参加者レポート
本当に心に残る経験になりました
スリランカマザーテレサボランティアとホームステイプログラム
◆参加期間◆ 2014年 8月18日 ～ 2014年9 月 2日まで （2週間）
◆参加の動機◆ 以前から幾度がボランティア経験をしており、あまり日本人の居ないところに行ってボランティア活動をやってみたかったから・ホームステイに惹かれたから。
◆ホームステイ滞在に関して◆
家族構成： お父さん お母さん 子供（ 2 ）人 その他（ 祖父・祖母 ）
ペット： 犬が一匹
食事： 非常においしかった
トイレ、シャワーの設備はいかがでしたか：
トイレ・シャワー両方とも屋外の小屋にあってそちらの方を使っていました。家族は主にもう一つ別のトイレを使っていたようです。トイレは洋式のものでトイレットペーパーも用意していただいていました。水の流れは悪いのでペーパーの流す量を考えた方が良いです。シャワーは冷水の日の方が多いのでできるだけ早い時間に浴びた方が良いと思いました。
その他、生活形態について：停電が何度かありましたが、一時的なものでした。懐中電灯はあった方が良いと思います。蚊帳もありますが、穴が開いていることもあるので虫よけはスプレータイプと置いておけるタイプ二種ご用意されることをお勧めします。また朝方の冷え込みがかなり激しいので、気温の変化に敏感な方は何かブランケットなどをご用意されてもいいかもしれません。家の中は基本裸足ですが、虫がいたり土埃なども入ってくるので気になる方はスリッパ等ご用意された方が良いと思います。
感想： 私のステイさせていただいた家庭は9歳の男の子と1歳の女の子がいました。家にいるとき、時間があったらその子達と遊んだり話したりしていました。英語ができる方が多かったので特にコミュニケーションで困ることはありませんでした。滞在中に手の指が腫れてしまって、お母さんにみてもらったところ蟻に噛まれたらしく、薬を塗っていただくと半日ぐらいで治っていました。（虫よけにはご注意ください）ココナッツやサトウキビなど色んなフルーツをいただいたり、私が辛い物があまり得意ではないので辛さ控えめのカレーにしていただいたり、本当に親切にしていただきました。
◆ボランティア活動に関して◆
どちらで活動されましたか？：孤児院 老人ホーム 両方
活動内容と感想：7回、朝9：00～15：00まで活動しました。午前中は老人ホーム、午後は孤児院という感じで基本的に活動していました。朝一は老人ホームではおばあちゃんたちの服を洗濯するので、荷物を所定の部屋に預け（シスターが教えてくれます）、エプロンをお借りして洗濯のお手伝いをしていました。天気のいい日はシーツも手洗いであらったりするので結構体力が必要です。そのあとでおばあちゃんたちのボディクリームや爪切り、ヘアオイルなどもします。おばあちゃんたちと指差し会話帳で会話したりとか、手当に使う包帯やコットンを切ったり、丸めたりといったこともしました。
孤児院の方では、ぬりえやスパンコールなどを持って行った時が一番反応がよかったです。年齢の大きな子たちも一緒に遊んでいました。ぬりえは花や鳥の絵と風景画をインターネットのフリーのものを印刷してもっていったのですが、風景画はあまり人気がありませんでした。スパンコールは（ボンドも一緒に持っていきました）、自分たちの服の飾りにつけたり、ちょうどシスターたちに手紙を渡したかったらしくそのカードにつけたりしていました。他の参加者が持ってこられたジェンガやトランプも楽しんで遊んでくれました。大きい子たちは学校があったり用事があったりして忙しいので主に小さい子たちと遊んでいました。
シスターたちは英語ができるので特にコミュニケーションでは困りませんでした。木でできた人形のペイントや、カードの切り貼り（何かイベントが近かったようです）などシスターからお仕事をもらうことがありました。おばあちゃんたちの誕生日ポスターをつくりたいので全員の写真を撮ってほしい、と頼まれて全員分の写真を撮り、写真屋さんにシスターと一緒に行くといった思い出に残る仕事もありました。
最期の日にはシスターからマザーテレサの資料をいただいたり、洗濯で仲良くなったおばあちゃんからハグしてもらったり、本当に心に残る経験になりました。
◆レクチャーに関して ◆
サリーを着よう！：非常に良かった
その他、面白かったレクチャーをお聞かせ下さい：スリヤンガさんからスリランカの歴史・お祭りの話をきくのがかなり面白かったです。レクチャーではありませんが、スリヤンガさんの弟さんの知り合いの方にホロスコープをつくっていただきました。（5000円でした）
本当によくあたって、色々面白い話が聞けるので生まれた時間と場所が分かる方はつくれるそうなのでお勧めします。シンハラ語ですが、私の場合は家でおばあちゃんと指差し会話帳を読んでいてその時に教えてもらっていました。サリーはゴールのスリヤンガさんに連れて行っていただいたお店で購入しました。インディアンスタイルとキャンディアンスタイルがあるのですが帰国後も一人で着られるように、セパレートタイプのキャンディアンスタイルにしました。[2600ルピーほどです]生地も光沢のあるものから私の選んだバティックのものまでいろいろあるので（お店には山ほどサリーがあります）、購入される方は玲子さんと相談して型を決めて、色もイメージしておくといいかもしれません。背の高い方がキャンディアン、小柄な方はインディアンが似合う、とお聞きしたので参考までに。
