海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

毎日たくさんの驚きや発見、刺激

【参加期間】      
2014  年 12  月 2  日   ~ 12 月  15 日     

【参加されたプログラム名】 
ベトナム孤児サポート、ベトナム日本語ボランティア

【参加の動機】
東南アジアを感じてみたい、と思いました。
ボランティアを通して微力ながらベトナムに貢献できるのと、現地の人と交流できるところに惹かれました。

【印象に残ったこと・感動したこと】
ベトナムに来てはじめに感じたことは、バイクの量がとんでもなく多い!予想以上でした。運転は雑で、クラクションが鳴り止むことがない、という光景は新鮮でした。バスでさえ運転は雑で、乗降者する時にきちんと停車してくれないことがよくあり、ひどい時は体をぶつけたりしました(笑)。しかし、この雑さと、活気、暑さ、元気、喧噪、エネルギーが絡み合う、ベトナムの雰囲気が、私は好きでした。日本に比べて、街全体に若さを感じました。忘れられない思い出は、横断歩行を渡ることです(笑)。『歩行者優先』という言葉は存在しないので、バイクによけてもらうために、ゆっくりゆっくり歩を進め、やっとのことで向こう岸に到達できた時の達成感といったら!
                                                                                  
【大変だったこと】 
12月は、ベトナムで1番気温が低い時期、ということもあり、暑かったですが、耐えられない暑さではありませんでした。
大変だったことは、一度、ひったくりに遭いかけたことです。わかば前の通りを歩いていたら、バイクに乗った男2人組が、後ろから来て、後方に乗った男が、私の腰をつかんで、走り去って行きました。ウエストポーチのバックルを外そうとしたみたいです。幸運にも失敗したようで、バッグは無事でした。ひったくり犯の去り際に、犯人と目が合った時は、ぞっとしました。このような体験は初めてだったので、警戒心を強める、良い経験になりました。その後からは、ウエストポーチのバックルに、タオルをぐるぐる巻きにしてから外出するようにしました。ですが私はもともと、ウエストポーチの中にはガイドブックしか入れておらず、お金などの貴重品は、服の下に付けた薄いウエストポーチの中に入れていました。あとは、ショルダーバッグを肩からななめがけにして持ち歩いていました。
とは言っても、ベトナムは、思ったよりは、はるかに安全でした。街も、道路も、普通に一人で歩けました。自分がきちんと気を付けていれば、トラブルに巻き込まれる可能性は、低いと思います。

【楽しかったこと】 
毎日、全てが楽しかったです。特に、CECならではのおもしろさといったら、日本語学校の生徒さんと友達になれたことと、同じ時期に参加した日本人ボランティアさんと仲良しになったことです。これらの人との関わり合いが、ものすごく楽しかったです。忘れられない思い出です。

【持ち物について】 
帽子、カッパ(メコン川ツアーで雨が降ったとき使いました)、サンダル、洗剤(服を手洗いするのに使いました)、折りたたみ傘、ウェットティッシュ(毎日使いました)、ガイドブック(毎日使いました)、海外対応ドライヤー、パソコン etc…

【現地での服装について】 
半袖Tシャツに、七分丈ズボンまたはスカート。100均で買ったビーチサンダルを履きましたが、靴擦れができてしまいました。絆創膏を貼ると問題なかったですが、たくさん歩くので、足に合うサンダルがあると助かります。
帽子とマスク(現地で購入した派手柄の布マスク20000ドン。多くのベトナム人が使用していました)を常に着用しました。 

【現地の物価】 
1円≒176ドン
バス6000ドン(約34円)、ミネラルウォーター4500ドン(約26円)
大衆食堂でごはん:45000ドン(約266円)、街のカフェやレストランで食事:100000ドン(約568円)
メコン川ツアー209000ドン(約1188円)
コンビニなどでパンを買ったりしたら、食費はもっと安上がりにできると思います。

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【コミュニケーション手段(言葉の問題など)について】 
指差しなどのジェスチャーや、会話帳、電卓などを使用すれば、あまり困ることはありませんでした。
特に街中では、英語が通じることがよくあったので、コミュニケーションを取ることができました。
ベトナム語が話せなくても、なんとかなりました。

【ステイ先の情報・感想】  ホテル
きれいでした。毎日掃除してくれます。小さい蟻が湧いていましたが、そんなに気になりません。WiFiもよく入りました。冷蔵庫もあります。毎日新しいバスタオルが2枚用意してあります。ベッドの掛布団が薄かったので、少し冷える夜は、長袖の上着を着て寝ました。扇風機が付いていて、洗濯物を乾かすのに重宝しました。毎日快適に過ごすことができました。ホテルの人とコミュニケーションを取るのに、会話帳がとても役立ちました。

【派遣(ボランティア)先について】 
孤児院…活動時間:9:30~11:00。子どもたちと遊んで、ごはんを食べさせてあげて、お昼寝の時間になったら帰る、という感じでした。最初は何をしたらいいかわからなかったのですが、子どもたちの方から寄って来てくれたので、一緒に遊びました。折り紙、クレヨン、画用紙、パズルなど、100均で購入したおもちゃを持参したら、大人気でした。特に、私が絵を描いてみせると、とても興味を持ったみたいで、ずっと飽きずに見ていました。子どもたちは、皆、純粋です。たかが数日訪問するだけの私ができることは、訪問した時に、子どもたちに楽しいと感じてもらえる時間を作る、ということだと思いました。

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日本語ボランティア…月・水・金は15:00~20:00。火・木は15:00~17:30。宿題の答え合わせや発音の練習などをしました。説明する時、ベトナム語が話せないので、英語を使ったり、ジェスチャーしたり、イラストを描いたりしました。日本語で生徒さんとたくさんおしゃべりしましたが、それがすごく楽しかったです。多くの生徒さんがフェイスブックを持っているので、フェイスブックがあれば、それを通じてコンタクトをとれます。皆さんとてもフレンドリーで、ローカルな屋台にごはんを食べに連れて行ってくれたり、観光に連れて行ってくれたりしました。現地で友達ができたことが、ベトナムでの楽しさを2倍、3倍にしてくれました。

【やってみたかった事・やり残した事】 
2週間あれば、満喫しつくした、と感じることができました。もし次回ベトナムに来ることがあったら、北部のハノイや、中部のダナン、フエなどを訪問し、ベトナムを横断してみたいです。強いていえば、トラブルを避けるためにシクロやバイクタクシーには乗りませんでしたが、1回くらい挑戦してみてもよかったかもしれません。 

【その他、自由にご記入ください】 
ベトナムでは、毎日たくさんの驚きや発見、刺激がありました。道路を歩くだけでも、観光になりました。行ってみないとわからないことが、数多くありました。
ベトナム料理は、すごくおいしいです。タイ料理のように辛くなく、マイルドな味付けで、日本人向きです。また、ベトナム人は甘いもの好きなのか、甘いものがたくさんあり、甘いもの好きな私には、とても幸せでした。練乳入りのアイスコーヒー『カフェ・スアダー』は、時には喉が渇くほど、甘いものもありました。絶品でした。しかし、ドリアンと香草は、好きになれませんでした。屋台でも食事をしましたが、私は食あたりは一度もありませんでした。
雑貨がかわいい!水牛の角でできた箸、箸置き、スプーン。小物入れ。サンダル、ワンピース。バッチャン焼き。お土産屋さんは、何度のぞいても、飽きませんでした。
ベトナムは、本当に本当に、行ってよかったです。

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女性  20歳代