海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

【日本語ボランティア】異文化理解が非常に重要となることを実感

✓空港でドライバーにスムーズに会えましたか?
ドライバーはどのようにして待っていましたか、服装とかですぐにわかりましたか?

  Meeting Pointで待っている人がたくさんいたので、ドライバーの方を見つけるのに少し時間がかかりました。ドライバーの方は、私の名前が書かれたボードを持った状態で、Meeting Pointのイスのところで待っていてくれました。Leisure Coast Limo Serviceのシャツと帽子を身に付けていると聞いていたのですが、どちらも身に付けていらっしゃらなかったように思います(着ていたのかもしれませんが、目立たなかったので分かりませんでした)。

✓活動した学校名
 Keira High School

✓受け持った学年
 主にYear12、Year8

✓子供たちの日本語の学習態度、その学習レベルなどは?
  Year8は日本語の授業が必修で、学年が上がると選択になるとのことでした。生徒たちは、日本語の授業に積極的に参加していました。
Year8の生徒は、簡単な単語と会話を中心に勉強しているようでした。日本語が話せるようになるためというよりは、日本に興味を持ち、異文化理解を促すような授業の進め方でした。
Year12では、日本語を履修している生徒は6人と少なくなりますが、6人とも日本に対して強い興味関心を持ってくれていました。日本語での会話や作文などが勉強の中心で、6人ともかなり日本語の能力が高かったです。日本に短期間留学した経験がある生徒もいました。

✓一日のスケジュール 
 8:40頃 学校に到着
 9:00~  授業開始
 15:20頃 授業終了
 16:30頃 帰宅

✓難しかったことは?
  オーストラリア独特の英語の発音に慣れるのに、少し時間がかかりました。非常に多くのナショナリティが集まっている国なので、出身地域ごとのアクセントやなまりの聞きとりが難しかったです。特に子どもたちは、家族の出身地域によって英語の発音がバラバラであり、またオーストラリア独特の英語の発音(少し鼻にかかったような発音)も使用し、その上(Year7,8,9の生徒たちは)子ども故に発音がまだ未熟だったため、英語を聞き取るのが大変でした。

✓活動でたのしかった(良かったと感じた)ことは?
   実際に教育現場に入って日本との違いを知れたことは、とても勉強になりました。また、生徒たちが’Mis!’と言って話しかけてくれたことは、本当に嬉しかったです。

✓(次の参加者の方へ)活動のために準備しておいたほうがよいと思ったこと
  自分がやりたいと思うことがあるのであれば、その準備。
  日本の教育についての勉強(私は教職課程を履修していたので、ある程度日本の教育システムや問題を理解した上で参加しました。日本の教育について知識があれば、学校でボランティアをする際細かい部分まで比較ができるのではないかと思います。)

✓昼ごはんはどのようにしましたか、いくらかかりましたか(お金)
  Host Familyが用意してくださったので、ほとんどお金をかけずに済みました。学校にCanteenがあるので、そこで買うこともありました。サンドイッチとマフィン1個で5ドル程度でした。

✓土日はどのようにすごしましたか
  SydneyやKiamaなどに観光に行きました。

✓1週間にどれくらいのお金がかかりましたか?(旅行などを除いて)
  学校までの交通費もかからず、食費代もかかっていないので、ほとんどお金を使わずに生活できました。

✓ホストファミリーの家でWIFIできましたか?
  Wifiを使わせてもらうことができたので、ネットの使用は可能でした。

✓学校までどのようにして行きましたか(移動手段)、どれくらい時間かかりましたか?
  家から学校まではSchool Busを利用しました。約20分です。帰りは、学校近くのバス停からFree Busに乗り、途中で降りて家まで歩きました。Free Busに約15分、歩きに約40分かかりました。

✓滞在をつうじての感想 (学んだこと、オモシロイと思った発見、日本との違いでとまどったことなど、なんでもよいです。今後行かれる方へのアドバイスなども)
  たくさんのナショナリティの集まった国だからこそ、日本とは違った理由で異文化理解が非常に重要となることを実感しました。English(科目)で、「自分たちの国にあふれる異文化を見ていくことで、オーストラリアという国を理解しよう」というような内容の授業があったのですが、日本ではそういった国の認識の仕方をしないせいか、とても新鮮で勉強になりました。
国によって事情が異なること、またその事情を踏まえた上で教育が行われていることを改めて実感し、日本の教育に関しても意義をもっとじっくり考えていこうと思うようになりました。

kyoshitu