたので現地での不安はなかった。カロルさんも道に迷った時など助けてくださった。 

・道に普通に人が寝ていて日本ではあまり見ることのない光景を見て、胸が苦しくなることもあったが、私にはどうすることもできないもどかしさを感じた。

・私は1週間と短い滞在だったためボランティアに4回しか行けなかった。(5回のはずだったがストライキがあるため交通がとまるということで一回いけなかった。)2週間くらい滞在したらもっと得ることがあると思ったが、最終日にお腹を壊したので自分にはちょうど良い期間だったとも思う。インド観光(デリーとか)やネパールにボランティアに行く人もいたのでそのような旅もよいと思った。

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お母さんのお友達にヘナタトゥーをしてもらった。 

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ホストファミリー宅でのごはん(カレー)

お名前:岡田  性別:女性      ご年齢: 20代