HISとの共同プログラム（セブ）

この春休みに旅行会社HISと一緒に共同でセブのツアーを企画、運営することになりました。是非多くの皆さんに参加していただきたいと思います。詳しい情報は下記のアドレスをクリックください。
http://eco.his-j.com/volunteer/tour/TF-ceb0001

HIS担当スタッフ内田さんからのメッセージ

こんにちは、企画担当の内田です。
大学生の時、バックパッカーとして色んなところを旅しましたが私が一番印象に残っているのがストリートチルドレンとの出会い。
ストリートチルドレンと聞くと路上で生活する孤児が真っ先に思い浮かびますが、実は親がいる子ども達も多いのが現状。
もちろん実親なので我が子が可愛いのはもちろんですが、貧困に苦しむ親にとって、彼らは収入源でもあるのです。
学校に行く時間があれば、物を売ってゴミを拾って少しでも稼いで欲しいのが親の心情です。
今回の活動地フィリピン・セブ島はリゾート地として有名ですが、メインリゾートのマクタン島から車で30分離れた市内に行くとストリートチルドレンが、昼間から観光客相手に水や土産物を売っている光景を目にします。
孤児院のような施設では、しっかりした「大人」が、子ども達の面倒を見、教育や福祉の面でも保護しています。しかし、彼らには導いてくれる「大人」がいません。
頼りになるはずの「大人」である親がそもそも正しい生活をしておらず、親の影響を受けて非行に走ったり、犯罪に巻き込まれたりするケースも少なくありません。
そんな子ども達の為に私達ができることは何だろう？何か力にはなれないだろうか？
そんな思いから今回は、NPO特定非営利活動法人Eloy Memorial Scholarship(子ども達の親と交渉し、彼らの教育資金サポートを行っているNPO)と協力し、ストリートチルドレン達とスポーツを通じて交流をします。
私達のような「大人」と触れ合うことで、子ども達の大人に対する不信感を和らげ、愛情を少しでも与えることができればと考え、このツアーを企画しました。
また、今回はスラムに住む子ども達の家庭訪問をすることで貧困に苦しむ家族の現状を肌で感じ、「幸せ」とは何か、本当の姿を学びます。