海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

聴覚障害児の孤児院は3年ぶり二回目です

タイのボランティアにも参加頂いたことのあるシニアボランティアの方が、今回、2回目のバリ島孤児院ボランティア(聴覚障害孤児サポート、孤児サポート の両方)に参加くださいました。
そして、お写真とレポートをお送りくださいました。現地では、お手玉が人気だったそうです。あと、夜、活動する場合は、声 の大きさに注意をしないといけませんね。
⇒レポートはこちらから

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レポートとは別に孤児院での様子をメールでも連絡もくださいましたので、以下、原文のメールをそのまま転記します。

聴覚障害児の孤児院は3年ぶり二回目です。何人かの子ども達が私のことを覚えていてくれていて、走りよりハグしてくれたのが嬉しかったです。
ク ルンクンの孤児院は院内に泊まることもあり、子ども達と濃密な時間を過ごす事ができます。関わり方によってはワットサケオよりも濃い感じで す。

《  聴覚障害児の施設 》
・ 3年ぶりの訪問。
・ 私のことを覚えていてくれる子ども達が何人かいて、駆け寄ってくれたのは嬉しかった。
・ 食事は女子の家の方でする。男子も普段は女子の家の方でおしゃべりしたり、テレビを見たりしてる。
・ 今回はお手玉を持って行った。(親戚のおばさんに頼んで作ってもらった。)子ども達は面白がって遊んでくれた。
・ あやとりのひもを渡すと、早速『二人あやとり』を始める子どももいた。一人あやとりで『ほうき』『女の子』を作ったり『指ぬけ』をしたりする子もいた。
・ あやとりが定着している感じ。3年前に私も遊んだけれど、きっとその後もボラが子ども達とあやとりして遊んだからだろう……と想像した。
・ 男の子達はサッカーやバドミントンの運動系あそびをしていた。
・ 道路を挟んだ向こう側に公民館(?)のような建物があり、その駐車場が広々としている。そこを使ってサッカーをしていた。
・ サッカーボールはあるがペコペコ。空気入れを持って行ったら喜ばれるかも?
・ 今回はとにかく体調不良だったため、午後3時4時くらいに出かけて子ども達と同じ夕食を頂き、5時6時にはホテルに戻った。後はホテルでごろごろしてい た。
・ 子ども達は朝、学校に行きお昼には帰ってくる。子どもと触れあうなら午後の時間が良い。
・ 寄付をする。700,000Rp。
・ ホテルと施設の中間あたりにコンビニ『インドマート』がある。手近で便利。一度、ここでカップラーメンを買ってホテルでお昼に食べた。ホテルでは飲料用の お湯と冷水が常時使える。

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《  クルンクンの孤児院 》
・ それぞれ小学校、中学校、高校へと行っている。
・ 基本的に学校は午前中。お昼には子ども達が帰ってくる。
・ 中には少数だが午後から学校に行く子どももいる。
・ 子ども達は1時から昼食。4時から掃除、5時からお祈り、6時から夕食。その後は勉強をする子ども達もけっこういる。
・ キリスト教の施設だからお祈りがある。賛美歌のような歌を歌う。
・ 朝は5時からお祈り、6時から朝食。とてもついては行けなくて部屋で寝ていた。
・ 宿泊した日は実際のところ、朝4時半頃からお祈りが始まった。いくら何でも早すぎ。
・ 施設長のEdyさんは、ご自身がこの施設出身。今は結婚して小さなお子さんがいる。
・ 朝食が早すぎて食べられなかった朝は、Edyさんが私のためにわざわざ取って置いてくれた。心遣いがありがたかった。
・ 4階がボランティア用の宿泊施設。一部屋に4人×4部屋。
・ ちょうど4階が工事中で私は二階の端っこの部屋に泊まる。何だか予備の部屋みたいでベッドが置いてあるだけだった。身体の調子が良くなかったので、4階ま での階段の上り下りよりは楽だった。
・ 私自身がやったのは、
①  子ども達とのおしゃべり。
英 語の通じる大きい子どもがたくさんいる。
教 師を希望していて大学に行きたい、と言う高校3年男子。でも「money problem」と言ってた。何だかハッとさせられた。
②  あっちむいてホイ。
何 人かの小中学生達と盛り上がって遊んだ。
「最 初はグー」「あっちむいてホイ」と発音するのがちょっと不明瞭なので、みんなで声をそろえて発音練習。とても楽しかったのだが、それが夜の学習時間だった ため隣室の職員から「うるさい!」と怒られた。「I’m sorry.」と謝る。
③  ギター。
高 校生がギターを弾いていた。少しだけ借りて日本の歌を披露。森山直太朗の『さくら』が受けた。何度か繰り返して歌うと「さくら~さくら~♪」の部分だけ子 ども達との合唱になった。歌本を持って行って良かった。
④  夜、子どもの勉強をちょっと見る。
中 学生年齢の子どもと分数の練習。1/3+1/2=2/5と計算する。分母を共通化しなくては、 と説明しようとしたけど私の英語力では難しかった。
算 数を教える技術があれば、もっとコミュニケーションが取れたと思う。
⑤  Edyさんとのおしゃべり。
私 の質問にEdyさんは丁寧に答えてくれる。ワットサケオの写真を見せると大変興味深そうに見ていた。fbのアドレスを交換。帰国したら早速友達リクエスト が来た。
⑥  Edy さんに1,000,000Rp寄付をした 。
・ 通りを挟んで向かい側に小さなスーパーマーケットがある。日常品はここでそろう。
・ シャワーではなく水を浴びる。時間によっては水道が出ないので、水は出るときに貯めておく。
・ 室内では蚊取り線香とベープマットを併用。それでも蚊に食われた。蚊ではなかったのかもしれない。
《  ホームステイ 》
・ 身体の調子が良くなかった事もあり、ウタマさん宅にははじめに2泊、最後にまた2泊の計4泊した。
・ ともかく親切にしてもらった。奥さんの手作り料理はおいしいし、リラックスできていごごち最高。
・ ウタマさんは「日本語の勉強したい」と言う。ひらがなの練習をしたり、スマホでひらがなアプリを一緒に探したりした。
・ 奥さんとも日本語の勉強をした。同じくひらがなを書いたり、発音の練習をしたり。奥さんもウタマさんに負けず劣らず日本語の勉強をやりたがっていた。
・ 身体の調子が良くなかったので、ほとんど部屋の中で過ごした。
・ 3人の子ども達もフレンドリー。上の子は大学生で空港の送り迎えの時に運転手をしてくれた。ウタマさんが助手席。
・ 一番下の子は(小4?)なつっこく、何かと私にまとわりついてきた。
・ お手玉を披露した。ウタマさんがとても気に入ったようで「二つ下さい」と言う。5個でセットだったのでそのままプレゼントに置いてきた。
・ 折り紙の孔雀やかえるを作って置いてきた。
・ 3人の子ども達はコンピューターゲーム好き。ウタマさんや奥さんが時々やりすぎを注意していた。