◆ゴールに関して◆
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい：ペダルストリート沿いにはたくさん良いお店があります。以下一部紹介します。
ペドラーズインカフェ；イタリアンを食べました。観光客が多いです。おしゃれなレストランです。
Barefoot:布製品や調理器具などかわいいデザインのものが多いのでぜひのぞいてみてください
ジェラートのお店：ペドラーズインカフェの系列のようですが結構色んなフレーバーもありおいしいです。おすすめはココナッツです。玲子さんもおすすめのお店なので聞けば場所を教えてもらえると思います。
LUV SL(?):ピンクの看板が目印の大きなお店です。観光客が沢山いて色んなお土産がそろっていますが、値段は少し割高です。
反対にお勧めできない場所等があればその理由もお知らせ下さい：
特にありませんが、見知らぬトゥクトゥクのドライバーさんにしつこく声をかけられることがあるのでご注意ください。
◆持ち物に関して◆
日本より用意し、役に立ったものは：虫よけスプレーと置くタイプの虫よけ、虫よけのリング。ウエットティッシュ、ゴム手袋（使い捨て）
文房具のおみやげ（9歳の男の子にかなり喜んでもらえました）
カメラ（スリランカ人の方は撮ると喜んでくれました。日本に帰ってから送ってあげると良いと思います。）
指差し会話帳（年配の方と話すときに便利です）
その他、便利だと思うものは：ビーチサンダル（私は向こうで購入しました）：絶対必要です。向こうではこれで過ごした方が良いと思います。ボランティア活動中も洗濯で水が足にかかることが多いので。
ぞうきん：雨等でよごれることがしばしあります。私は持って行ったティッシュ等を使いましたがあった方が便利だと思います。
◆ご参加頂いた時期に関して◆
気候、お天気はどうでしたか：晴れの日が多かったのですが、雨季だったので朝4時ごろにスコールが降ることがけっこうありました。
服装は：ボランティア活動の時は半袖Tシャツにズボン[裾をめくれるもの]を着ていました。（洗濯の時、足元が濡れることがあるので）
◆オプショナルツアーに関して◆
どんなツアーに参加しましたか： タートルファームとボートサファリに参加しました。シナモンの削る様子を見たり、角質をとってくれる魚のプールに足を入れたり、ワニが居たり、自然を満喫できました。マングローブのトンネルや泳ぐトカゲなど見ごたえがあるのでお勧めです。タートルファームでもウミガメの赤ちゃんとちょっと大きめのウミガメを抱っこさせてもらえました！生まれて数日の赤ちゃんたちは本当にかわいかったです。
費用は：他の参加者の方もおられたので6000円でした。
感想：ウミガメの赤ちゃんを抱っこできたのがよかったです。シナモンを育てているところでは、虫歯等に効くシナモンオイルや、調理などに使うシナモン粉末などが売っていました。もし行かれたら記念に買われるのもいいかもです～。スリランカの自然を満喫できます。
予防接種に関して
渡航にあたり予防接種を受けましたか？いいえ
◆今後の参加者に何かアドバイス◆
ボランティア活動・ホームステイと本当に毎日充実した日々を送っていました。みなさんとても親切で、またホームステイやボランティアの地域は観光客がいないのでとても珍しげに見られます(笑)スリランカのガイドブックをじっくり読んで他に行きたい地域があれば、玲子さんに相談されるといいと思います。私も他の参加者の方々も色んな所に行っていました。このプログラム外でスリランカを回られる時ですが、知らない人には（土産物屋の店員ではない）十分に注意なさってください。私はコロンボに一人で滞在していた時に、ホテルの外に出てしばらく歩いたところで英語で話しかけられ、「どこに行きたい？案内するよ」と声かけられ、行きたい仏教寺院を教えてしばしいっしょに歩いていたのですが、「仏教のイベントがあるから」と他の寺院にトゥクトゥクで行くように誘われました。同じような詐欺手口をネットで見ていたので断ると、しばらくしてイベントに間に合わないからとまた同じトゥクトゥクドライバーがやってきました。恐らく相方だったのだと思われます。私が頑なに断るのであきらめてくれましたが一人で旅行される際は十分にお気をつけください。
ヒッカドゥワ、ゴールは観光客も多く、困ったことは特になく街の雰囲気もおちついているので個人的にはそちらの方が安心して歩けるかなとは思いました。
たまたま時期が重なって見れたヒッカドゥワのペラヘラ祭です。にぎやかでダンスが素敵でした。
お名前（イニシャル、ニックネーム可）：A・F
性別： 女性 ご年齢： 20代
