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インド・イギリスの遺産
イギリス統治時代の200年間、1700年の半ばから-1911年まで、コルカタはインドの首都でした。
その時代、インドには英国ヨーロッパ風の建造物や習慣が導入されましたが、とくにコルカタはたくさんのヨーロッパ風の建造物が建てられました。Victoria memorial、コルカタのSt. Andrew’s 教会は、ロンドンに有る同名の教会と形もそっくりです。Marine Police Headquarters、Church of the Lord Jesusなどが集まります。ほかにも小さな建物など、ヨーロピアンの雰囲気を漂わす建造物が多いのですが、200年前後の古い建物の中には手入れが行き届かず、崩壊の危機にある建造物も多いのです。
現在イギリスの文化省のトップがインド人であることもあり、インドとイギリスの文化交流が深まりつつあります。
その中で、歴史的な建造物を保存するための協力体制が話し合われています。
もうひとつ、コルカタがイギリスから受け継いだものの中に、「コルカタ人気質」があるようです。紳士的で、女性に気を使う習慣です。
確かに、コルカタの地下鉄には女性専用シートがあり、満員のバスに乗ると、みなさんが席を空けてくれようとします。
ほかのインドの大都市と比べ、女性が住みやすいと感じるのはイギリスの文化が影響しているのかもしれませんね。